お別れの、その時に
ももいくれあ
第1話
あたいが見つけた居場所。
誰も知らない、秘密基地。
あたいが投げ捨てた、コトバのあれこれが詰まってた。
あたいに投げ捨てられた、コトバが詰まっていた。
あたいがいつでも迷い込める迷路のような迷い道。
今日もまた、迷い込んで、毛布にくるまって小さくなってた。
気がつけば、迎え入れてくれて、気がつけば手放してくれる。
ダレ?
そこにいるのはダレ?って
いつも思っていたけれど、
あたい以外のダレかがいた。
秘密の居場所のはずなのに、気がつくと、そばにいた。
特に気にならなかったけれど、一体ダレだったのか。
今でも、未だに分からない。
もう、そこには行かないよ。って
ダレかに言いに行かないと。
お別れの、その時に ももいくれあ @Kureamomoi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます