第14話
「足助くん、大丈夫?」
「…眠たい」
なにしてんだっけ…。すっきりした気はするけど、もうわけわかんない。
「そっか」
頭を優しく撫でられた。俺は寝転がって以原先生は起きてて…て、裸!?牛みたいな乳だな。
「…ん?足助くん?興味ある?」
「え?なにが?」
「これ」
持ち上げられた。
「なにがだよ」
「ちょっと待ってね。はい」
は?顔の前に差し出された…どうすんの?吸うの?
「あっ、そうそう!いい」
わけわかんない。掴んでみると案外柔らかい。動物とはまた違った感じ?まぁ、悪くわないさわり心地かな。
「あっ、もっと触って…」
しかしこんなの肩がこりそうだ。いや、俺なにしてんの?これ。
「ふふ、楽しい?どう?」
「わかんねーよ」
「あら、そうなの」
先生は俺からふいに離れた。
「もっかいしたいの?」
「…なんのこと」
「私に任せて?」
は?は?はぁー!?な、なにすんじゃー!
いきなり掴むなよ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。