突如穏やかな街に現れた、謎の怪獣。でもいるのかいないのか分からない。そこにあるはずなのにいないとも言える怪獣。現実のようで、幻のようでどうすれば良いのか誰も分からず、次第に飽きて受け入れてしまう。そんな幻想のような怪獣に、主人公がふとしたことで変化を与えてしまう。怪獣という存在が、仮に存在したらどうなるのか、怪獣は存在するのかと考えさせられました。最後の雰囲気も好きですね。一読の価値はあると思います