１

「こんなんじゃ、まだまだですよ。今は実力では俺の方が上かもしれないですけど。アイツの強さへの執念と、闘志と、伸びしろは俺より上なんで、絶対負けたくないんです。」

２

「悪いな！こいつは、俺がケチらせてやる。お前の出番はないぜ。いつまでもアイツばかりに美味しいところを持っていかれてたまるか！」

３

「お前みたいな甘ったれたバカと協力してアイツに勝つぐらいなら死んだ方がマシだ！俺は…俺の力！だけで、あの気にいらねぇ野郎をぶっ潰す！！！」

４

「君には、負けたよ。だからあの子は君を選んだのか。残念だな。俺も結構本気だったのに…彼女の事。僕の分まで幸せにしてくれよ！泣かせたら殴りに行くからな」

５

「おい、ぽっとでの野郎がなに、俺の獲物を横取りしようとしてやがる！こいつを殺すって言うんならまずは、俺を倒していくんだな！！その後は好きにしろ！！貴様ごときには負けん。おっと、そんなに慌てるなよ。お前の相手はこの俺だ。おい、お前らさっさとだらしなくやられてやがるそいつを連れて逃げろ！全くなんて体たらくだ。こんな姿になり果てたやつに俺は負けたのかと思うとそんな自分には腹が立つ。おい、聞いてなかったのか！邪魔だ。さっさと失せろ！ふん。やっと行きやがったかのろのろしやがって…なんだって俺がアイツの仲間？ふざけたことを言うやつだ！奴は俺が倒すべき相手だ！！御託は良い！！かかってこい。さっさと蹴りをつけてやる！！！」

６

「君とはいつかこうなるんじゃないかと思っていたよ。最初からね。でも君と色々と生死をかけた戦いを乗り越えるともしかしたらこうはならないんじゃないと淡い期待を持った。だが…結局今は、君と今から命がけの戦いをしなくちゃならない。本当は君とは敵ではなく友のままが良かったよ。さて言いたいことは伝えた。もう、悔いはない。戦いを始めようか？」