お前が彼女を殺したんだ ▲

 扉を開けた瞬間、仄かな血の臭いが鼻に届く。素早く辺りを見渡せば、書類が散らかり放題。

「やっぱりお前が持っていたんだな」

 忌々しい声が耳に入る。身構えれば、殺人鬼が悠然とソファーに腰掛けていた。

「返してもらう」

「ふざけるな。……ふざけるな殺人鬼!」

 拳を握り駆け出す。

「よくも柳君を!」


◆◆◆


『きままにショートブレッド』オリキャラ、安綱守侍と鬼桜唯我。決着。

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