『真の・リベラル 誠の・リベラル』を追ってきてくれている13人(の方々へ贈るエッセイ)
齋藤 龍彦
第1回【『真の・リベラル 誠の・リベラル』は、実は〝ザマァ〟フォーマット】
唐突ですが、これは『真の・リベラル 誠の・リベラル』を追ってきてくれている読者の方々へ贈るエッセイです。タイトルに『13人』などと入っていますが現実には8人ほど(最小pv基準)しかいません。現在、『鎌倉殿の13人』が佳境を迎えているので、つい〝13人〟にしたくなったという、それだけの事です。
現在連載中の『真の・リベラル 誠の・リベラル』。読者の方々には、この奇妙な物語をいったいどんな感じで畳むのかと、そういう興味もあるんじゃないかと思います。
実はこの物語は『ザマァ・フォーマット』なんです。カクヨム内で一大勢力を築いているかの『ザマァ』。気づいていてくれているかどうかは分かりませんけど(何しろ美少女が出てこない)、要約するとこんな感じになります。
主人公はSランクパーティー(大手新聞社本社)に所属しているものの、仲間(社員や上司)からは「パーティーの中にいるだけの役立たず」としか認識されておらず、彼らから次々と理不尽な攻撃を受け続ける。攻撃者達の主たる目的はSランクパーティーからの追放(左遷)。
だが主人公は、自らの身に降りかかる敵からの理不尽な攻撃を、次々退け続けていく。その様は正に無双。これを見て今まで主人公に冷淡だった人間の中に「これほどまでに凄かったのか」と理解者が現れるようになる。やがて『役立たず』から一転、Sランクパーティーの中で〝なくてはならぬ存在〟として徐々に地歩を固めていき、成り上がっていく。主人公の追放を欲したSランクパーティー主催者連中にとってはもはや追放など叶わなくなり、『ぐぬぬ』と歯ぎしりをするしかなく、かくして『ザマァ』となる————
という構成でできています。つまり物語はもう畳む段階に入っています。ただし、〝なにも無かったなら〟————
時に、本作のキャッチコピーは長らく、『なぜリベラル・左派を名乗る者は信用無く人気も無いのか、これを読めば解る』となっています。これだとまるで『保守・右派を名乗る者は信用があって人気もある』と言わんばかり。
確かに当初は、現代日本の『リベラル・左派』を名乗る者達よりは〝まとも〟だろう、と思ってつけたキャッチコピーでしたが、ある日を境に突然事情が変わってしまいました。
それは令和4年(2022年)7月8日。
この日に起こった大事件以降、『なぜ保守・右派を名乗る者は信用無く人気も無いのか』もまた成り立つ事が確定してしまいました。
本作をこのまま当初の予定通り畳んでしまった場合、本作に公平性が無いことになり、〝このまま終わらせるのは自己の良心に反する〟という事態になってしまった。
だがここでひとつ、非常にやっかいな事が。
そう、事は〝韓国絡み〟だった。『真の・リベラル 誠の・リベラル』主人公の天狗騨記者が〝この案件〟について触れてしまうと物語の構成、『ザマァ・フォーマット』が成り立たなくなる。
『韓国の根幹を成す価値観』をボロクソにこき下ろして、ASH新聞社の中で成り上がれる訳がないからだ。(第2回へ続く)
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