第14話 平穏な日々と暗躍の兆し

新作「俺が電車事故から命をかけて守った女子高生と結婚して幸せになるまでの話」

の方もよろしくお願いします!



まさかの半日もかからずに7000PVを達成していました、、、


読んでくれた方、

本当にありがとうございます!


さて、今回から再び悟視点での本編に戻ります。


ではお楽しみください!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


遼から話を聞いた俺は、

とりあえず、ある機関からの情報を待ちながらいつもの日常に戻ることにした、、、



荒川遼との話し合いから 1ヶ月が経ち、

俺たちは平穏な毎日を送っていた。



最初の頃は、碧のことでクラス中どころか学校中のヤツらが毎日のように俺のところに来ては質問攻めにするというカオスな日々だったが、碧の


「私の幸せを邪魔しないでくれるかな?」


と天使の笑みを浮かべながら言った一言によって、その日から一切悪質な行為はなくなった。


今日も平和に一日が終わり、下駄箱から自分の靴を取り出そうとしたら、、、、、


1枚の手紙が入っているのを見つけた。



差出人は不明、文字からして、女子と言うくらいしか分からなかった。


とりあえず中を見てみると、


『あなたに話があります。

放課後、屋上で待っています。』


と、とても簡潔な文が書かれていた。



とりあえず行ってみるしかないな。と思いながら、屋上へ向かう。


途中で、碧、雪希奈、遼の3人に会ったが、

少し用事ができたから先に帰ってくれと伝え俺は先を急いだ。



屋上に出てみると、、、




そこには、

碧と雪希奈にも劣らずとも勝らない美少女、



七瀬環奈がいた。



彼女は俺に気づくと、

「待ってたよ。」

と、どこかこちらを警戒したような面持ちでそう言った。


「何で、俺を呼び出したんだ?」


こういう相手に、回りくどい言い方は得策ではないと思い、単刀直入に言った。


「いきなりだねー。まぁいいかな。

私ね、あなたが入学式の日の帰りにガラの悪い人達にしたことの一部始終見てたんだ。」



入学式の日ということは、、、、、、




俺がニワトリ野郎にしたことか!


でも、


あの時周囲の人の目にしっかりと


警戒して、、、、、、、、、、


いなかったな。


ここは誤魔化しがきかないと分かり、

「そうだったのか。

それで?

俺を呼び出して、どういう要件なんだ?」


彼女があの日見たことはわかった。


じゃあなぜ、ここまで何も言わなかった?


何か理由が?それと、なぜ呼び出した?


と、必死に頭をめぐらせていると、、

「それを言う前に、

私最初あなたのことが本気で怖かったの。

見た目は大人しそうなのに、あの時はまるで別人だった。

だから、タイミングを探しながら、あなたっていう人物を知ろうと思ったの。

でも、あの人気女優の碧ちゃんの彼氏で、クラスで人気の荒川遼くんの友達、加えてクラスでも秀でた美少女雪希奈ちゃんにも慕われてる。

それを知って、私が思うような人じゃないって気づいたの。」



「それは、お目にかかったようで何よりだよ。」



「それでね、要件というか、お願いがあるんだけど、、、、、」



大方、秘密を知られたくなかったら、

私の言うことにしたが、、、


「、、、、私とも友達になってください!」



「ーーーー。」


は?今こいつなんて言ったんだ?


呆気にとられている俺を見て、

七瀬は今にも泣きそうな顔で、

「無視はひどいよ、、、、。」


「わるいわるい。俺の聞き間違いかと思ってな。でもなんで友達なんだ?

俺はただの根暗陰キャだぞ?」



「あんな美男美女といて、ただの根暗陰キャは結構無理があるよ。」


と彼女は微笑みながら言う。


「まあ、それをほっといても、私はあなたと友達になりたいの!

まあ、断るなら、、、、」


どうやら俺には選択肢がないらしい。


「、、、、、わかったよ。

友達としてよろしくな、七瀬。」


俺がそう言うと、満面の笑みで


「うん!!よろしくね三神くん!」



こうして、、、

七瀬環奈とも友達となり、

俺の陰キャとしての平穏な生活は完膚なきまでに壊されたのだ。


この時の俺はまだ何も分かっていなかった。


平穏というものを。


そして、これから起こることを。




ーーーーーーーー


(都市郊外にある某ビルで……)


(???)

「作戦は順調か?」


(※※※)

「至って良好です

ターゲットもまだこちらに気づいていないかと思われます。」


(???)

「そうか。ようやくか、われわれの悲願が叶うのは。

ようやく、あの憎き〘 三神〙のせがれに復讐ができるのだ。」


そう言うと、その場にいた者たちは歓喜の声を出した。



これからはじまるのだ!

私たちのあやつへの復讐がな、、、、、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



いかがでしたか?



ようやく、七瀬環奈を登場させることが出来ました!


彼女がなぜ、悟に興味を持ったのか?

という部分はストーリーが進みにつれ徐々に判明していきます。


悟に復讐を誓うものたちとは一体!?


面白い!続きが気になる!という方は、

応援、評価、フォロー等々よろしくお願いします!



レビューの方もつけてくださると嬉しいです




さて、次回ですが、

『課外活動と暗躍する影編』が始まります。


お楽しみにしてください!!

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