36話 勝利の報酬 貴族へと

すると街は魔王討伐を知らせを既に聞いていて俺達は当然のように歓迎された。それからは街の人達に胴上げされたり、宴会を開いたりと大騒ぎだった。


そして夜になり、ようやく落ち着いたところで国王陛下に呼び出された。


謁見の間には大勢の貴族や騎士が並んでいる。


そして俺たち四人は中央に呼ばれ、国王から直々に感謝を伝えられた。「本当にありがとう。君たちがいなければこの国は滅びていただろう」


「いえ、俺はただ仲間たちと一緒に戦っただけですから」


「それでもだ。私は君たちに感謝する」


「わかりました。それではありがたく受け取っておきます」


「うむ。それでは早速君達に貴族の爵位を与えようと思う。ミカエル・マレー。其方には侯爵の地位を与えよう。サラ・ハーティス、エルザ、ルーナ、君達には男爵の地位を与えよう。喜んで受け取ってくれたまえ」


「謹んでお受け致します」


こうして俺達は無事魔王を倒したことで、貴族になったのであった。





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