10月29日 1

 昨日の文化祭は大成功で終わった。『性転換クラシックメイド書道占い喫茶』は大盛況だった。市販の茶菓子を破格の価格で提供する強気な姿勢を見せていたが、それでもメイド姿を一目拝もうとする物好きな生徒たちで溢れた。性転換という触れ込みのため、恐らく客たちが想像しうる何ともコメントしにくいガタイのいい微妙なメイドたちが接客をすることに間違いはないのだが、それでも文化祭前から楽しみにしている生徒は多いようだった。書道占いの部分は前例がないため誰も正解が分からない状況であり、どのようなパフォーマンスをしてもポジティブに受け止めてもらえたことも成功の要因として大きかった。丸腰が書道具一式を使って披露した落語にブーイングが殺到したことが唯一の失敗であろう。


 そして一番の成功の要因は巣南瑞穂すなんみずほがメイド服で参戦したことだ。巣南は黒と白のコントラストが映えるクラシカルメイド服に身を包み、駆け込み営業のように各テーブルを回り、茶菓子を売りつくしていった。歩くたびに綺麗な黒髪で結わえたポニーテールが揺れて甘い匂いを撒いていく。伊達だて眼鏡も解禁し、健康的な容姿に知的な雰囲気を纏わせ、老若男女問わずあらゆる人間を堕としていった。


 さらに学年のアイドルが魅力的な服装で接客をしてくれるというクチコミが瞬く間に学園中に伝播し、待ち時間が発生するほどの長蛇の列を作りだした。午前中という期間限定の縛りも上手く機能した結果だろう。文化祭の売上は学園一位を獲得した。「渾身の落語だったんだが、なんでウケなかったのかねぇ」「あの最悪な雰囲気を巻き戻したんだから、私に感謝しなさいよ」とは、過酷な労働を終えた後の参加者の言葉である。

 

 午前中のクラスの出し物から解放された一行は、そのまま旧校舎へと足を運ぶ。巣南に限っては功労者のため群がったギャラリーに捕まる可能性があったが、優秀なクスメイトたちが行く手を阻み教室から抜け出すことが出来た。旧校舎は文化祭の喧騒とはかけ離れて静謐せいひつに佇んでいた。ちょっと休憩をした後に百物語が始まった。


 人数はオカ研の三人にプラスしてお客様が一人。宣伝もない、誰も近寄らない、何の得にもならないオカ研の出し物に、一人だけ参加した稀有けうな人間がいた。巣南瑞穂が唯一声をかけた人物だった。奇跡的に百話まで語り終え、百物語も一応の成功ということで幕を閉じた。片付けは休日にやろうという約束の元、その場は解散となった。


「片付けをサボることを条件にメイド服を着たところなんか、ちゃっかりしてるよホントに」

 巣南は『性転換クラシックメイド書道占い喫茶』の片づけを手伝わないことを条件にメイド服に身を包んだらしい。その浮いた時間をオカ研での百物語に費やすことが出来たのが、百話まで話すことが出来た一因だった。

 

 朝になった。蒐はベッドから体を起こす。顔を洗い制服に袖を通す。すぐに学食に向かって朝食を摂った。今日は休日だが朝から旧校舎に向かい、百物語用に模様替えをした部室の片づけをする。朝食後、少し休憩して寮を後にする。文化祭翌日の休日の学園にしては珍しく、後片付けのために登校している生徒がたくさんいた。あわただしく動き回る生徒たちの隙間を抜けて、人気のない校舎の裏口へ足を運ぶ。旧校舎へと続く少し上り坂となっているスロープに差し掛かるころ、前方から丸腰が歩いてきた。その手には暗幕と消火器を持っている。


「やっと片付けに来たのか蒐、暗幕と消火器は俺が持ってきたから、先に元の場所に戻しに行ってくるぜ」

「おはよう丸腰、随分とお早い登校なんだな。元の場所に戻した後もちゃんと部室に帰って来いよ」

「分かってるっての。ただ、本棚やらの備品を部室に戻したら俺は抜けるぜ、ちょっとした用事があるんだ」

 丸腰は予定が入っているらしく、朝早くから自分のできる片づけを実行していたらしかった。尾咲おざき学園は山の上にあるため、学生寮に住む寮生達は休日くらいしか街に降りる余裕がない。休日は寮生たちにとって貴重な時間なのだ。


 その後、蒐と、帰ってきた丸腰の二人で外に出していた部室の備品を移動させていく。

「蒐、学食のハンバーガーは食べたことあるか。寮のほうの学食だぜ」

「何だ急に、何回か食べたことはあるよ」

 本棚を持ち上げながら会話する二人。

「あのハンバーガー、ふもとにあるスーパーから食材を仕入れて寮母さんが作るだろ? それであの美味さだ。とんでもなく美味い。試しに俺も自分で作ってみたことがあるんだが、再現することが出来ない。なぜだと思う? 調理師免許を持ってる寮母さんが作ってるとはいえ、同じ食材を使って調理してるんだぜ? なぜこうも味が違うと思う」

「そりゃあれだろ、下処理とか調味料の種類とか分量とか、細かい部分で工程が違うんじゃないか」

「いや、俺は寮母さんに頼んでレシピを書いてもらったんだ。内緒だよ、とか言われてな。不意の可愛さに思わずときめいちまったんだが、それは置いておこう。でだ、同じ食材、同じ工程で作ったんだが味が違う、自分で作るから違う味に感じるとかいうレベルじゃない。焼肉とすき焼きくらい違う。そこでメモをよく読み返したんだが、そこに小さく可愛い文字で『このハンバーガーは麓にあるダイナーのハンバーガーを参考にしているんですよ。あの大きな書店の横のお店です』って書いてあったんだ。俺は今日リサーチがてら、その店のバーガーを食べに行こうと思う。だからいっぱい働いて腹を空かせようとしているんだ」

「おまえ、寮母さんに惚れてるのか」

「何言ってやがる、寮生なら誰しも寮母に惚れるだろ、あの可愛さだぜ?」

「まあ、たしかに?」

 蒐にはよくわからなかったが、どうやらダイナーで食事をするために朝から全力を出しているらしかった。こいつの原動力がよくわからない。

「というか今はハンバーガーの話だ。俺があのハンバーガーを完全にマスターした暁には、お前には三番目に食べてもらうから楽しみにしておけ」

「なんで一番じゃないんだよ」

「何言ってやがる、美味いかどうかわかんないんだ、だから一番は俺で、二番目はレシピを書いてくれた寮母さんだ。当たり前だろう?」

 丸腰の言葉と同時に備品を全て移動し終えた。


 丸腰は颯爽さっそうと街へと繰り出した。蒐はその背中をどうでもいいような視線で見送った。部室で片付けるべきものは、大量のキャンドルと四隅に置かれている木製の桶だけだった。木製の桶は丸腰が持ってきたはずだが、二人とも完全に頭から抜けていたようだ。

「お、おはよう、寄名よりな君」

 座敷に腰を落としていると巣南瑞穂が部室にやってきた。

「えっと、今はどんな状況かしら」

「ああ、丸腰が街に行く予定があるから、二人で朝早くに片付け始めてたよ。とりあえず最低限の仕事はやったとか言って、丸腰はもう行っちゃったけどな。」

「ああ! そう、片付けね、わかったわ……えーっと、じゃあ私たちも始めましょうか」

 巣南はぎこちなく返事をして、パイプ椅子に座った。そのまま動く様子がない。いつものハッキリとした芯の強さを持つ彼女らしくない。本来であれば率先して動き始めるはずだ。最初の挨拶もやけに緊張した声だった。昨日の文化祭の疲れが残っていて調子が悪いのかもしれない。

「巣南さん、もしかして体調でも悪いのか?」

 巣南は蒐の声にがた、と体を震わせた。少しおびえるような様子で目を泳がせる。よく見れば顔色が悪いし、寝癖なのだろうか少し髪も乱れている。顔もずっとうつむき気味だった。

「い、いえ、そんなことないわよ。ここに来るまでに少し疲れちゃったのかも。こういうのあまり慣れてないからかしらね」


 取り繕うような笑顔を向ける巣南の顔を初めて見た。蒐が想像している以上に、そして彼女が自覚している以上に、調子が良くないのかもしれない。彼女は胸の前で両手の指を握って立ち上がり話し出した。指の動きに落ち着きがない。

「えっと、昨日調べたけど、蝋燭ろうそく燭台しょくだいも燃えるごみとして捨てられるらしいわ。だからごみ袋に全部入れて袋を焼却炉に捨てましょう。そ、それで、袋はどこにあるかしら」

 尻すぼみに声が小さくなっていく。そのまま部室内を見回す巣南。蒐とは視線を合わせないようにしているようだ。そんな彼女に蒐は近づく。蒐の気配に気づいた彼女は固まってしまった。驚いた表情で硬直した彼女の額に蒐は手を伸ばす。

「な、なにかしら」

 今度は蒐が硬直する番だった。巣南の言葉が届いていない。彼女に触れた瞬間にいいようのない違和感を覚えたのだ。

「ちょっ、な、何してるって言ってるのよ」

「あ、ごめん、熱があるのかなと思って、少し熱いけど熱はなさそうだ。えっと、ごみ袋だったよね。ちょっと校舎に行って探してくるよ。」

 身をよじって逃げた巣南を前に我に帰る蒐。彼女は恨めしそうに蒐を睨んでいた。何か言いたそうではあるが何も言ってこない。部屋の隅のほうで縮こまっているだけだ。まるで乱暴でもされたかのような構図に蒐は少し焦る。決して人が来ることはないため第三者に見られることはないが、この状況はまずい。巣南の身に起きた変化を確かめる前に、お互い冷静になったほうがいいだろう。蒐はごみ袋を探すため、部室を後にした。

 


 ごみ袋を手に戻ってきた蒐は、相変わらず挙動不審な巣南と共に部室を片付け始める。その動きはぎこちなく、彼女の抱いている不安や緊張感、蒐の感じている気まずさが時間の経過とともに部室内に充満していくようだった。部屋が片付いていく事に比例して二人の関係性に傷が入っていくようだと錯覚する。お互い、友達と呼べる人がいないまま高校生になった。仲良くなった友人と気まずくなった経験がない。ネガティブなムードが侵食していく空間にいても、どう行動することがベストなのかまるでわからない。

 蝋燭と燭台を全て袋に入れ終える。四隅にある桶はどうしようかと蒐が考えていると巣南が話しかけてきた。

「よ、寄名君。申し訳ないけれど、ごみ袋は任せちゃっていいかしら」

「うん、大丈夫だよ、焼却炉に入れてくるだけだからね」

 重労働は手伝うといった手前、こういうことは率先して行う予定だった。

「そう、ありがとう。じゃあ私用事があるから失礼するわね」

 軽く微笑んだ後、巣南は素早く帰り支度をして部室を出ていった。まるで早くこの場から出て行って一人になりたいかのようだった。その割には蒐に向けた柔らかな笑みは優しいものだった。今までのどの巣南瑞穂とも違う魅力的な笑顔。蒐の頭はより混乱した。片付けによって綺麗になったオカルト研究会の部室を見渡す。百物語をやっていたことが遠い昔のように感じた。時間はおそらく昼過ぎであろう、太陽が一番高い位置に登る頃合いだ。少し腹が減っている。蒐も部室を後にした。



 学園内の学食で食事を終えて、旧校舎に戻るため廊下を歩く。休日も部活動で訪れる生徒がいるため、尾咲学園の学食は休日でも開いている。蒐は休日もオカ研で過ごすことが多いため利用する機会は多い。せっかく制服に着替えて登校しているのだから、今日はこのままオカ研で過ごそうと考えていた。なだらかなスロープを登りきって旧校舎が見えてくる。その旧校舎の影、誰か人が立っている。

「白い髪の毛の女……?」

 そこに立っているのは白い髪の毛の少女だった。丸腰が言っていた特徴の通りで、制服は着ておらず、歳も自分と同じか下であろう顔をしている。髪も肌も白く瞳は赤い。神秘的なオーラをかもし出している。この世のものではないという丸腰の見立ても頷ける見た目だった。数秒、蒐を凝視ぎょうしした後旧校舎の裏へと消えていった。まるで蒐を招くかのような佇まいだった。旧校舎の裏は禁忌きんきの山の入り口へと続く道だ。彼女が学校関係者であれば、いやそうじゃなくとも、止めないと危険だ。


 蒐は急いで旧校舎の裏へと走り出す。管理する必要がある以上、禁忌の山の入り口に続く道は確実にあるのだが、残念ながら蒐はその道を知らない。木々や雑草が生い茂る道をがむしゃらにかき分けて先に進むしかなかった。目的地に近づくにつれ、太陽の光が射しこまなくなり周囲が薄暗くなっていく。徐々に気温が下がっていくのを感じる。木々をかき分ける音と蒐の荒い息遣いしか聞こえない。まるで別世界に迷い込んだような感覚。このまま永遠と目的地に辿り着かず、そして引き返しても帰ることが出来ない不安に襲われる。引き返せない距離を歩いてから後悔をし始めたが、ここまできたら前に進むしかなかった。やがて開けた空間と高い塀が見えてきた。塀の高さは約三メートルといったところか。指でつまめるような凹凸おうとつもない高い壁。登るためには相応の用意と工夫が必要だろう。だとすれば侵入した生徒たちの末路は自業自得ともいえるのだろうか。それほどに怪しく、嫌な胸騒ぎが止まらない空間だった。神隠しにあってもおかしくないと思わせるほどの静寂に包まれた空間。あまり長く居たくはない。

 

 蒐は深呼吸をして気持ちを落ち着かせた後、周囲を見渡した。目に映るのは壁と森のみ。人の気配などどこにも感じなかった。そもそも、あの少女を追いかけようとしていた理由は何であっただろうか。そして、こんなにも必死に禁忌の山に近づいてしまったのはなぜだろう。

「おまえ、そこで何しとんのや」

 突然、頭上から声が聞こえた。学園では聞き慣れない乱暴な方言。顔を上げるとそこには、塀の上にしゃがんでこちらを見つめている少女の姿があった。

「二回も言わせんなや。おまえ、わいを追いかけてきたやろ、何が目的や」

 唐突な出来事に頭が回らない。間抜けな顔で口を開いて彼女の姿を見つめることしかできなかった。何もかもが予想外。禁忌の山の近くにいることも、アルビノの少女が強い言葉で話しかけてくることも、まるで山の中から現れたかのように塀の上から人が出てきたという現実にも、全てに実感がなく脳が思考を停止していた。これは夢ではないだろうか。

 

 ふいに、少女が視界から消えた。同時に背後に何かが着地したような物音が聞こえる。蒐が振り返ると、少女は蒐の首を掴んで押し倒した。

「三回目やぼけぇ、こっからは実力行使や、はよ目的を言わんかい」

「ぐっ、ちょっ」

 少女の手を引きはがすように、蒐は両手で手首をつかんで引きはがそうとする。しかし彼女の手は、およそ人とは思えない力で、びくとも動かない。それと同時に蒐は違和感を感じる。それは今朝、オカ研で巣南に触れた時と似たような感覚だった。

「き、君は……いったい……」

「ああん? まだそんなくだらないこと言うんか、ホンマに折るぞこれ」

 これ、とは蒐の首のことであろう。さすがにそれは困る。やっと死の直面にひんしていることをにぶい蒐は悟った。少女の要求に応えなければ本当に殺されてしまうであろう。

「目的って、き、君が危ないと思って、ここは危険な山だから」

「そんなわけあるかいな、ホンマのこと言わんとポキンと逝っちまうで」

 首を掴まれ喋りにくい状況で、精一杯理由を話したが、受け入れてもらえない。彼女の求める答えとは違っていたらしい。どこかで何かが噛み合っていない。

「だから、それ以外理由なんかないって……、いい加減放してくれ、少し、喋りにくい」

「……ちっ」

 

 少女は不承不承といった面持ちで手を離した。可愛らしい見た目に反して何と凶暴的な性格だろうか。どうやら爪も伸びていたらしい。首の皮膚にめり込んでいたのか流血していた。そして蒐は気道が十分に確保された反動でむせる。今は肺に酸素を送るために必死に呼吸を繰り返した。

「お前、寄名蒐やな。あんたに危害を加えるなってのは言われとる。今のはちょっとしたジョークや、許せ」

 ジョークで人を殺そうとするのか、この女は。とりあえず咽る喉を必死に整える。

「どうやら、自分の性質せいしつも今の立ち位置も理解できとらんようやな。それはそれで幸せやったのに、ここで出会ったのが運のツキってやつか。いや、今会えたことが逆に幸運やったのか。あー、なんやめんどくさいな、難しいことはよくわからん。考えたくない」

「一体、何を話してるんだ」

「お前、昨日あそこの建物で怪しい儀式やってたやろ」

 それは核心を突くかのような問いかけだった。旧校舎で怪しい儀式? 何のことだ?

「蝋燭と人を集めて降霊こうれい儀式やっとったやろ、やけに質素な雰囲気やったけどな」

「昨日の、百物語のことか? 降霊儀式って、そもそもあれは遊びの範疇はんちゅうみたいなものだし、あんなのは迷信じゃ……」

「迷信やないわ。確かに迷信や失敗で終わるときもあるけどな。でも昨日の儀式は確実に作動した。原因は曲がりなりにも百物語を模していたことと、集まったメンツや。お前と、あの日初めて来たあの女おるやろ。この二人が揃った時点で条件は揃ったんや。あとダメ押しにもう一人素質があるやつもいたからな」

 昨日初めてオカ研にやってきた客である彼女と俺が儀式の条件? 素質ある人間がもう一人? 何を言われても意味が良く理解できなかった。

「す、済まない。何の話をしてるかさっぱりだ。順を追って話してほしいし、俺の疑問にもできたら応えてほしい」

「んなもん知るかいな、気分が乗ったら答えたるわ。まずはわいの質問から答えんかい」

 

 話の主導権は少女にあるようだった。さっきの一幕から考えて蒐が少女に適う道理はない。手は出さないといっているがその確証もない。蒐の感じた違和感のこともある。ましてや逃げるなんて不可能に近いだろう。言うことを聞くしかなかった。

「わかった、なんでも答えるから。その代わり質問は分かりやすくしてくれ。状況が上手く呑み込めてないんだ」

「それはさっきまでのことで理解した。あんたホントに何も知らんみたいやからな。とりあえず質問は分かりやすく四つさせてもらうわ」

 四つもあるのか。果たして答えられる質問なのか。暗い森の中で少女と少年の、奇妙な質疑応答が始まった。

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