最強黒魔導士が転生したので普通に過ごしていたら無双していた件

みさか/UN

プロローグ

黒魔法で魔王を討伐して崖に立ち自らの限界に立ち向かっている魔導士が1人。


国王からも認められ、国からは英雄と称えられた最強黒魔導士がいた。


その名もシャドウ


彼は魔王を余裕で倒したが永遠の闇という未開発ダンジョンに挑み自らの限界にぶつかっていた。


「…このダンジョンの1階層で俺でも倒せない魔物がいるだと...自分の技術ではもう限界なのか…。」


彼はスキルバーを開き持ち物から紙とペンを取り、手紙を書き1回だけ使えるスキル:転生を使い、この世を去った。


それから100年後………


タラント王国で第5王子が生まれた。


転生のためさまよっているシャドウの魂がその第5王子に宿り元気な産声が寝室に響いた。


「オギャー!オギャー!(よっし!転生に成功したぞ!)」


生まれたことを聞いた家族はみんな揃って覗きに来たが、父親と母親を除いたその場にいた全員が髪色を見て立ち去った。


この世界では髪色で何の魔法の適性があるかがわかるようだ。


シャドウは兄弟たちのそぶりを見て何が起きたのかは理解はできなかった。


そのことをあまり気にしなかったシャドウは母親からアランという名を名付けられすくすくと過ごしていった。


3年後


「父上ぇーまた魔導書を読んでくださいー」


アランは元気に王宮を走りまわり父親である国王を追いかけていた。


「勘弁してくれぇー…!」


アランは前世は国一の黒魔法使いだった為、国一の蔵書率を誇る王立大図書館の本を一歳から父親に読んでもらっていてすでに大半は読み終えていた。


「魔法使い入門」から「黒魔法の弱さについて」まで隅々まで読みつくしていた。


故に自身の得意な黒魔法がこの世界では弱くなっていることに気づいていた。


だが、アランはそのことを知っても前世で倒せなかった魔物がいる永遠の闇のダンジョンに挑むことを目標としていた。


この黒魔法が弱くなった世界で再び世界を救うと決意を胸にアランは空を見上げていた。


________________________

どうも、みさかの友人ことUNKHOWNです。


ほぼ三日坊主になりかけて慌てて授業中に完成させました。


この小説はできるだけ毎週木曜か水曜に更新することにします。


...日記のほうはとくにいつも変わらずの日常だったので何かあるまで更新は不定期になるかも....。


さて、あとがきはここまでにしてまたこの作品を読んでいただけるとありがたいです。


それではまた来週の水曜か木曜に......。

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