パリピ

味方なら早く私を罵って今日も天気は優しさのやり


やあハニーいやごめんなさいこんにちは前世はいつも現世でずれる


スリランカ君は首都しかわからない紅茶の香り五年無視して


泣く子らがカシオペア座に並んでる僕はきっと今ペルセウス


秒針の流れが澱みなさ過ぎて花の名前を全て忘れた


また夏がクルクルクルクル来るだろうカラカラカラカラ絡まるだろう


私だけ季節を届けられている大字桜字桜から


宇宙には私と同じ夢を持つパピラもポポラもいることだろう


眠る猫眠るカイマン眠る花瞳は二つ出会えず孤独


待ちわびて伸ばした腕にてんとう虫飛び立つまでの時間を止める


結末は破局にいたる断末魔「中井りんにはかなわなかった」


リーダー! 点呼が終わりません世界はずっと一つのままです


賞味期限一日切れた納豆の味の違いが分かる男だ


お母さんたまにはお菓子を食べさせて パリピはパリピうちはうちです


今日もまた君の吐息を買いに行く手作りケーキと猫の写真で


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