北北西にゲームと往け

シオン

ロックマンエクゼ3

先日ロックマンエクゼ3クリアしましたー。プレイ時間は25時間。日数にして2週間くらいですね。あちこちお使いされた割にはそんなに時間はかかってないですね。


私はエクゼリアルタイム世代でありながらリアルタイムで遊んだことがなかったので、成人してしばらく経ってから遊んだ口なんですが、だからイメージと違ってそんなに自由度がないことにびっくりしました。


というのも、ロックマンエクゼはバトルチップと呼ばれるロックマンが使える武器をプレイヤーがあらかじめ選んでから戦闘で使うのですが、全部好きなように続けて選べる訳ではなくコードと呼ばれるアルファベットに合わせてチップを選んでいくんですよね。


例えばAのコードは同じAのコードを持つチップじゃないと続けて使えない。後は同じ種類のチップだとコード関係無く選べるんですが、基本は同じコードでチップを選んでいきます。

それがゲーム序盤は所持してるチップの数が少なくて限られた戦略しか使えないんですよね。多分最初はキャノンやショックウェーブのDが主体になるんじゃないでしょうか。仮に興味の引くチップを手に入れてもコードが合わなくて使えないか、無理に使おうとして1ターンそのチップ1枚しか使えないとかもザラにあります。

あれこれ試したいのに使うためのチップが揃わないもどかしさはロックマンエクゼ特有のものですね。


そしてこの現象、意外とゲーム終盤まで続きます。今回のロックマンエクゼ3はLを主体としたソード中心のフォルダで進めてましたが、他はあまり集まっていなくてバリエーションに乏しい感じになりました。そのせいでラスボスのプロトにだいぶ苦戦させられました。


後はよく言われている要素で、シンプルにお使いイベントが多いこと多いこと。しかも行かされた後にまだ戻ってきてまた行かされることも少なくないので、疲労だけが溜まっていきますね。


当時はまだ許されたでしょうが、この仕様は現代のゲームとしては不満が集まることは確実でしょう。4月にアドバンスドコレクションが発売されるので、倍速とエンカウントされない追加要素がないとなかなか快適には遊べないと思います。


しかし、ここまで不満ばかり書いてきましたが、それを差し引いてもロックマンエクゼの戦闘システムは完成度が高い。組み合わせ次第では活躍するチップもありますし、何より相手に合わせてフォルダ編集することが楽しい!


私が便利に使っているドリームソードも敵によっては通用しないこともあり、その度にフォルダを見直して編集するのですが、その試行錯誤がロックマンエクゼをやる醍醐味だと思います。


ロックマンエクゼは名作だと思いますが、お使いイベントや序盤の不便さは確かにあるので、期待し過ぎると理想と現実のギャップを感じてしまうかもしれませんが、それでも戦闘面は他にはない深みがあるのでおすすめですよ。

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