第6話 中国語教師に台湾客家は非常に多い。楽だから
◎ 中国語教師に台湾客家は非常に多い。楽だから
台湾で、ある中国語教師によると「中国語に文法などない。言葉(漢字)の羅列だけで99パーセント用は足りる」のだそうです。ですから、よく使う単語とフレーズを暗記しさえすれば、そして、それを日常会話で使用する感覚を会得すれば、これだけ簡単な言語はない、と。
まあ、私のように暗記が苦手な人間は、そうもいかないのですが。また、日本の本屋には「中国語文法」なんて分厚い本があるんですから、文法が無いわけはない。
しかし、中国語の教師が欧米人に教える時には、「漢字なんか考えずに、発音だけで話せるようにする」という作業にその殆どが費やされるのは事実です。
日本人にとっては抵抗なく目に入る漢字は、欧米人にとっては全くの象形文字であり、拒否反応がある。しかし、それだからこそ、彼ら欧米人は漢字を無視して発音だけで話をしようとするから、日本人のように、一旦、日本語の漢字の意味を考えてから、なんてことをしない分、会話の上達が早い。
台湾客家にとって、哲学とか思想なんてのはちんぷんかんぷんですが、ペラペラ適当なことを話す日常会話程度なら、母国語なんですから、特に語学教育の勉強なんてしなくても十分できる。
しかも、台湾客家とは創価学会並みの組織力がありますから、就職には苦労しない。
今回、台湾客家の為の「欧米に語学学校設立」なんて、道端で1束30元(100円)のネギだの大根を売っているおばちゃんたちには、何の恩恵もない政策なんですが「国家安全保障のための国家戦略」ということで、簡単に決まってしまう。
これが、台湾客家という「情実や金やコネで優劣が決まる人間社会(宗教的組織)」による、経済政策・政治というものです。
(まあ、日本の場合、税金の65パーセントが韓国(百済)人中心の公務員のために使われている、といいますから、それに比べたらマシかもしれませんが。)
何れにせよ、「台湾客家のコバンザメ商法(中国というブランドにケンカを売ったり、逆に、中国の経済力・政治力・文化力の陰に隠れ、中国モドキ・中国語モドキの偽物商法で、自分たち台湾客家だけの繁栄を図る)」という、彼らの「利念(利益優先の信念)」は「台湾」の衰退と反比例しながら、これからも続いて行くのだろうか。
「たとえ台湾は滅びても、繁栄する中国に寄生する台湾客家は生き残る。」
まあ、しかし「2035年には特急列車で台湾島へ行こう」という(かつての名曲「A列車で行こう」をもじった)歌が、いま中国で流行っているそうですから、中国のおかげで、台湾はいずれ真の繁栄を手に入れることができるでしょう。
2022年11月8日
V.1.1
平栗雅人
取り残されていく台湾客家の台湾 V.1.1 @MasatoHiraguri
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