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「さあ、魂と引き換えに三つの願いを叶えてやるぞ、ふはははは」


「必ず三つの願いを叶えてくれるんだろうな?」


「利用規約を見ろ、叶わぬ願いは無いと書かれているだろう、ふはははは」


 そうか、だったら話は簡単だ。


「一つ目、梨華の魂を返してくれ。二つ目、梨華を元の地味な女の子に戻してくれ。三つ目、俺の魂も返してくれ」


「俺様の魔力をもってすれば、そんな願い事など……なんだと?!」


 あれ、画面がフリーズした。いや違う、悪魔が絶句して固まったんだ。俺は勝ち誇った顔をして画面に向かって言った。


「悪魔に二言は無いよな?」


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