第5話_出会い Barスペル

土砂降りの中の日本の首都である東京を駆け回り事件解決へと導いた一人の若き刑事が立ち寄ったBar、スペル。

若輩者から色々な職業の人迄もが界隈を超えて集まるそれは不思議な不思議なBarなのでした。スペルの主は三笠栄治。若き元警視総監という肩書きを持つ一方で家は仁義を貫きとうす、ヤクザの家であったのです。

そんな、仁義を貫くヤクザの家で育ち警官の夢を捨て切れずに歴史に名を残す若き警視総監となり引退後にこのスペルを開いたのであった。若きと言うがこの男も三十五歳。

引退時は三十と引退してから未だ五年しか経っておらず時より事件解決へと導く為に裏で勝手でてるのであった。三笠と浅葱は

或る意味表裏一体。表で〈探偵〉として解く浅葱と裏で手を回し乍事件解決へと導く

三笠。二人が出会ったのは浅葱の師匠と共にここへ訪れた事から始まった_


時は遡る事六年前、警視総監最後の年であった時の事件に〈一般の刑事〉として参加した三笠と〈応援〉で呼ばれたまだ弟子の浅葱とその師匠。浅葱は当時〈探偵〉としての立ち回りと〈師匠〉の背中をみて回る事しか

許されていない、[半人前の探偵]であった。

三笠はそんな浅葱の師匠とは顔馴染みで

二人は良く事件発生した時は自ずと情報交換し乍解決へと導いた。そんな技術を勝手でられた〈師匠〉とその弟子、浅葱。

浅葱と三笠はこの時初対面。二人の腐れ縁とも言える関係はここから始まった_



〈後書き〉

偶に挟む、後書きコーナーです。

というか、軽めの人物紹介ですけど。

作者のゆきむら湊です。はい。


〈師匠〉(当時)

孤児であった浅葱を引き取り家族同然で育てた。真逆、自分と同じ〈力〉を持ち乍

自分と同じ〈探偵〉の道へ行くとも思わなかった。[一人前]に育てる迄はしなない積り。


〈浅葱少年〉(当時)

親を早くになくした十歳。拾われた先が憧れていた〈探偵〉で己と同じ力ならばと

〈父親〉として見ていた背中を〈師匠〉として見始めたこの頃。


〈三笠栄治〉(当時)

まさか顔馴染みに子が居るのかと思ったら訳ありで同じ道へ行こうとしてると聞いてバックアップする気満々。〈師匠〉と一緒に子育て奮闘記に入る(予定)。

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