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娘に救われて

私は愛香(あいか)。4年前起こった不思議な出来事。私の二人の子どもがいる。私達の家では夫が主夫。そのため私は今から仕事へ行く。しかし、5歳の長女の愛奈(あいな)は幼稚園で給食があり、今日は嫌いなものがあり、幼稚園に行きたくないと、泣きながら私に抱きつく。2歳妹もおむつを変えろと言う。しかし夫は、今、娘の朝食の目玉焼きの卵がないと言って、近くのコンビニまで卵を買いに行っている。あーもういつも乗っている9:03の快速電車に間に合わないー。3分後。あーもう行っちゃった。次の9:08急行に乗ってももう間に合わないし。夫が帰ってきて、私は駅までダッシュ。近くまで来たとき、異様な様子に気づいた。パトカーや救急車が何台も止まっていたのだ。近くの人まで聞聴いてみると、私が乗ろうとしていた快速電車が脱線してこの駅のホームに突っ込んだらしい。これで、ホームに電車を待っていた。女性が亡くなったらしい。私いつもどおりに行っていたら事故に巻き込まれていたかもしれない。この日はバスで行った。家に帰り着いたら、娘たちにありがとうと言ってあげた。私は今でもしっかり覚えている。