第十七回書き出し祭り【タイあら感想】
1-02「蜘蛛になる」タイトル・あらすじ感想
【タイトル】
なろうというプラットフォーム上、ヒット作に引っ張られやすいタイトルなのを気掛かりに思いながら、あえて簡素なタイトルを選んでいるのは本祭がタイあら同時公開なのもあったからではないかと思われます(強気に攻めれた可能性)。第一印象では引っ掛かりが薄いものの、あらすじを読み振り返ると文学的作品であることも伝わり、「蜘蛛になる」というタイトルが第一話でどこまで表現されるかを楽しみに思いたいところです。
個人的には好き。ぜひ本文を読んで(というよりも完結した後で「これは秀逸だ」と唸れるようなタイトル回収となることを望みます。あらすじ時点でその辺りの期待が高かったですね!)
【あらすじ】
悲惨な境遇にある主人公が復讐心を芽生えさせていく人間ドラマ。「監禁部屋の上部に嵌め込まれた窓から私を見て」という映像的描写が含まれており、描きたいという強い意思を感じるようで好きでした。見せたい場面がある作品は往々にして輝きますからね! 楽しみ。
いじめっ子と私の関係性だけではなく、監禁されている理由に連続的な行方不明事件の犯人が関わることも窺えるので、物語の展望的にも複数の道が予期されていい。主人公の性質が物語の行方そのものを握っているような気さえする。
短編構想なら犯人までは言及しない可能性があって、舞台設定止まりにはなりそう。その場合いじめっ子の人物造形と主人公の背景に重点を置く本文になるのかな。書き出しとしてどこまで描かれるか、非常に楽しみに思いながら、タイあら感想を〆させて頂きます。
本文でもよろしくお願いしますm(_ _)m
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