(二)-25
それはともかく、相手が決まったことのはいい。ここから先はまた情報収集と作戦を決めなければならないが、相手が決まったことでやりやすくなった。
以前には、特に好きな人がいないというケースがあり、女子を総当たりでくっつけるよう仕向けなければならなかった。そのときは資金も時間もかかり、とても骨が折れて大変だったのだ。
しかし、今回、こんなにすんなり、カップリングの相手が見つかった。いやはや良かった良かった。
そうして、二つ隣の駅まで電車に乗るコウジ君を改札の外から見送って、私は家路についた。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます