第11話ITO派経済学11 ~数学編2。循環、経済動態~

経済とは市場と参加者、マネー量(マネーストック M3)が決まっていて、その中でお金を取り合うゲーム。日本国という市場の中で、マネー量が1600兆円とすると、あとは循環(お金のやり取りの活性度合い)の問題。そして、中央銀行と政府は金利とマネー量をコントロールすることができる。好景気であるほど循環(お金のやり取り)が激しくなる。


つまり経済というのは、「マネー量」と「循環」、「金利」、「市場参加者」で決まると仮定できる。更に為替が絡むと話は複雑である。


経済動態(景気) =「マネー量」×「循環」


富 「マネー量」、「資産」、「金利」


経済力 =「人の数」×「人の質」


金利 政策金利、長期金利、預金金利、インフレ率


「経済動態」(景気)は、循環が一定ならマネー量を増やせば拡大し、マネー量が一定なら循環を増やせば拡大する。

マネー量、循環ともに増大していくことにより、「経済動態」(景気)は無限に過熱する。


2023年時点での日本経済(マクロ経済学)の問題点は、マネー量(マネーストック M3)が少ないことである。循環も弱いが、マネー量を増やすことで一定の景気過熱効果はある。


2023年時点での世界経済(バルク経済学)の問題点は、マネー量は多いが循環が弱いことである。循環を強くする方策を考えてみよう(´・ω・`)。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る