神さまは死がお嫌い
ちづ
第1話 血と死
先に一つだけ。ぶっちゃけ、エッセイ、創作論、近況ノートの使い分けが全然分かってません。
小説もエッセイも好きなことをたくさん書きたいだけなので‥‥あと特定の宗派を貶める意図もありません。一応。
日本の神様ってイメージ的にすごく死の不浄が嫌いな感じがして、面白いです。
死後のイメージなんてだいたい悪いものでしょ? と思いきや、キ〇スト教も仏教も天国とか極楽浄土とかわりと明るいイメージもあるので不思議です(善行を積めば、の話ですが)
日本神話ならもちろんイザナミの黄泉の国の話なんですけど、腐食と暗黒のイメージですね。
あと個人的な神道のあの世のイメージはサ○レンのまんまですね。実際にヨモツヘグイって台詞もあったような。あれは異界だけど。
昔は今よりずっと、死後に対する恐怖とか畏怖とかあると思うんですが、お葬式関係を仏教に丸投げしてる日本の神様が面白くて面白くて。
死後はこうしたら救われる〜! って信仰を広めるのに重要だし、便利だと思うんですが、そこあんまりフォローしないんだ、と。
そんなに死と血の穢れが嫌いなのかなあと。
なんか触れたくもない、まで感じて、その潔癖さがなんか日本の神様のおかしくも好きなところです。
経典を広めるとかあんまり考えてない、石とか木とか川とか自然崇拝から生まれた神様なんだなあっていろいろ神社行くと思います。
近代化されたこの現代で未だに超超超原始的な感覚が残っているのが興味深いです。そのアンバランスさが私が和風ファンタジーもの、伝奇小説が好きな理由でもあります。
なので、今執筆中の『まぼろしの恋』も「神様より死んだ想い人が恋しい」って神様のとんでもない地雷なのでは? と思って始めました。早く神様の地雷踏み抜くところが書きたいです。
今のところすごく楽しいです。
‥‥エッセイになってますかね?
『まぼろしの恋』
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