第3話 あおいと神様の出逢い
光の神様「はぁ。。。我が愛しのあおいはどうしているか。。。」
創造神「どれどれ、、、見てみよう。」
神々様はあおいの様子を時折ご覧になりながら、光の神様に寄り添っていました。
光の神様は、あおいに会いたくて仕方がありません。その気持ちを神々様はよく知りながら、あおいの成長を楽しみにしていたのでした。
そうして、桜咲き誇るお国の神様に預けられる事になったあおい。
そこで待ち受ける事とは。。。
「私は何処にいくの?」
両親から離れ次にいく神様の事を何も知らないあおいは、不安でした。
そうして、迎えにこられた神様と一緒に次なる神様の所にいくのでした。
あおいを、待っていたのは若い神々様でした。
大きなお屋敷の中に入ると木の良い香りが、漂います。
あおいは、その香りに心を癒されるような気持ちでした。
あおいを、育ててくれる次の神々様は
黒髪の長い大変美しい女神様と、凛としたお姿の線の細い男神様でした。
女神様の名は「結月」
男神様の名は「理人」
お二人は、ご夫婦でありました。
あおいは、お二人の神々様に大事にされながら、すくすくと育っていきます。
結月様はあおいの金色の長い髪を丁寧に毎日結ってくださり、髪には飾り付けをしてくれました。
あおいは綺麗に着飾って貰い、益々可愛いらしい、お姫様となっていきます。
その姿を上から光の神様はご覧になりながら、益々あおいに会いたくなるのでした。
そして、側にいないあおいを恋しがり
時に涙がでるのです。
その姿を1番偉い神様は、ご覧になり、光の神様に話すのです。
「光の神よ。愛とは自分の手の届くところに居るものではなく、離れて成長を見守るものだよ。」
そして、理人様は、あおいに教養を身につけて貰う為に様々な書物を提示し、ご一緒にお勉強をなさいました。
そして、あおいを外へと連れ出し、自然界を見せ、周りにある木々や、満開に咲き誇る桜の木々がある場所へと連れて行くのです。
「この国は、自然豊かであり、国を象徴する桜は常にあのように咲き誇り、見る者の心を和ませる。」
理人様の言葉通り、舞い散る桜を見ながら、あおいは、父である光の神様と一緒に見たいと思うのでした。
そして、あおいもまた、父に会いたくなり、恋しくなるのでした。。。
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