2022年11月9日(水)

任務が何故じゃ、増えだす。


何故かと打ちたかったが、誤字ったままでも良い感じだったので放置する。


今年、職場に来た人が同い年だと初めて知った。

よそよそしく接されるが、まさか年上に思われているのだろうか。


吾輩、傷つくのである。


いや、年齢での距離ではなく、今の職場にいる長さで先輩対応してくれているのだと信じよう。


そんな歴的には吾輩よりも後輩のもやし君。


昨日、業務のアドバイスを求めてくれた。


素直に嬉しいが、緊張した。

それなりに経験はあるが、自信はないため、ドギマギしてしまった。


上手く伝えられたかはわからない。

だが、話が終わったあと、爽やかな笑顔でお礼を言われた。


良いことをした気持ちになった。


さらに去り際に、もやしくれたから聞いたこともないような大きな声で、


「何かあったらまた聞いてもいいですか?」


優越感に浸れた。


もやし君から、そんな大きな声が出るのかと、周りの人が注目してきた。


吾輩も、後輩教育ができるようになったのだよ、諸君。


もっと見てくれても良いのだよ、これほどまでに成長した吾輩を。




今日、吾輩の机に大量の仕事が置かれてあった。




昨日、もやし君にアドバイスしてあげた、もやし君の仕事である。




頑張ってみます、と言っていた仕事が吾輩の机にある。




吾輩の言葉はどう伝わったのだろうか。




何故、吾輩がすることになっているのだろうか。




じっちゃんの名にかけて、名推理を繰り広げる彼にだって、

この謎は、解けやしないだろう。



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