第10話 幽霊武士

 早朝、英俊のテレグラフィーが通信を知らせた。

 窓の外は薄暗くまだ日が昇っていなかった。英俊が照明を15%にして点けるよう指示すると、天井のあたりを浮遊している4個の白いボールがほんのりと明るくなり、室内をうっすらと浮かび上がらせた。

 英俊はテレグラフィーに応じた。「紫雲」

 夜勤をしていたITTのホリー・ウィンタ―が現れた。「紫雲捜査官、異象を感知しました。至急〈天水市てんすいし〉に向かってください。甲冑かっちゅうの武士が人を殺しているという報告が来ています」

「了解」英俊は飛び起きて服を脱ぎ散らかし、戦闘服に着替えながらテレグラフィーを使って他のメンバーに招集をかけた。

 その間律は、雛菊を起こしに行った。雛菊はすでに異象を感知していたらしく、律がドアを叩くとすぐに扉を開けた。

「俺と英俊は先に行く、後から他のメンバーを連れてきてくれ」

「分かったわ」雛菊は支度をするために部屋の中へ戻った。

 英俊と律は――紬は律の肩に止まった――地下のエアポートに辿り着くとイリデッセントクラウズではなく、英俊の個人用マーブルに駆け込んだ。

 律は全速力でマーブルを〈天水市〉の方角へ動かした。

 天水市は上空から見ると市全体が濃い霧に覆われていた。

「悪霊の気配を感じる、サルコスクスの時に感じた違和感と同じだ。何かが引っかかるんだ。でもそれが何なのかまだよく分からない」律はマーブルを濃い霧の中に進めた。ゆっくりと道路を進んでいく。

 午前7時、そろそろ子供の朝ごはんを作ったり、ランチを弁当箱に詰めたりする人々や、仕事前にジョギングをしたりする人たちが起き出してもいい頃だが、どの家も窓の奥は真っ暗で人の気配がしなかった。

 遠くの方で馬の蹄の音が微かに聞こえてきた。その音は少しづつ近づいて来る。何か或いは誰かを探しているかのように、ゆっくりと辺りを窺いながら歩いているようだ。

 律は英俊に向かって合図をした。それに英俊は頷いて答えた。

 そっとマーブルの扉を押し開けた律は道路に降り立った。続いて英俊もその手にハンマーを握り、不気味に静まり返った住宅街に降り立った。

 チーム主任として指揮を執ることが多い英俊は、全体を把握しなければならない為、自ら戦うことが滅多にない。今は律と英俊だけだ、律は英俊の力を必要としていないのだから、英俊は戦闘態勢に入った。

 音の大きさからすると律たちから100mほど離れているようだが、霧が濃くてまだ姿は見えてこない。

 蹄のような音が少しづつ大きくなり、距離が縮まっていると感じる。

 鳥のさえずりも聞こえてこない静寂の中、不気味に響くパカッパカッという音に英俊は身震いがした。一筋の汗が背中を伝う。毛穴という毛穴に全神経を集中させるかのように、辺りを窺った。

 律の姿を視界の隅に入れ、決して離れないようにしていた英俊は、濃霧の中、まるで木々が色づき始めた秋の朝を楽しむかのように歩いている律に慄然りつぜんとした。口角を僅かに上げて、今から化け物と対峙することを面白がっていた律は、ようやくゆったりと刀を構えた。

 50mほど離れた場所まで近づいてきたところで、やっと音の正体の全貌を捉えることができた。

 4本の足に火を灯した赤い目の馬は、全身が燃えている|甲冑の武士を乗せて住宅街を闊歩かっぽしていた。甲冑の武士は薙刀を脇に抱えている。

「炎の武士か……これは面倒な奴に出くわしたな。馬の妖にとり憑くことで実体を保ってる。このままじゃあ除霊できないから馬の妖力を削がなきゃならない。俺は炎の武士の相手をするから、英俊はハンマーで馬をぶちのめせ!」そう言うと律は武士に向かって行った。

 面倒な奴と言った律だったが、炎の武士と戦えることを喜んでいるように英俊には見えた。

 律の刀と炎の武士の薙刀がぶつかり合うたびに火花が飛び散った。

 それは目にも留まらぬ速さで、唖然としていた英俊は我に返り、馬の横っ腹をハンマーで思いっきり叩いた。

 馬の体がぐらりと横に揺れて、律めがけて振り下ろされた薙刀は軌道を逸れた。律は刀を武士の首めがけて滑らせた。しかし、ちょっと切られたくらいではびくともしない武士は反撃に出た。薙刀を振りかざし律の右肩を狙った。律はヒョイと飛び退いて交わした。

 武士は薙刀を翻し、英俊に向かって振り上げた。咄嗟に英俊はハンマーを振りまわして、薙刀に打ち付け刃を割ってやろうとしたが、薙刀は割れなかった。

 そう上手くは行かないかと、ハンマーを構えなおした英俊は思った。

 英俊は馬の頭にハンマーを叩きつけ、よろめいた隙に律が炎の武士の片腕を切り落とした。

 英俊は間髪入れずにハンマーを右から左からと繰り返し打ち付けたが、馬が倒れるまであと少しのところで、武士が英俊に薙刀を振り下ろしてきた。英俊は間一髪のところで刃を避けた。

 しかし、英俊から攻撃を受け続けた馬の妖は、確実に弱ってきている。あと少しだと律が思った時、雛菊が連れてきた残りのメンバーが到着した。

 このまま英俊と2人で倒してもいいが、せっかくの機会だ、いい経験になるだろうと思い律は命令した。「白鶴!タマル!ありったけの水を大量にかけろ!」

 炎を纏った甲冑に驚いてすぐには動けなかった、白鶴とタマルはお互いに視線を交わすと気を取り直して小川に流れる水を操り甲冑の武士めがけて大量にかけた。火の勢いが次第に衰え始める。

「蛍雪!炎の武士を縛れ!」

 蛍雪は律の言葉にハッとし、鞭で武士の胴体と腕を縛り上げた。

「犀星!祓え!」

 犀星が印を結んだ。もう何も怖くなかった。ずっと柳澤の名に縛られ怯えていた彼はここにいなかった。


うらむらくは烏滸おこ沙汰さたたてまつるにかたし」


 炎の武士がゆらりと揺れた。

木箱を開いて構えている律が叫んだ。「もう一度!」


「憾むらくは烏滸の沙汰奉るに為方無し」


 持てる全ての力を出し切った犀星は、がくりと膝がくずおれ地面に跪いた。

 炎の武士はもがきながら、またゆらりと大きく揺れて黒い塊となり律の持つ木箱に吸い込まれていった。

 犀星は呆然とした。自分が悪霊を祓ったのだという事実が信じられなかった。

 犀星の肩を先輩捜査官たちが次々に叩いていき「よくやった」と声をかけても犀星には実感が無かった。

 最後に律が地面に跪いたまま、自分が何をしたのか理解しきれていない、ひょろりとした犀星の体を抱きしめ、頭を優しく撫でてやった。「立派だったよ。伊織君の子孫として恥じない力を見せてくれた」

 犀星は律の肩に顔をうずめて声を上げて泣いた。ひとしきり泣いた犀星は英俊の気配が怖かったので、慌てて律の体から離れた。

「やったわね」雛菊は犀星にウィンクした。

 涙を袖で拭った犀星は雛菊に心を奪われた。顔を赤くした犀星は雛菊を直視することができなかった。そもそも直視できたことなどなかった。

 服からこぼれ落ちそうな胸、ほっそりとした腰に上向いた張りのある尻、長く伸びる手足、全てにおいて完璧に仕上がっている体を見て動揺しない男などいるだろうか。

 時折見せる優しい表情と――妖の調子はずれな言動が彼女に愉快さを足している――落ち込んでいるときも、笑顔にさせてくれる彼女に淡い恋心を抱いていた犀星は、今この瞬間に完全に恋に落ちてしまった。

 でも相手は天狐、決して恋してはいけない相手だ。報われることは無いと、この恋を追いかける前に諦めた。

「被害者の手当ては律と雛菊で、犀星と鬼沢さんで遺体の収容を、それ以外は聞き込みを手分けして行うってことでいいだろうか」英俊が蛍雪に訊いた。

「ええ、そうしましょう」

 約2時間後、全員は集まって報告しあった。

「朝4時にジョギングに出たという女性は、その時に霧は発生していなかったと言っている、その後4時40分ごろ窓から外を見た時には既に今のような霧の濃さになっていたらしい」蛍雪が言った。

「東側の通りの奥、林に近い所の住人が5時、朝食の支度をしている時に、馬の蹄の音を聞いている」フランクは背中を掻きながら言った。夢の中でまで蜘蛛と格闘したせいで、体に虫が這っている気がして落ち着かなかった。

「その直後だろうな玄関先に出て、日課の体操をしていた70代の男性が、隣に住む――こちらも日課のジョギングをしようと、玄関先に出てきたはす向かいの女性が、武士に切られるところを目撃している。それで、慌ててIBAIに通報したそうだ」

 英俊はそれぞれの報告を頭の中で時系列に並べた。

「その女性は身元が分かりました。染谷そめや美李みり47歳、保険会社に勤めていました。夫も同じ保険会社に勤めています」犀星が加えて報告した。

「こちらは早朝出勤の為、いつも5時25分に家を出る男性が、武士に切られるところを向かいの住人が寝室の窓から目撃していました」タマル・ダヴィードと一緒に聞き込みをしていた蛍雪が報告した。

「その男性は卯野うの功基いさき、65歳、警備会社に勤めていました。妻は専業主婦です。かなり動揺しているようなのでIBAIからセラピストを呼びました」中央から西側の遺体を収容していた鬼沢一灯が、情報を伝えた。

 鬼沢に促された犀星が言った。「他の遺体については少々違和感があります。いぬい日花莉ひかり、52歳、夫と一緒に健康食品の店を経営していました。子供が1人、男、25歳です。それと苗村なえむら羽純はすみ、57歳、市内の食料品店で働いていました。元夫はマーブルやテレグラフィーを製造する会社の技術者です。5年前に離婚が成立、ですが、同居しています。子供が2人、長男27歳、次男23歳です。共に自宅で就寝中に押し入ってきた武士に切られて亡くなっています」

「押し入った?」英俊が訊いた。

「はい、両家とも窓が割られていました。乾日花莉の夫ですが、武士は妻の腹を切り裂いた後、自分には目もくれず身を翻して部屋を出て行ったと証言して言います。苗村羽純と元夫は寝室が別だったので切られるところを目撃したわけではありませんが、元妻の悲鳴を聞いて駆けつけると、寝室から出て来る武士と出くわしたそうです。ですが武士は彼の方を見向きもしなかったそうです」

「――まるで狙いがあったみたいだな」英俊は手を顎に当てて考えた。

 律は英俊にぼこぼこに殴られ、ふらふらになった馬の鼻梁びりょうに手を当て霊力を送った。「武士の見かけからすると300年以上前に死んだ怨霊だ、長い年月を経た怨霊に力はほとんど残っていないはず、おそらく、この馬から力を得ていたんだろう。そんな怨霊に自我があるとは思えないし、もし意図的に襲ったのだとしたら、炎の武士じゃなくてこの子の方じゃないかな。妖が人を襲うことは稀だし凶暴性は感じられないから、何者かに操られていたんだろう」

 律から霊力をもらった黒鹿毛くろかげの馬は、小さくなっていた火勢を強くした。

「使えそうだな。使役できそうだし、このまま放置するのは危険だからIBAIに連れ帰るとしよう。それに、頭数とうすうが少ない炎の馬だ、逃したらもったいない」」律は馬に跨った。

「そんな危険かもしれない妖に乗って大丈夫なのか?」心配そうに英俊が訊いた。

「大丈夫だと思うよ。本来馬は大人しい生き物だ」律は馬の首を撫でた。

 遺体は律と英俊が乗ってきたマーブルに乗せて、生きている人間たちはイリデッセントクラウズとファイアフライに乗った。

雛菊は天狐の姿でゆったりと空を賭け、紬は秋の青空を自由に飛んだ。

 その後ろで、炎のたてがみを揺らし、空を切るように駆ける炎馬えんまに跨った律の銀色の髪は風にサラサラとなびき、真昼の太陽に照らされたそれはキラキラと輝いていた。

 その美しい光景に捜査官たちも、地上にいた市民たちも空を見上げ見惚れた。

 英俊のテレグラフィーにメッセージが送られて来た。内容を確認すると増田局長からで、至急オフィスに来て報告しろと書いてあった。

 くすぶり続けていた頭痛の種が、はっきりと自己主張し始めたそれに、英俊は眉間に皺を寄せ、チームに指示した。「犀星とフランクは遺体を解剖医に引き渡すよう手続きを、蘭は報告書を、白鶴は被害者が馬に狙われるような過去があるかどうか、馬との接点を探ってくれ、俺は局長に報告に行ってくる」

「白鶴の調査をこちらでも手伝いましょう」蛍雪は申し出た。

「助かる」英俊は大股でIBAIの地下エアポートを歩いた。

「タマル、後は頼んだ、私も英俊と一緒に局長に会いに行ってくる」蛍雪は長い足で大股に歩く英俊の後を小走りに追った。

「了解」タマルは誰が誰を担当するか、被害者の振り分けを白鶴のところへ相談しに行った。

 フランクと犀星は遺体を乗せたマーブルで地下のラボに向かった。

 律と雛菊と紬は、馬を連れてIBAIの広場に来た。

「まだ人に化けられないみたいだから、死んで妖となってからさほど時が経っていないようね、せいぜい50年と言ったところかしら」雛菊は馬の鼻梁を掻いてやった。

「襲われた4人がこいつの死の原因を作ったのか、それとも4人の何かがこいつの復讐心に火をつけたのか」律の顔が曇った。「エンジュになんて伝えようか」

「はっきり言うしかないでしょうね、どんなに言葉を選んでショックを和らげようとしたって、事実に変わりはないのだから」鼻梁を掻かれて気持ちよかったのか馬は雛菊の体に頭を押し付けた。

「そうだな――パターンなのかな」律はため息をついた。

「パターンって何のこと?」雛菊が訊いた。

「英俊が言ってたんだ、最初は巨大化したウルトラブンブク、その日のうちに地獄の門が開いて犠牲者が出た。次は絶滅したはずの鳥の出現、そのすぐ後に幽霊武士の手で犠牲者が出た。これはパターンなんじゃないかって」

「そうね、2度あることは3度あるって言うしね、次に同じタイミングで事件が起きれば確かにパターンと言えなくもないわね、だけど出現と殺戮さつりく、毛色が全く違うのはどうしてなのかしら」

「はっきりとは分からないんだけど、各々の特質が作用しているんだと思うんだ。生み出すのが得意な俺は島を生み出した。エンジュには生命力を与える力と破壊の力が備わっているのかもしれないな」

「なんにしろ厄介ね、ちょっと天界に行って、天使が何故まだ迎えに来ないのか探りを入れてきてみるわ」

「頼むよ、次の事件が起きる前に早いとこ連れて帰ってもらわないと、本当にこの国が滅亡してしまいかねない」

 雛菊は光の空間を作り出してその中に消えて行った。

 そろそろイーに餌をやる時間だなと思った律は、紬と一緒にエンジュを呼びに行った。

 

 午後8時、紫雲チームと松倉チームの面々は〈ラフター〉に集まった。

 律はオムレツを前にして、鳴ることがないお腹が鳴ったような気がした。一口食べて、このオムレツは毎朝食べても飽きないと改めて思った。この味が絶やされないよう精一杯の努力をしようと決意した。

「雛菊が天国の様子を見に行ってくれてる。番人の天使に命令することはできないけど――番人は誰かに仕えているわけじゃないから、神に近い存在の天狐でも命令はできないんだ。地獄の番人のほとんどが神の命令でも聞かないだろうね――早く迎えに来てもらうよう、お願いすることはできるだろうから、それを期待しよう」

 天国に気軽に行ける雛菊って今更ながらすごい存在なんだなと、そんなのと普通に会話してしまっている自分たちは、不敬に当たるのではないかとフランクは少し心配になった。「律さんは同じ番人なんだから、頼んでみたら聞いてくれるかもしれないんじゃないですか?」

「俺はそもそも天国に立ち入ることができないんだ。地獄と天国の空間は同じなんだけど、その間には結界があって俺は通ることができない、それにたとえ話ができたとしても、天使と悪魔は犬猿の仲だから」律は眉尻を下げて残念そうな表情をした。

「そうか、律さんとエンジュの間が良好なのは例外なんですね」フランクもしょんぼりした。

「まあね、人間好きと人間嫌い、相容れないんだ。エンジュだけど、楽しそうにイーに餌をやってるところを見たら、今回の幽霊武士の件を伝えることができなかった。話を合わせてもらえると助かる――ごめん」

 この重苦しい空気をタマルが破った。「幽霊武士の被害者を調べていて気になることが出て来たんです。私が担当した苗村羽純なんですが、馬との接点はありませんでした。

〈田城市〉生まれ、18歳の時に温泉旅館で仲居として働き始めます。それから27歳の時に〈天水市〉に移住、同じく温泉旅館で仲居として働いています。29歳で元夫と結婚、30歳の時に長男を出産。彼女の人生は一点の曇りもありませんでしたが、気になることが1つ、長男の龍賢りゅうけんです。彼は約1カ月前から〈赤坂市〉で女性と同棲を始めています。その女性は荒井あらい優璃ゆうりこれがなんとサルコスクスの被害者、荒井清玄の次女なんです。単なる偶然かもしれませんが調べる価値はあるかと思います」

「荒井清玄は〈間宮崎市〉出身だったはずだが〈天水市〉か〈田城市〉にいたことがあるのかもしれないな」英俊は何かのピースがはまる感しがした。「荒井清玄と猫塚菜都乃、若松紫月も30年以上前からの友人だと言っていた。もしかすると、4人が知り合いだったという可能性もあるんじゃないか?」

「とにかく2つの事件の被害者が結びついたんだ。念のためサルコスクスの被害者と、幽霊武士の被害者を照らし合わせてみた方がいいだろうな、後から何か出てきて足を掬われたくないし、経歴を調べるのなんて大して時間もかからないしな」蘭が言った。

 蛍雪が言った。「賛成ですね、我々でサルコスクスの被害者を洗います。英俊たちは幽霊武士の被害者を洗ってください。結果を突き合わせてみましょう」

「ああ、何が出るかお楽しみだな。」謎解きが好きな英俊はニヤリと笑った。

 〈ラフター〉のシェフは、皿に緑色のものがない律専用プレートを作ってくれていたので律は完食した。

「俺は明日ちょっと〈間宮崎〉に行ってくる。あそこで感じた違和感が――天水市でも同じものを感じた――何なのか突き止めたい」

「1人で大丈夫か?雛菊がいないし誰か連れて行くか?」英俊が訊いた。

「大丈夫。確認しに行くだけだからすぐに戻って来るよ」

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