36話 勝利の報酬 貴族へと
すると街は魔王討伐を知らせを既に聞いていて俺達は当然のように歓迎された。それからは街の人達に胴上げされたり、宴会を開いたりと大騒ぎだった。
そして夜になり、ようやく落ち着いたところで国王陛下に呼び出された。
謁見の間には大勢の貴族や騎士が並んでいる。
そして俺たち四人は中央に呼ばれ、国王から直々に感謝を伝えられた。「本当にありがとう。君たちがいなければこの国は滅びていただろう」
「いえ、俺はただ仲間たちと一緒に戦っただけですから」
「それでもだ。私は君たちに感謝する」
「わかりました。それではありがたく受け取っておきます」
「うむ。それでは早速君達に貴族の爵位を与えようと思う。ミカエル・マレー。其方には侯爵の地位を与えよう。サラ・ハーティス、エルザ、ルーナ、君達には男爵の地位を与えよう。喜んで受け取ってくれたまえ」
「謹んでお受け致します」
こうして俺達は無事魔王を倒したことで、貴族になったのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます