My Only Drama「Lier Diary」

作家:岩永桂

第01話 4分5分を惜しむ社会

My Only Drama「Lier Diary」

私だけのドラマ「ライアー・ダイアリー」

06月04日(SAT)

国営放送でホワイト・ライの存在を知る。

既存の言葉を使うと、優しい嘘、みたいな。

何故、人は嘘を吐くのだろう?

或る日、会話の中で、友人が過去に離婚していることが判り、

それ以降、自分の奥さんにまつわる話をしないように心掛けている。

こっちが気を遣ってるんだから、離婚だ別居だとまくし立てないでくれよな、

と押し付けることはしない。

あくまで、思い出すSWITCHみたいなのを

こちらから押すのは止めようと思っているだけだ。


共有した動画を観た観ないで波風立てるのも嫌だ。

僕は必ず、視聴するように心掛けているが

「あとで観ておきます」とSNSで発信する人々は、大抵の場合、

視聴することを完全スルーして、

「良かったですよ」くらいの着地で事なきを得ようとする。

そんなに4分5分失うことが惜しいのか? 

究極、~ながらでも対応出来る案件なのに?


ホワイト・ライについて書きたいのに、愚痴日記みたいになっている。

そう言えば、人伝に旧友が時々マージャン大会を催していると聞いた。

高校時代は他者の不躾な打ち筋に切れ気味の僕だったが、

今は余裕をもって遊戯に参加出来そうな気がしている。

「お前は王様気取りか!」怒られそうだが、

禁句と書いてKINGとも読めそうなので、喧嘩両成敗!

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