第4話 ハーレムキング VS 聖女
ハーレムキングの忍耐レベルが1になりました。この段階で状態異常耐性が常人の2倍になりました。
ハーレムキングの忍耐レベルが2になりました。状態異常耐性が常人の3倍になりました。
ハーレムキングの忍耐レベルが3になりました。状態異常耐性が常人の4倍になりました。
ハーレムキングの忍耐レベルが4になりました。状態異常耐性が常人の5倍になりました。快楽や苦痛などが制御できます。
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ハーレムキングの忍耐レベルが10になりました。状態異常耐性が常人の11倍になりました。これでサキュバスの攻撃を受けても100%レジストできます。
ハーレムキングの忍耐レベルがマックスになりました。状態異常耐性がマックスになりました。これで淫魔王の攻撃を受けても100%レジストできます。
体力増強レベルがマックスとなったため、ハーレムキングのレベルが2に上がりました。モノの大きさが自動で最適化されます。
忍耐レベルがマックスとなったため、ハーレムキングのレベルが3に上がりました。射精するしないが選択できるようになりました。
収納の中は時間の流れが遅くでき、パーソナル空間の方では完全に時間の経過を止められたので、表に出たら、勇者と聖女がまだ瀕死の状態のままだった。
エリクサーを飲ませるはずが、魔王を倒した時にドロップした特製の媚薬を飲ませてしまったのだから、当然の結果である。
王様から預かっていたエリクサーを2人に飲ませると、みるみるうちに具合が良くなっていった。
「君のおかげで助かったよ。よく無事でいてくれたね。」
収納の中に隠れていたことは気づかれていないようだ。
どの道、さっきまでの僕は何の戦力にもなっていなかったんだから仕方がない。
僕たち3人は魔王城から1番近い村まで戻り、そこで1泊し、明朝王都に向けて出発することにした。
村をあげての祝勝会で、勇者と聖女は終始いい雰囲気だった。
魔王の媚薬が少し残っていたのかもしれない。
夜になって聖女の寝床に向かう勇者の姿を目撃した僕は後をつけた。
身体能力がマックスになったおかげで、興奮している勇者に気づかれることはなかった。
勇者が来ることを今か今かと待ちわびていた聖女のもとに、勇者が現れる。
薄いネグリジェ1枚の姿の聖女を見て僕は思わずドキッとしてしまう。
僕は2人の関係を知っている。魔王城までの1週間、皆に隠れて2人で逢引きしている姿を目撃したのだ。
その時も後をつけて、草むらの中で聖女を四つん這いにして勇者が後ろから突いていた。
聖女は気持ち良さそうに恍惚の表情を浮かべていた。
勇者と聖女は情熱的な口づけの後、勇者は自分の服を脱ぐため、うす暗い中で立ち上がった。
勇者がステータスアップ満載の衣服やアクセサリーを外していく。
裸になった2人になら、パワーアップした今の僕なら何とか勝てそうだ。
興奮している勇者は、僕が後ろから忍び寄っていることに気付きもしない。
勇者の延髄に手刀を喰らわせると、簡単にその場に崩れ落ちた。
暗がりのおかげで聖女にはまだ気づかれていないようだ。
魔王の媚薬を口に含み、勇者に成りすました僕は聖女に口移しで飲ませると、おとぎ話のサキュバスかのように聖女は乱れていった。
僕はハーレムキングの名に恥じぬよう、朝まで聖女を寝かさなかった。
嬉しかったのは、いつもより大きいとか気持ちいいとか言ってくれたことだ。
レベルアップの恩恵であるのだが、嬉しいものは嬉しい。
途中で起きかけてきた勇者には再び手刀を喰らわせ失神させ、朝になって僕が退室する時に、見るも無残な体液まみれの聖女の横に寝かせて、勇者の仕業に見せかけた。
お昼近くに遅い朝食を食べ終えた勇者と聖女は、疲れ果てた様子であったため、2日目の宿泊場所である安全な森に到着すると、テントを張ってすぐに寝てしまった。
僕は仕方なく物音を立てずに聖女のテントに入りこみ、寝ている聖女の背後からそっと突き入れた。
さすがに途中から異変に気づかれてしまったが、魔王の媚薬を嗅がせて淫乱状態にさせ、勇者のふりをして乗り切った。
それから5日目の夜までずっと同じように聖女と床を共にしていると、
脳内にアナウンスが流れた。
聖女クラスの女性を100回絶頂させたため、ハーレムキングのレベルが4に上がりました。これにより、ハーレム香を匂わせることができるようになりました。
「ダークちゃん、ハーレム香って何?」
「ハーレム香は、淫魔王のドロップ品の媚薬に少し似ていますが、ご主人に惚れてしまう匂いのことですね。」
「この匂いを意のままに操ってお気に入りの娘に嗅がせれば、すぐにハーレムが出来上がりますよ。」
この時はダークの言葉を少し疑っていたが、6日目のトイレ休憩で聖女にハーレム香を嗅がせてみたら、その恐るべき効果に驚きを隠せなかった。
目を潤ませながら僕を見つめたかと思ったら、聖女がいきなり僕の手を取って茂みの方に連れていき、ズボンを脱がせてサービスし始めたのだ。
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