第2章「入学式」
学校は高関市の東側に位置する
交通の便が良く、都心へは新幹線の通勤にも使われてる。街で、北は
わたしの住む街 高関の片丘は学校の場所から西なので、朝は高関駅まで、自転車で行き、駅からは学校のスクールバスが送り迎えをしてくれます。
この学校を選んだ理由は、中学の出席日数がギリギリで公立への進学が難しくて、私立しか行けなかったのと、後は制服がブレザーのリボンタイで可愛かったのが決め手でした。
母親が運転する車に乗り、学校へ向かう。
「愛佳、大丈夫?お母さん 愛佳の事が心配で、
また、中学の時見たいに虐められてしまうのか」
ママ大丈夫だょ。
わたし、前とちがうから
「そうぉ ならいいんだけどね。
ママは心配だよ、また虐められて、学校に行かなくなるのがね。」
自分を変えるために、春休み頑張ってイメチェンしたし、前とちがうょ。
心配しないで!
「始めから、頑張らない方がいいよ。
普通に通ってればいいの!」
もう うるさいな 分かってるから 黙って運転に集中してよね。
「その元気があれば、大丈夫かな」
LINE通知(口笛着信) しーちゃんからだ。
「正門の入口に居るからね」
返信 「うん、分かった。もう直ぐ 着くからね」
詩織 (口笛着信)「昨夜の自撮り見たよ、まなっちさ 前髪を切り過ぎてない?」
返信「やっぱり
詩織 (口笛着信)「大丈夫だと、思うけどねwwww」
返信 「なに それ ひど~ぃ。wwwww。」
詩織 (口笛着信)「
返信 「着いたので、そっちに行くね。」
詩織 (口笛着信)「待ってるね。」
学園の駐車場に着いてから、母と二人で
学園の正門へ行くと、さっきまでのLINEをしていた。
詩織とご両親が待っててくれたので、母と二人で挨拶をする。
詩織の母が
「鹿島さん、ご無沙汰してました。
詩織と二人で同じ学校へ通えるなんで、本当に良かった。
これで、保育園からずっと一緒でね。このままで、大学も
同じになるから、もしかして会社も同じだったりしてね。」
母
「こちらこそ、何時もしおちゃんが、愛佳の面倒をみてくれてるから
こうして同じ学園へ入学できて、ありがとうございます。
これからもね、仲良くしてやって下さい。」
詩織
「まなっち ちょぅ制服、似合ってよ。
ぐるっと回って見せて!」
しーちゃんも、似合ってて可愛ぃょ。
あれ??? スカート丈なんか 短くなぃ?
詩織、
「ウエストで巻いてるからね。
直ぐにもどせるしね。
まなっちもやって上げるょ。ちょっと失礼
スカートの上をねクルクルと二巻きすると
ほら、短くなって、いけてるょ。
つーか 前髪やっば wwwwww。」
前髪の事はいいの!でもさ
これ、やばくなぃ?入学式にスカート丈を短くして
先生や先輩達に 眼付けられるよ。
詩織
「気にしないし、ほら、皆 やってるでしょう。
注意されたら、戻せばいいの クスクス」
笑ってるし
やっぱり、前髪、変かな?
詩織
「もう切っちゃったから 遅いよ。
慣れれば 大丈夫!」
そうかな?気にすると余計に気になるしね
詩織
「気にしない まなっちは 元が可愛いから 大丈夫だよ。」
また、そんな わたしそんなに可愛くないし
あなた達 そろそろ 受付して、クラスの振り分けを見に行くよ。
は~ぃ
受付を済めせ、クラス分けの掲示板へ二人で向かった。
しーちゃん 見て見てっ!嘘、同じクラスだよ。
良かったね。
詩織
「これは、きっと神様の|思し召し(おぼしめし)だよ。」
出来れば、三年間 ずっと同じクラスだといいよね。
詩織
「それ、ありだょね。
でも、二年からは成績順位でクラスが決まる見たい。
出来るだけ成績を同じ位にすれば、いけるかもね。」
そっかー しーにゃんの方が成績がいいから
頑張らないと 置いていかれる。
詩織
「分からない時は、教えてあげるね。
だから、心配しないの」
うん、分かった。
入学式が始まって、体育館へ新入生は移動し学園長、市長、保護者会の会長などと
どこにでもある入学式が進められて行き、在校生の祝辞と新入生代表からの挨拶で入学式が無事に終わり。
それぞれの教室に移動する様に、担任教師の指示に従って下さい。
ぞろぞろと新入生達は移動し始める。
次回
第3章
「夢のリア充、学園生活?」
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