ボツ世界設定集

じゃがたま

没 ①海獣の眼

テーマ:

後悔と使命


あらすじ:

別世界の装置"海獣の眼"の強奪を謀る犯罪集団に対抗する特殊部隊"遠海の城"の戦いを描く。


ストーリー:

突如として東京湾の海上に出現した機械仕掛けの構造物"遠海の城"。そこにいるロボット"さんご"は、別世界の装置"海獣の眼"を犯罪組織から守って欲しいと話す。それを聞いた発見者(生田〇真)は、"遠海の城"特別部隊のリーダーに就任。犯罪集団を迎え撃つミッションが始まる。


いきさつ:

タイムトラベルの発明による過度な文明の進化により、"海獣の眼"を巡り過去や未来から渡来した人々で、長きに渡る宇宙戦争に発展した別世界。


犯罪集団によって壊滅寸前となった特殊装置防衛機構の宇宙船"神のゆりかご"では、ある科学者が自立型ロボット"さんご"に"海獣の眼"を託した。


それは地球が小型化されて収められた装置。"神のゆりかご"の科学者たちが代々命懸けで守り続けてきた世界に一つとないものだった。


それを手にしたロボットは犯罪集団から装置を守るべく、平行世界にいくことができる空間転移装置"遠海の城"を使い現代の地球にたどり着く。


現代にたどり着いたロボットは、未来技術を教える代わりとして海軍の協力のもと"遠海の城"を設立。発見者の男を特別部隊の隊長に就任させる。


主題歌: (未定)


主演: 生田 〇真


サントラ: 明和〇機


[海獣の城 本部構成]


元海上保安庁所属の隊長

【生田〇真】(名前: 未定)

周囲からの信頼は厚いが重要なところが抜けているドジな性格。東京湾での異常現象の調査に出向いたときに"遠海の城"に遭遇し隊長に任命。幼い頃に幼馴染みを台風の水難事故で亡くしている。


機械に強い冷徹な科学者

氷呉 仄香(こご ほのか)

【杉咲〇】

明るい性格で判断力や行動力が高い。目覚まし時計に名前をつけるほどの機械好き。天才科学者として有名になったところをスカウトされた。好物は有名な製菓会社"ふくわら製菓"の歯車チョコ。


公安警察直属のベテラン

【広瀬〇ず】(名前: 未定)

寡黙で冷静沈着に物事を判断する人物。公安警察では国家公安委員会委員長の右腕と呼ばれるほどの名高い功績をあげている。軍用ナイフなど刃物の扱いに長けているため銃を使うことはない。


ひねくれた性格の放浪者

【山田〇之】(名前: 未定)

"遠海の城"に漂着した正体不明の男。様々な知識を持っており隊長をサポートする一面も。食料庫からくすねたお酒を飲むことを習慣としている。


定年退職をした元会社員

【遠藤〇一】(名前: 未定)

(設定: 未定)


清掃員の陽気なおばさん

【森三〇 黒沢】(名前: 未定)

(設定: 未定)


筋肉バカの天然強化人間

【なかやま〇んに君】(名前: 未定)

(設定: 未定)


自立型二足歩行ロボット

【声優: 福山〇】(名前: 未定)

正式名称はSS-35。本部職員からは"(未定)"と呼ばれている。人の細かな変化に気づきやすい。ひどく不愛想で傲慢な性格。説明口調で完璧主義。


海獣の城行き フェリーの運転手

【サンシャイン〇崎】 (名前: 未定)

(設定: 未定)


"深海の眼"保管室 新人警備員

【戸塚〇貴】(名前: 未定)

(設定: 未定)


"深海の眼"保管室 警備ボット

「Q-S5」

ハエトリグモに類似したデザインの竜胆色の小型ボット。機械言語を話すほかホログラムを使ってコミュニケーションをとる。知覚フィルターで姿を隠しており、信頼する相手には姿を見せる。


[目撃情報を追う視聴者ポジション]


首を突っ込む記者系vtuber

「山羊里あらし」


[別世界の装置]


非接触型空間歪曲装置

空間を歪ませられる小型デバイス。劇中では都内の地下通路内に侵入した巨大な宇宙船から人々を守るためとして空間の拡張に使用された。


[別世界の犯罪集団]


鼠餓歯人(そがのしじん)

政府内に潜伏する形で武器や装置を使わず、巧みに行動範囲を拡大している人物。様々な手を使い侵入や情報入手を行っている。人物に関する情報が少ないため詳細は全く分かっていない。


鼠餓歯人: 鼓動 鷹苗(こどう たかな)

【坂口健〇郎】

人間関係を構築することに長けており、人の懐に入るのが上手い。足跡ひとつ残さず戦争の火種を消したという噂なども流れている。謎多き人物。


牛飫眼団(うおのめだん)

武士のような風貌で"いわづ"と呼ばれる特殊な金属でできた甲冑を着る。切断部が金属のように重量化する"加断刀"という武器を所持している。


牛飫眼団リーダー: (名前: 未定)

【竹中〇人】

江戸時代からタイムトラベルで現代にやってきた武士道を誰よりも重んじる男。"海獣の眼"の解放を目的として活動を行う。武器を乗せた運搬船を襲撃し"いわづ"という甲冑を手に入れたことで、宇宙で恐れられる強力な集団"牛飫眼団"へと変貌を遂げた。武士の心得えの基に狡猾な行いをする人物に対しては、容赦せず制裁を与える。


虎牙忌団(こがのきだん)

巨大宇宙戦艦"白虎"を拠点とする迷彩服がトレードマークの武装集団。カマキリ型の偵察機やレーザー銃、レールガンなど様々な武器を装備する。


虎牙忌団リーダー: 四季 須雫(しき すずく)

【要〇】

”神のゆりかご”の防衛軍元大佐だったが、”海獣の眼”を破壊をするべきだという意見の相違で虎牙忌団として独立。金星収容所襲撃事件の発生時に反逆罪で収監されていた元中将の逃走を援助し、火星に放棄された古い戦艦を再構築して巨大宇宙戦艦”白虎”を造船。常に計画性をもって行動しているが、"神のゆりかご"の看護アンドロイドが殺されたことに深い後悔の念を抱いている。


看護アンドロイド"つばき"

特殊装置防衛機構の宇宙船"神のゆりかご"で稼働する看護用アンドロイド。数十年前に"神のゆりかご"に侵入した四季を引き取って、彼の世話役兼看護士として従事していた。弟のような存在で家族同然のように接していたが、四季は"虎牙忌団"となって姿を消す。"神のゆりかご"総襲撃事件にてレーザー銃で破壊されてこの世を去った。


~シーン~

"神のゆりかご"襲撃で看護アンドロイド"つばき"と鉢合わせをする。レーザー銃を向けると「構いません」と笑みを見せる彼女。撃つことをためらった直後に仲間が発砲する。首を撃たれた彼女は火花を散らして倒れこんだ。仲間は「なにを躊躇してるんですか。アンドロイド相手に」と言う。彼女の亡骸に「すまない」と声を洩らした。


兎噛呼団(とごうこだん)

現代の地球の人々をミュータント化させ組織の拡大を続けている組織。ミュータントは体の一部が強化され、動く物体を無差別に襲う性質を持つ。


兎噛呼団リーダー:(名前: 未定)

【安田〇】

元遺伝子強化に関する研究所の所長。実験目的で"海獣の眼"を探し回っている。民間人を被験者として違法的な実験に利用していたことが発覚して特別金星収容所に収監。金星収容所襲撃事件にて収容所から逃亡し、数週間後に兎噛呼団の設立が確認された。仲間以外は全て被験者と認識しており、常に笑顔を絶やさず倫理観よりも科学を最優先する男だと捕まった元研究員が証言している。


~シーン~

宇宙都市のスラム街をボディガードのロボットと共に歩く。飲み干した缶を道端に投げ捨てて、鉄扉を開けると研究施設に出た。叫び声やすすり泣く声になにかを蹴散らす音にも気に留めず、所長室に入ってパソコンのメールを開く。送られたメールには"神のゆりかご"の地図が添付されており「ほぉ。これはまた……」とニヤリと笑った。

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