このみとしゅこう
バブみ道日丿宮組
お題:魅惑の彼方 制限時間:15分
特等席というのがあるとするならば、坂道の下というのがまさにそうではないかと思う。
登校中の何気ない楽しみでもある。
「……」
僕は身長が低いこともあって、視線は低い。
だから上を見上げれば、自然とスカートの中が見えてくる。皆短い。生徒会メンバーが注意する中を特に気にした様子もなく登校。
僕はもちろん注意されることはない。
外見が子どもなので、短かろうが長かろうが違いがわからない。
3階にある教室に行くには必然的に階段を登る。
ここでも上を見れば、スカートの中がばっちりと拝見できる。皆エロい。生徒会メンバーでなくても注意したくなるようなものを履いてる。
後ろを振り返れば、男子たちが口をあけながら頬を輝かせてた。
それに気づいた女子が男子たちを罵倒する。
一段一段降りてきて、僕とすれ違う。
ばっちりと見てた僕は当然スルー。
同性はノーカンというやつだ。
男子と女子の言い争いを聞きながら、僕は教室へと行く。
「……ぉ?」
教室に入った瞬間ーーお尻をみた。
お尻だ。ほんのりと桃色のお尻。
すぐにぱんつが下から上へと移動しそれは見えなくなったが……確かにお尻だった。
お尻を見せた女子生徒はこちらへと視線を向けると、なんだお前かという感じで脱がせた同級生を怒り始める。
いいものが見えたな。
僕は異性は好きじゃない。好きなのは同性。つまり女子が好きなのだ。それをオープンにすることはないけれど、見えるものはびっしりと焼き付けておきたい。こっそりともらった下着姿の写真とかを大事にしてる。見た目は可愛いということもあって、愛玩動物のように扱われてるのでグループチャットには当然入れられてる。入手先はだいたいそこ。
そしてなんというか、この学校ではぱんつ脱がしというのが流行ってる。しかも女子の間で。それでよくぱんつが公開されるので、女子たちは可愛いぱんつ、えろいぱんつ、子どもぱんつを見せてくれる。記憶するしか機会がないのはひどく残念だろう。
僕もされてしまうことはあるが、子どもぱんつなのであまり受けはよくない。
見せる相手もいないのに、気を使う必要がどこにあるっていうのだろうか。だからといって、
「またか」
机の中にぱんつを入れてくるのはどうだというのだろうか。
さすがに袋の中に入ってるのだが、中身は見なくてもわかる。
僕を好きな女子たちは可愛いぱんつを履かせたいらしい。
更衣室なんてよくお願いされる。撮影もされる。
断ってもいいことはないので、されるがままになるのだが……プレゼントはいらない。
だが、そうともいってられない。
カバンを下ろせば、袋と一緒に僕は更衣室につれてかれる。
もちろん履かせるために。
これが僕の日常なのだ。
このみとしゅこう バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます