第8話

陽介の母親が家の中に入った時であった。


居間のソファーの上に、女の子が着ていた小さなスカートが落ちていた…


それを見た陽介の母親は、背筋に激しい衝撃が走った。


これは一体、どういうわけなの…


さらに奥へ進んで行くと、女の子が着ていた小さなブラウスとグチョグチョに汚れているキャミソールをみた。


もしかしたら…


女の子を襲った変質者の男がいるかもしれない…


陽介の母親は、そう思いながさらに奥へ進んだ。


そしてこの時、陽介の母親は奈美子とみのるとあやめがいる勉強部屋で女の子のあられもない声とガムをかむような音が聞こえていたのを聞いたので、さらに強烈な衝撃インパクトが背筋に走った。


(クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ…)


「イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ…」


やっぱりそうみたいね…


部屋の中に変質者の男が侵入をしていたかもしれないと言ううわさは、本当だったわ…


あら、足元に何か落ちているみたいね…


陽介の母親は、足元をみたとたんに叫び声をあげそうになった。


「ヒィィィィィィィィィィィィ…」


部屋の入り口に女の子が着けていたジュニアブラが落ちていた…


陽介の母親は、さらに強烈な衝撃インパクトを受けた。


大変だわ…


本当に変質者の男が部屋の中にいるわ…


早く助けないと…


陽介の母親は、とっさになりまして部屋の中に入った。


この時、ベッドの上でみのると女の子があられもないことをしていた。


それを見た陽介の母親は、よりし烈な叫び声をあげた。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


このあと、陽介の家で大暴動が発生した。


その頃であった。


りつよはあやめを学童クラブに預けっぱなしにした後、数日間に渡って友人たちと一緒に片原町や兵庫町のカイワイで遊びほうけていた。


家で大暴動が発生していたことにりつよが気がついたのは、祖母バレから二時間半以上経過した頃であった。


大暴動が発生した頃、りつよは兵庫町にあるカラオケボックスで友人たちとジョシカイをしていた。


この時、りつよのスマホに陽介の母親から電話がかかって来た。


受話器の向こう側で陽介の母親がどえらいケンマクで怒っていたのを聞いて、事の次第を知った。


それを聞いたりつよは、顔が真っ青になった。


事の次第を聞いたりつよ、大急ぎで学童クラブにいるあやめを迎えに行った。


学童クラブに着いた時であった。


りつよは、学童クラブの職員の女性から『うちは預り保育じゃないのですよ!!』とどぎつい声で言われたので、しょんぼりとした表情を浮かべた。


りつよは、あやめを引き取った後歩いて家へ向かった。


時は、深夜11時40分くらいのことであった。


りつよとあやめは、とぼとぼと歩いて県道三木綾川線の歩道を歩いていた。


この時、マゼンタのトヨタラウム2台がりつよとあやめの前に急に停まった。


車の中から派手なシャツを着た男たち10人が出て来た。


りつよとあやめは、二組の男たちによって無理やり引き裂かれたあと別々の車に無理やり乗せられた。


「イヤ!!イヤ!!イヤ!!」

「ママ!!ママ!!」

「あやめ!!あやめ!!」


(バタン!!グォォォォォォォォォォォォン!!)


このあと、あやめは西植田町のキャンプ場の近くにある雑木林へ…りつよは雑木林の南東側にあるコンクリート製造工場の敷地に連れて行かれた。


ところ変わって、西植田町のキャンプ場の近くにある雑木林にて…


あやめは、派手なシャツを着た男5人に無理やり倒されて身体を押さえつけられた。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


男5人が、ナイフであやめを脅そうとした。


しかし、あやめが強烈な叫び声をあげた。


あやめは、男たちに首をしめられて殺された。


ところ変わって、コンクリート製造工場にて…


「イヤやめて!!おうちへ返してイヤ!!」


りつよは、男5人にあやめと無理やり引き裂かれた後、コンクリート製造工場の敷地内に連れて来られた。


その後、男5人に無理やり倒されて、身体を押さえつけられた。


「イヤ!!やめて、イヤ、イヤ!!」


足元を押さえつけていた男が、りつよが着ていたボブソンのジーンズを無理やり脱がした。


ジーンズの下からパステルピンクのショーツがあらわになった。


(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)


つづいて、腕を押さえていた男が、りつよが着ていたグレーのTシャツを思い切り破いた。


Tシャツの下から、白のストラップレスのブラジャーがあらわになった。


りつよは、男5人を突き飛ばしてその場から走って逃げ出した。


男5人は、下着姿のりつよを追いかけて行った。


「おい、待てよ!!」

「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


下着姿のりつよは、必死になりまして敷地内を逃げ回っていた。


しかし…


(ドボーン!!ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク…)


りつよは、工場の近くにある川に転落してそのまま沈んだ。


男5人は、りつよが川に転落して沈んだ音を聞いたので、急いで川へ向かった。


男5人が川に転落して沈んでしまったりつよを発見した時、りつよはおぼれて亡くなっていた。


男5人は、事件がバレたら大変なことになると思ったので逃げることにした。


男5人のうち、4人がその場から逃走した。


残された男は、グループの中でおとなしい性格であった。


おとなしい男は、頭を抱えながら泣いていた。


「ううううう…ママ…」


逃げ遅れた男は、小さい時に母親を交通事故で亡くしてしまったトラウマを抱えていた。


下着姿のりつよを見た男は、身体にガバッと抱きついたあと白のストラップレスのブラジャーを引きちぎった。


そして、りつよのMカップのふくよか過ぎる乳房に泣きながら甘えた。

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