【夫婦恋愛】れな(36歳)〜とっておきのクリスマスナイト

佐伯達男

とっておきのクリスマスナイト

時は、クリスマスイブの夕方5時前であった。


アタシ・れな(36歳)とダンナ(43歳)は、1泊2日のクリスマスのデート旅行で神戸にやって来た。


この日、ダンナの家では同居しているダンナの両親と兄夫婦たちと親せきの人たちが集まってクリスマスイブのパーティーが催される日であった。


アタシは義父おとうさまに『高校時代の友人たちと一緒に旅行に行くから…』とウソをついて家を出た。


ダンナもまた、家族に対して『急に仕事が入ってしまったから…』とうまくごまかした。


義父おとうさま、義母おかあさま…


ウソついてごめんなさい…


ダンナとアタシは、夕暮れの神戸にたどり着いた。


ここから、ダンナとアタシだけの秘密の時間が始まった。


夕方5時前に、ダンナとアタシが乗っている新幹線が新神戸駅に到着した。


ダンナとアタシは、新幹線を降りて駅の外へ出たあとおててをつないでメリケンパークへ歩いて向かった。


夕方5時20分頃であった。


ダンナとアタシはJR・阪急・阪神の三ノ宮駅の向かいのそごうデパートの前に到着した。


アタシとダンナは、こんな会話をしていた。


「れな…うまくごまかせたね…」

「当たり前でしょ…義父おとうさまたちをごまかす方法はそれしかないのよ…それよりもあなた、ホテルの予約はできているの?」

「もちろんだよ…この先のメリケンパークにあるオークラホテルに予約をしたよ…せっかくのイブの夜だから、思い切り楽しもうぜ…さあ、行くよれな。」


アタシは、ダンナと一緒に手をつないでフラワーロードを歩いてメリケンパークへ向かった。


この日のアタシのデート着は、白のブラウスの上から赤色のサンタクロース模様のセーターと下はクリーム色のスカート…


その上から、ベージュのコートをはおって、ニット帽を頭にかぶっている姿…


バッグは、クリーム色のトートバッグ…


足元にはいているブーツは、クリーム色のトナカイ革のブーツ…


お顔のメイクは、コフレドールのクリスマスカラーのアイシャドウとほお紅…


…のクリスマスコーデである。


ダンナは、おしゃれなメンズファッションでバッチリ決めた…


ダンナと結婚して、最初のクリスマスイブ…


ドキドキがいっぱいだから…


ちょっぴりこわいもん(キュン)


アタシは、35歳でダンナと結婚するまでの間本当の恋をしたことがなかった…


ダンナとアタシは、お見合いで出会った。


ダンナの兄夫婦の知り合いの夫婦の紹介であった。


交際期間は、30日間…


30日目に、ダンナからのプロポーズされた。


その翌日に、ダンナとアタシは入籍をした。


ダンナと入籍するまでの間、アタシは全く恋をしなかった…


恋を始めたのは、ダンナと結婚してから…


お見合いしてから30日の間のデートは、ごはんを食べるだけのごくみじかいデートであった。


本当のデートは、結婚してから…


ほとんどはおうちデートが中心であった。


お外でデートは、この日が最初である。


だから、ダンナと秘密の時間をめいっぱい楽しみたいの…


アタシとダンナは、夕方6時に10分前にメリケンパークの内にあるオークラホテルに到着した。


フロントで宿泊の手続きをした後、ルームカードを受けとった。


ふたりが宿泊をする部屋は、窓からハーバーランドや元町の夜景が見えるながめのいいスイートルームである。


(ドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクン…)


ダンナと一緒に部屋に入った時であった。


アタシは、部屋に入った時からドキドキした気持ちが高まった。


ヤダ…


どうしよう…


乳房むねの奥で、ドキドキが起こったみたい…


れな…


ちょっぴりこわい…


この時、ダンナはアタシが着ていたコートを脱がしたあとギュッと抱きしめた。


「れな。」

「あなた…あっ…」


ダンナは、アタシのくちびるにキスをした。


あっ…


(ヌルッ)


ヤダ…


アタシのお口に…


ダンナの舌が入った…


ダンナは、舌先でアタシのお口のネンマクをせめていた。


ダンナは、キスをしたあとアタシをベッドに寝かせようとした。


「れな…」

「あなた…」

「れな…」

「あなた…ベッドはまだ早いわよ…」

「れながほしい…れなの極爆乳おおきすぎるおっぱい…ほしい…」

「ねえ…あなた…順序じゅんじょが違うわよ…まずは…デートしようよ…」


…と言うことで、まずはまちに出てクリスマスイブの夜のデートを楽しむことから始めた。


ふたりは、毎年恒例のクリスマスイベント『ルミナリエ』の会場に行った。


ふたりは、おててをつないで光のページェントをゆっくりとながめた。


ふたりでおててをつないで、ドキドキしながら光のアーチをくぐった。


手をつないでいるだけでも…


ドキドキしちゃう…


アタシ…


乳房むねの奥が苦しくて…


ちょっぴりこわい…


夜8時半頃であった。


ダンナとアタシは、オークラホテルの展望レストランにいた。


ダンナとアタシは、ホテルのレストランで料理長お任せのクリスマスディナーで夕食を摂っていた。


この時、アタシはステーキに盛られていたガーリックが気になったので、ガーリックをよけて食べていた。


ダンナは、アタシに言うた。


「れな。」

「えっ?」

「さっきから、ステーキに盛られているガーリックが気になっているけど…どうしたの?」


だって…


口の中に、ガーリックのにおいがたまっていたら…


キスしている時に困る…


…と思って…


ダンナは、困った声でアタシに言うた。


「れな…ごはんを食べないとからだがもたないぞ。」

「う、うん…」


アタシは、ダンナにワインをついであげようかなと言うたあと、アルミのワイン入れに入っている赤玉ポートワインのボトルを容器から取り出した。


そして、空になっているダンナのワイングラスにワインを注いだ。


(ドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクン…)


この時、アタシの乳房むねの奥でドキドキした気持ちが高まった。


これからダンナに抱かれると思えば…


ドキドキした気持ちが高まってくるわ…


ああ…


どうしよう…


れな…


バーストしそう…


この時、ダンナが持っているワイングラスからワインがあふれそうになった。


「れな…れな!!」

「ああ…」

「ワインがこぼれそうだったよ…」

「ああ…ごめんなさい…」


アタシは、あふれそうになる手前でワインをつぐ手を止めた。


どうしよう…


れな…


ドキドキした気持ちが…


さらに高まったみたい…


アタシの乳房むねの奥でうねっているドキドキは、より激しくなった。


それから2分後であった。


ダンナは、ナイフフォークを使ってステーキを切った。


ステーキの切り口が赤く染まっていたのを見たアタシは、より激しいドキドキに襲われた。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


さらに、切り口から真っ赤な肉汁ドリップがお皿へ流れていたのを見たので、ドキドキがより激しくなった。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


さらにその上に、ステーキを食べるダンナの口元がよりエロティックになっていたので、ドキドキの速度がさらに早くなった。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


ヤダ…


どうしよう…


れな…


こわい…


ダンナの食べ方が…


猛獣サバンナのライオンみたいにするどいわ…


れな…


ダンナにバリバリ食べられちゃうかも…


夜10時頃のことであった。


ところ変わって、ふたりが泊まっているスイートルームにて…


アタシは、白のブラウスの上から赤色のサンタクロース模様のセーターとクリーム色のスカートの姿であった。


ダンナは、浴室でシャワーを浴びていた。


アタシは、ものすごく不安な気持ちに襲われていた。


このあと、アタシはダンナにヴァージンをささげる…


ダンナにヴァージンをささげて、女の子から女に変わる…


だけど…


やっぱりこわい…


ダンナの口元で、ステーキが豪快に切り裂かれていたのを見たから…


さらにこわくなっちゃった…


れな…


ダンナに全部食べられちゃう…


アタシの肉体を豪快に食いちぎったあと骨まで食べられちゃうかも…


そう思うとこわい…


(ガチャ…)


それから7分後であった。


ダンナは、白のバスローブ姿で浴室から出たあとアタシのもとにやって来た。


「れな、お待たせ…さあ、行くよ。」


ダンナは、白のバスローブを豪快に脱いだ。


バスローブの中から、全身毛だらけの猛獣やじゅう系の肉体があらわになった。


アタシの耳に『ガオー!!』と叫ぶ声が響いた。


ダンナは、全身毛だらの姿でアタシにせまった。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


ヤダ…


こわい…


れな…


本当に…


食べられちゃう…


ダンナは『ガオー!!』と言いながらアタシをベッドに寝かせた。


そして、アタシの身体を押さえつけた。


「ガオー、食べちゃうぞ〜」

「あなた…あなた…」


ダンナは、アタシが着ているスカートをくしゃくしゃに乱しながらコーフンした声で言うた。


「れな…れながほしい…」

「ねえあなた…アタシ…まだシャワーを浴びていないの…」

「がまんできない…ガオー…れなを食べたい…ガオー…」

「待ってあなた…待って!!」


こわくなったアタシは、思わずダンナをふりほどいてしまった。


ダンナをふりほどいたアタシは、ホテルの外へ飛び出した。


ダンナをふりほどいて逃げ出したアタシは、東遊園地にやって来た。


東遊園地の公園の木々には、色とりどりのイルミネーションが灯っていた。


公園の中で、カップルさんたちがうでを組んで歩いていた。


幸せなカップルさんたちを見たアタシは、声を震わせて泣いた。


そんな時であった。


ダンナがアタシがいる東遊園地にやって来た。


こわくなったアタシは、逃げ出そうとした。


しかし、ダンナにつかまってしまった。

「れな…」

「イヤ!!離して!!」

「れな、どうしたのだよ…」


アタシは、思わず声をあげて泣き出した。


ダンナは、困った声でアタシに言うた。


「れな…どうしたのだよ〜」

「あなた…ごめんなさい…れな…こわかったの…」

「こわかった?」

「れな…あなたに襲われると思って…こわかったの…アタシ…あなたに言えなかったの…」

「言えなかったって?」

「れな…あなたと入籍をするまでの間…ヴァージンだったの…れな…それが恥ずかしくて恥ずかしくて…あなたに言えなかったの…」

「なーんだ…そうだったのだ…オレも…れなと会うまで…経験は…なかったよ…」

「え?」


この時であった。


白い雪がちらほらと降っていた。


「れな…雪が降っているよ…顔をあげてごらん…」


顔をあげたアタシは、降りだした雪を見つめた。


「きれい…」


涙でぬれていたアタシの顔を見たダンナは、優しくささやいた。


「れな…きれいだよ…れなの涙…雪のようにきれいだよ…」

「あなた…」

「れなの涙を…ずっと…見つめていたい…」


うれしい…


アタシ…


うれしいわ…


ああ…


どうしよう…


うれしくて…


涙が止まらないわ…


時は、深夜11時頃であった。


またところ変わって、ホテルのスイートルームにて…


ダンナは、全身毛だらの姿でベッドの上に座っていた。


アタシは、ダンナに『シャワーを浴びるから待ってね…』と言うた後、セーターを脱いで肌色のストッキングを取ろうとしていた。


ダンナは、白のブラウスからすけて見えるマゼンタのユニクロワイヤレスブラ(3Dホールド)を見たので、激しくコーフンした。


そして…


「れな…」


ダンナは、アタシの身体を強引に抱きしめたあと、再びベッドヘ寝かせた。


「れな…」

「あなた…」

「シャワーはいいよ…」

「だめ…シャワー浴びたい…」

「待てないよ…」

「あなた…」


この時、ダンナは『ガオー!!』と言いながらアタシの身体を押さえつけたあと、アタシの右の首すじに激しいキスをした。


「あなた…苦しい…」

「ガオー…食べちゃうぞ…」

「あなた…苦しい…」

「ガオー…」

「あああ…」


ああ…


苦しい…


苦しい…


あっ…


ダンナに押さえつけられたアタシは、その場で気絶した。


ダンナは、スカートの中に手首を入れた。


ダンナは、スカートの中からストッキングとマゼンタのエアリズムのヒップハンガーショーツを脱がした。


つづいて、アタシが着ていたブラウスのボタンを外して大きくひらいた。


ブラウスの中から、103のIカップの極爆乳おおきすぎるおっぱいを包んでいるユニクロワイヤレスブラ(3Dホールド)があらわになった。


ダンナは、両手を背中に回してブラジャーの後ろのホックを外した。


その後、両手でゆっくりとブラジャーを取った。


ブラジャーの中から、103のIカップの極爆乳おおきすぎるおっぱいがあらわになった。


この時、ダンナは猛獣サバンナのライオンと化した。


そして…


「ガオー!!」


ダンナは、気絶したアタシの身体を激しくむさぼりまくった。


気絶しているアタシは、ダンナにバリバリ食べられた末にヴァージンをうばわれた。


【おしまい】

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