ゲーム

【ゲーム】勝利の女神:NIKKE レビュー感想(ネタバレなし)

※注意書き※

 個人的観点で話します。

 ここでの意見が必ずしも肯定的であるとは限りません。

※終わり※



 正直素直に面白いです。現状、シナリオの方は6-9まで進んでいる状態なんですが、こういうと語弊がありますけどストーリーがしっかりしている。キャラゲーではなく本格的なノベル要素を含んでいるなと思います。

 広告や様々な場所における触れ込みが「背中で魅せるガンガールRPG」として、不自然にプルプル震えるお尻やら側面での取り上げ方がされていたんですが、蓋を開けてみたら女の子の背中見てる余裕全然ないんですよ。それよりも他で見ないゲーム性にストーリー、キャラクター造形には惹かれる部分が多くあります。このゲームは広告のせいでちょっと世間体が悪くなってる感じもする。でも普通に面白いんですよこれ(ハマってる人)


 縦画面シューティングゲームがめちゃくちゃ面白いです。照準をスワイプで動かして敵を破壊する。攻撃手段は複数あって、射程距離によって戦場でのダメージ判定度も変わるから「ライフルが弱いシチュエーション」、「ショットガンじゃ弱いシチュエーション」が設けられている。キャラを切り替える楽しさ有。

 個人的にはマシンガンが大好きです。リリース記念で配布されているディーゼル(cv:高橋李依)がその武器なんですが、爽快感すごい。敵を狙うのに難しい操作性を要求される場合も少ないので初心者でも遊びやすいし、片手で出来るSTGですね。(オート射撃機能・オートスキル機能がある。※両方入れると全自動でやってくれるし片方入れれば操作難度が減る)


 ストーリーがこれまた良くて、論理的で「なんでそうなる?」という近年のスマホゲーに生じやすい違和感(偏見)が解消されている作品です。展開も急だったり解決法が雑だったりすることもなく、「組織に属してるんだからそんな行動勝手にしていいの?」がちゃんと「ダメだよ」でアンサーされ続けるのでストーリー展開に「上官としての主人公」の責任感がよく見えるポイントが好評価でした。


 NIKKE、というのは女の子たちで、この世界では兵器としてしか見られてないんですが、(後に人権問題が発生していた過去なども見られる)扱いが社会的な側面もあるなかで、主人公は珍しく「人・仲間」として扱う指揮官として彼女らと作戦に臨みます。だけどその扱いは完全に私情であり、「作戦の自由度を狭める」とNIKKEには注意されたりしながらも、確かに他の陣営にはない強固な連帯関係を構築していくのです。ストーリー面白いよこれ。詳しいことはネタバレになるので言えませんが。

 序章の展開、人によってはショックにもなると思うんですけど、続けてほしい。あの展開はストーリー全体に大きく影響して「主人公の動機」となる偉大なものなので、続けてみる価値はあると思います。


 正式略称はメガニケ。このゲーム、私は「スマホに求めてた射撃型シューティングゲーム」だと、高評価をする作品でした。

 今後の展開にも期待です。

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