転移ライフシリーズNo.11

@405a

第1話 転移ライフ

 7回目の転移ライフ、この養子になった宮城信太郎。

 この15才の暮らしとなった。

 養母

 「信太郎、引っ越し作業よ」

 信太郎

 「また転勤?」

 養父

 「ああ」

 この転勤の引っ越し作業。

 長野県の田舎に向かう車の中。

 妹の夢

 「お兄ちゃん、ゲーム上はあれなんだけど、物理攻撃、銃撃って違い何?」

 信太郎

 「夢、携帯ゲーム機のソフトはよいが、たこ焼きは半分余るし、横になるのはよいが、中2の女の子が」

 姉の千夏

 「信太郎のお兄ちゃんレベルが高いわね」

 養母の舞

 「早く寝なさい」

 養父の勇二

 「たまに息子のお兄ちゃんレベルが夢をどうにかしてくれないか」

 夢

 「答えてよ」

 座席の真ん中が信太郎、この太ももに寝転ぶ夢、長女の千夏の太ももも夢が寝るヵ所。

 信太郎

 「夢、ゲームは逃げないから、食事と飲み物、他に風景で視力を回復」

 兄に従い、たこ焼き、烏龍茶、また視力を風景で回復。

 ずっと信太郎は夢を教育、また千夏の世話、この他に家事、料理、買い物も母親代わり、父親代わり。

 信太郎

 「父さん、道路に倒れている男性がいるね」

 この前に停止、確認する信太郎。

 男性

 「少年、肺を撃たれた、もたない、この機械を持ってくれ、最後をする」

 この機械。

 男性

 「最適化は済んだ、剣型C.O.M.P.、第七世代、名前はチキンキラー、苦痛丸、メタルキラー、仲魔はない、中に世界救済プログラムが入ってる」

 信太郎

 「はい」

 男性

 「ああ、全部を伝える時間はない、世界救済プログラムの作動の時、ネットに連結してくれ、最後に良かっ」

 剣型C.O.M.P.、他に形見にネックレスを受け取る。

 立ち去る車。

 夢

 「なんか、ゲームみたい」

 信太郎

 「悲しい?」

 頷く夢。

 この兄に抱き付いて寝る夢。

 朝方に借家に着いた。

 7月の10日、この夢が降りた、信太郎が降りた、千夏が降りた。

 勇二

 「剣と形見は信太郎に任す」

 信太郎

 「わかった」

 借家に入る、この子供の部屋が集まる東側、この2DKの部屋が並ぶ。

 休憩と信太郎は廊下の椅子に座る、趣味のチェスを置き、好みのミルクティーを飲む。

 千夏

 「信太郎、どうするの?」

 信太郎

 「千夏姉さん、時間はあるよ、先ずは時を眺めないと」

 後から夢が信太郎の太ももに座る。

 隣にある家屋、私服の女の子が真剣に眺めていた。

 千夏

 「あら、おはよう」

 信太郎  

 「初めまして、望月の千夏が高1、夢が中2、俺は養子で中3の宮城信太郎、君は?」

 私服の女の子

 「私は香苗弓子、後に中3、宮城信太郎君と同じ学年」

 夢

 「ちょっと待って、なんでお兄ちゃんと同じ学年がいんのよ、いきなり恋愛系展開とかふざけるな」

 私服の女の子

 「夢ちゃん、もしかしてギャルゲーファン?」

 夢

 「確かに私はゲーマー」

 弓子

 「明るい、姉、兄とは違う方向に育ったのね」

 信太郎

 「確かに、夢と千夏姉さんは方向が違う、俺と千夏姉さんは方向が似る、夢は方向が異なる、隣人の鋭い読みが当たるなんて」

 夢

 「お兄ちゃん、一応あれだけど、方向が違うのは、うーん」

 千夏

 「あら、夢が黙るなんて」

 弓子

 「楽しい三姉弟ね」

 信太郎

 「今日は休日、隣人の弓子さんに観光案内人を頼もう」

 弓子

 「わかった」 

 この3人は準備、10分後に弓子と合流。

 

















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る