第3話 「大ピンチ」


なにっ!?そう来たか...

というか将棋してるような書き方だな(?)(メタいな)

くっそぉ、みんなは友達だしー好きだしーでもぉ...

どうすれば...

ここで「いや、実は嫌いだ」って言っても、長い間遊んでて仲良くしてたのにって言われそうだな...どうしよう。

そうこう悩んでるうちに、柏が言った。

「みんな好きなの?」

まずい、時間かかってたんだった。

ええっと...

ハッ!そうだ!


「どっちも好きだが、柏のことがもっと好きだ。キラン」

俺はイケメンのように言って見せた。

だが、普通のことなら「カッコつけてんなww」とか言われるが、柏はどうだろう。

そして、結果は失敗に陥った。

何故ならば、もっと好感度をあげてしまったからだ。

まずい、みんながピンチだ。


_22時。

柏が寝てる間に、スマホでメールを送ろうとしていた。

ちゃんと周りを確認しながら。

もしかしたら監視カメラとかあるかもしれないからな。

よし。ない。楽勝だな。

後は柏がちゃんと寝ているかを確認して...


               ○○学級○年✕組


                      琉斗 おいみんな、今柏の部屋に閉じ込め        

                         られている。どうやら柏は「ヤン

                         デレ」になっているようだ。

                         詳細は調べろ。ピンチが迫ってい   

                         る。




よし。メールを送れたぞ。

後は寝るだけ...あ待て。履歴消さないと。

めんどいなー...


「ねえ、何してるの?」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る