第十章 『八月十二日』



《――Should auld acquaintance be forgot, and never brought to mind Should auld acquaintance be forgot, and days of auld lang syne〜》


突然、ゲオルタワーからいつもの十七時の時報を報せる音楽が鳴り出した。

「時報? 待って……今って十八時じゃない? これ、十七時の時報だよネ?」

僕も腕時計を確認して確かめる。 確かに……ちょうど十八時だ。 一時間ズレてる?


 ――そう、あの時報が始まりだった。



「あれ? お前たちここで何してんの?」

 ――そして佐竹たち新聞部のメンバーが登場するんだ。


「うん、つまらない情報」

 ――そして、ゼロは佐竹を適当にいなすんだ。


――そして始まる。 オールド・ラング・サインと共に、俺の……永久に心から離れない体験が。




≪こちらはゲオルギウスです。 現在街で大規模なテロが発生。 街の皆様は至急ゲオルギウスに避難してください≫

「テロ!?」

「う、嘘だろ!?」

「ヤバくない!?」

警報を聞き。 展望ルームに居る人たちが慌てだす。 スマホで動画や写真を撮るもの、電話をかけようとするもの。 その行動は様々だ。


≪こちらはゲオルギウス管内放送です。 下は危険です。 現在タワー内部に居るものは直ちに上層へ向かうエレベータに乗ってください。 展望ルームからは関係者用と書かれている昇り専用エレベータに乗ってください。 皆さま落ち着いて行動してください≫

そのアナウンスが鳴ると、展望ルームに居た人たちは我先にと関係者用のエレベータまで走っていく。 

それと同時に地上千メートルの展望台から遠くの街の境の空が一気に真っ赤な空になる。 そして下の街から爆音や、火花といった閃光が繰り返し発生した。

まさにこの世の終わりのような光景だった。


「僕の家!?」

 僕の頭に、父親、母親、姉の顔が浮かぶ。 しかし赤い壁は徐々に街の中心へと移動していき、一瞬にして僕の実家がある北部はその壁に飲み込まれた。

「嘘だろ!? 嘘だろ嘘だろ!?」


「お母さん……電話出て!」

ハスミ姐さんが必死に家に居る母親の携帯へ電話を掛けるが繋がらない。


「ダメだ……レイの携帯も繋がらない……! 回線混雑? こんな時に!」

 

――これがマイクロ波による電波障害と分かったのは、すべてが終わったあとだった。


赤い壁はものすごい速さで街を飲み込んでいく。 

ハスミ姐さんの神社はまだ無事だったが、あの速さではもう五分と保たないかもしれない。

「ゼロ先輩! どこへ!?」

 ゼロ先輩は関係者用のエレベータではなく、僕たちが乗ってきたエレベータの方に行く。

「レイを迎えに行く!」

「外は危ないですよ!」

 僕が止めると、ゼロ先輩は僕に向き直って抱きしめた。

「ゼロ先輩……!」

「たった一人の家族だから! あの子が死んだら、私の生きる意味はない!」

その目は、何を言っても聞かないような目だった。

「わかりました!」

ゼロ先輩と一緒に、僕もエレベータへ乗り込む。

「待ちなさい!」

 すると今度はハスミ姐さんも乗り込んでくる。 ハスミ姐さんは一階のボタンを押してエレベータの扉を閉める。

「ゼロ、あんた原チャでしょ?」

「そうだよ!」

「私の二輪ならすぐ着く!」


 ――ゲオルギウスを降りると、俺たちはすぐにバイクを停めてある駐輪場まで走った。


「ゼロ先輩! 原付貸してください!」

「あ、この間免許取ったんだっけ?」

「はい! まだ自分の原付は持ってないですけど運転できます!」

「でもリュウジ君はここで待ってて! 私はハス姐とバイクで行くから! 戻って来なかったら――」

「妹さんを乗せたら三人乗りになっちゃいますよ!?」

「……わかった、これ鍵!」

 ゼロ先輩は鍵を渡してくれると、ハスミ姐さんと一緒にバイクへ乗った。

 僕も原付に鍵を入れてエンジンをかける。

 ハスミ姐さんたちは一足早くバイクを急発進させてゼロ先輩のアパートへと向かう。 僕もすぐ追いかけた!


走ってる間中、赤い壁はどんどん街の中心へ、僕たちの方へ向かって迫ってきている!

 

――まだこの時は赤い壁も遠くにあったが、熱波が尋常じゃなく熱かったの、鮮明に覚えているよ。

 ちなみにこの時屋外に居た者は数十秒地獄の苦しみを味わい息絶えたとされている。 屋内に居た者は……考えるのもおぞましい。

俺たちはやがてゼロのアパートへ着いた。 

三階まで行きレイを見つける。


「レイ! 何してたの今まで! ゲオルギウスに避難しろって流れてたでしょ!」

「だって、手帳とか色々準備してたんだもん!」

「ゼロ! もう早く行かないとヤバいよ! 火の壁がもうすぐそこまで来てる!」

 僕たちはゼロ先輩の妹を連れてアパートを出る! 

妹をハスミ姐さんのバイクへ、僕は原付の後ろにゼロ先輩を乗せて、急発進した。

 赤い壁はもうすぐそこまで来ており、間もなく先ほどまで居たゼロ先輩のアパートを飲み込んだ! ここまで近いと熱波が尋常じゃなく熱い!

「くそ! 何なんだあれは!? 熱い……!」

 そして――原付から嫌な音が聞こえる……。 何かがスパークするような……。

 僕は気にせず法定速度を無視してフルスロットルで疾走を続けた!


 走っていると道を走って逃げている人たちが居た。 僕は轢かないように気を付けて進む。

「ごほっごほ!」

ゼロ先輩がせき込む。 僕もずっと我慢していたがかなり限界だ。 

熱波で熱くなった空気が息をすると直接肺まで届く! 

意識も朦朧としてきて……頭が痛い!

遠くの後ろの方から絶叫や悲鳴が聞こえる。 というより、街全体で人の絶叫や爆発の音が聞こえている。 まさに阿鼻叫喚だ!


 間もなくするとゲオルギウスの正面玄関が見えてきた! よかった! このまま――。

 その時……意識が一瞬吹っ飛んだ。



「うぐぁ! あぁぁああ!?」

 凄まじい熱さの中意識が戻る。


 目が覚めると、原付は倒れており、その横にゼロ先輩も倒れていた。

「ゼロ先輩ぃいい!」

 僕はすぐさま駆け寄り、ゼロ先輩を抱え起こす。

「うう……リュウジくん……やってくれましたねえ……うっ」

「一生かけて弁償します! って……え……」

 見るとゼロ先輩の足はあらぬ方に折れていた。 原付の転倒で骨折したのだろう。

とにかく、ここに居たら二人とも焼け死ぬ! 

僕は苦痛に悶えるゼロ先輩を抱えると、ゲオルタワーに向かって走り出した! 

入り口にはハスミ姐さんと、その後ろには妹も待っている。

「よかった! ゼロ先輩二人は無事ですよ! ……げほッげほ!」


 僕はなんとか玄関まで着く。

「よかった無事か!? ゼロその足……大丈夫か!」

「扉閉めて!」

ゼロ先輩が叫ぶが、ハスミ姐さんが困ったように叫ぶ。

「閉まらないんだよ! たぶん、ゲオルタワーのAiが管理してるんだと思う!」


 熱波は最初は良かったがすぐに中まで入ってくる。

「げほッ! じゃあ早く上へ!」

「それが……!」

ハスミ姐さんが見た先には、エレベータの前でごった返している人だかりだった。


≪落ち着いてください。 エレベータの定員は二十人です。 高齢者、子供、保護者一名が優先となります。 それ以外の方は混雑回避のために避難階段にて上へ登ってください≫

「ふざけるな緊急事態だぞ!?」

「早く乗せろ畜生!」

怒号、罵声、悲鳴がホールを支配していた……。


「ハス姐! レイをお願い!」

 ゼロ先輩は僕に担がれながらハスミ姐さんに言う。

「私たちはここで次のエレベータを待つ! エレベータなら千階の展望ルームまで五分と掛からない! 避難階段なんか使ったら一時間近く掛かる! いいねリュウジ君!」

「は、はい!」

「それならゼロが! あなた足も怪我してるし――」

「ここはもう保たない! すぐにエレベータに乗って! 保護者のふりでも何でもして生き残って! レイをお願いハス姐!」

ハスミ姐さんは渋々了解する。

「……わかった! リュウジ君! ゼロのこと頼んだわよ!」

「はい!」

「お姉ちゃん!」

「レイ……! これ!」

 ゼロ先輩は身に着けているサイドパックからいつも使っているカメラを渡す。


「壊しちゃいけないからあんたに渡しとく! ちゃんと持ってなさいよ!」

「うん! お姉ちゃんたちも絶対来てね!?」

 カメラを妹が受け取ると、ハスミ姐さんたちはエレベータへ向かって走っていく。

「リュウジ君……ごめんね、巻き込んじゃって」

「ゼロ先輩、僕はあなたの所にならどこへでも付いていきますよ。 例え火の中水の中、どこへでもね!」

 ゼロ先輩の僕へ回した腕に力が入る。


「良い? リュウジ君! ここそろそろヤバいと思う! あのエレベータ前の人垣搔き分けて、なるべくエレベータの目の前まで移動して」

「分かりました!」

「大丈夫! 君ならできる!」

僕は人垣をかき分けながら進む!


「みんなどけ! 怪我人が居るんだ! ここを通せ!」

 怒声や悲鳴が辺りを包む中、僕はゼロ先輩を背負ったまま何とか最前列まで来ることが出来た。


 ちょうどその時、最後列の方から何人もの絶叫が聞こえた!

「ついに来たか……!」

 街からの熱波がこのエレベータ前へと遂に到達したのだ! それにより、エレベータ前の人々はパニックに陥り皆一斉にエレベータの方へ押し寄せてくる。

 将棋倒しに倒れる人たち。 僕たちも例外ではなく、人の波に飲まれる。

「ゼロ先輩!」

 態勢を崩し、担いでいたゼロ先輩が人の波に攫われる!

 混乱の中、熱さで暴れる人たちの中を搔き分けてゼロ先輩を必死で探す僕。

「リュウジ君!」

 見つけた!

 僕はゼロ先輩の上に覆いかぶさると、必死に倒れていく人々からゼロ先輩を守る!


――あの時は熱さより、必死にゼロを守る事だけを考えていたな……。

でも体は正直だった。 降りかかる熱波から必死に体を守ろうと、俺はあるものを盾にして熱波から熱さを凌いだ。 それは――。


エレベータが到着する。

≪エレベータが到着しました。 避難中の方々はすぐに乗ってください≫

 アナウンスと共にエレベータの扉が開かれる。

「リュウジ君……」

 僕は熱波から身を守るためにあるものを盾にしていた。

 僕はそれを見る。


 子供だった。


 苦痛の表情を浮かべた子供が僕を見ていた。


「うわぁああああああ!?」

僕はその子から手を放して放り投げると、すぐにゼロ先輩を担いでエレベータの中へ入り込む。

周りにはまだ息をしている者も居たが、どうやら動ける者は僕たちだけらしい。

僕はエレベータの『閉』ボタンを連打する。


「助けて……」

「乗せてくれぇ……」


――手を差し伸べて助けを求める人々。 でも俺はそれを無視した。

ただでさえ灼熱の状況だった。 一刻の猶予もない。

迷えば俺もゼロも焼け死ぬ。 仕方が……なかった。

でも今思えば――一人ぐらいは救えた余裕はあったかもしれない。


「リュウジ君……気にしちゃだめ……」

 ゼロ先輩を担ぎながら、僕は泣いていた。

「僕は……最低だ……! なんで……こんなことに……あぁ、ああぁあぁああ!」

 ゼロ先輩はそっと僕の頭を撫でる。

「大丈夫。 分かってるから。 誰も許さなくても、例え自分すらも許せなくても、私だけはリュウジ君を許すよ。 だから大丈夫……。 ありがとう。 リュウジ君……」

「僕は……ああぁあ! 僕は!」

「大丈夫……時間が、解決してくれる……今は私だけを見てなさい……!」


――エレベータが昇り、俺たちは展望ルームに到着した。

しかし、扉が開くとそこは一階よりもさらに地獄の灼熱と化していたんだ。

窓が割れ外の外気が直接肌を焼いた。

俺は何とか上へ昇るエレベータの前に着くが、そこで意識が途絶えた。

気づくと、俺はエレベータの中に居た。

エレベータの中には佐竹と新聞部の部員たちが居て、俺の名前を呼び掛けていた。

すぐに起き上がる。 そして俺の隣には……あのゼロが……見るも無残な姿になって横たわっていた。

俺は佐竹の制止を振り切ってゼロに呼びかけ続けた。

ゼロはまだ息があるようだったが、熱気による肺や喉への損傷がひどかったのか、声がうまく出せないみたいだった。

でも聞こえたんだ。 何故か俺にだけ……その言葉は分かった。

彼女は……「殺して」と、俺に訴えていたんだ。



「次に目覚めたのは病院のICUだった。 その後面会に来たハスミ姐さんにゼロのことを聞いた。 ゼロは、搬送先の病院で心肺停止で死亡したと……」

竜司は大粒の涙を流し、子供のように泣いた。

「全身を焼かれた地獄のような苦しみの中……。 ゼロはずっと意識があったらしい……でも彼女の言葉は誰も聞き取れなかった……!」

 竜司は地面を強く殴る。

「ああ……俺だけが……俺だけが分かっていたのに! 俺は! 自分が許せないッ! なんであの時! なんであの時!」

 拳を何度も地面に打ち付ける竜司。 それを、ゼロ先輩は制止する。


「ありがとう」

「……?」

「最後まで一緒に居てくれて……ありがとう。 リュウジ君」

「ゼロ……俺は……お前を……!」

「私のお願いしたこと、守ってくれたんだね」

「……?」

「レイ。 守ってくれたんだ。 ありがとう」

「竜さんとは何回か喧嘩したけど、今まで私を守ってくれてたのは確かだよ。 うん、お兄ちゃん……みたいな存在だった」

 レイちゃんのその言葉を聞くと、ゼロ先輩は竜司を抱きしめた。

「辛かったね……ごめんね。 私が最後に余計なことを言っちゃったからだね。 ごめんね、リュウジ……」

「俺は……俺はぁ……あ……あぁぁああぁあ!」

「心配しないで。 私は幸せだった。 だからもう良いんだよ。 その記憶は無いけど、分かるの。 だって、私だから。 ふふ、私が言ってるんだから、そうなのよ!」


 風が吹く。 心地いい風が。

 夕陽は温かく、静かに彼らの懺悔を、聞いていた。


 竜司は、ゆっくりと立ち上がった。

「この街はあの時と何も変わっていない。 風景も、人も、家族も、ゼロも、変わらずそこに居る。 俺はずっとここに居たい……そう思ってしまった」

レイちゃんはそれを聞くと、悲しそうに口を開く。

「でもそれじゃいけない。 現に表の世界でこの街に縛り付けられたかつての街の住人は魂を開放されず、今も、この街で苦しみ続けている。 私はそれを終わらせたい」

「そうだ。 この街を開放すること。 随分悩んだが、やっと決めることが出来た。 この街の開放。 それが出来るのは、生き残った俺たちだけだ。 そのためにここに居る」

 竜司はゲオルタワーを見上げる。

「デカいな……。 俺たちがアイツのAiシステムを一時的にシャットダウンしたら、その僅かな時間この街は無防備になる。 その間三十分。 それまでに衛星からマイクロ波レーザーを撃ち込み、この街をタワーごと今度こそ消滅させる。 俺たちはそれまでにこの街から脱出する」

「頑張って、竜司」

 それまで黙っていたナナミが竜司に言う。

「ナナミ、この話知ってたのか」

 僕が聞くと、ナナミは静かに頷く。

「さっきレイちゃんに聞いた。 最初は私も混乱したけど、今では受け入れてるよ。 私はあの日図書館に居た。 ゲオルギウスからも遠い。 だからきっとそのまま死んだんだろうね。 最後にお父さんに会いたかったな。 色々な世界に旅行もしたかった。 やり残したこと、いっぱいあるけど、竜司、それはあんたが叶えなさい。 私、それも含めて応援してる」

「……ああ」


「レイ」

ゼロ先輩がレイちゃんのそばまで行き、その顔を優しく包み込む。

「さっきはごめんね。 痛かったでしょ」

「感覚的な痛みや喜びはすべて幻。 ほら、傷ももうないでしょ? 私は大丈夫。 私の方こそごめん。 ちょっとやりすぎた」

「ふふ。 あんたどこであんな体術覚えたの?」

 ゼロとレイちゃんは笑いあった。


「リュウジ……」

レイちゃんが俺の目の前まで来る。

「あとは、あなた一人だけ。 過去の私の時間を止めたのが合図。 竜さんから、自分のことは最後に止めてほしいって言われてたから」

「ああ……」

 僕はゼロ先輩を見る。

「ゼロ先輩……」

 僕は、ゼロ先輩に近寄り、抱きしめた。 

ゼロ先輩も、僕のことを力強く抱きしめてくれた。

「ほら。 あんまりこうしてると、踏ん切り付かなくなっちゃうから……私も」

「ゼロ先輩。 僕言いたいことがあります」

「うん」

「大好きです」

「うん、私も」

「ずっと離れたくない。 このまま一緒に……ずっと居たい」

「私も」

「いっぱいいっぱい、まだ伝えきれてないこと、まだいっぱいあります」

「それは私も一緒だよ。 でも、もう本来なら私とリュウジ君は話すことが出来ない存在になってしまった。 この数日間……ううん。 この十年間は、きっと神様がくれた時間だったんだ。 だから私はすべてに感謝してる……」

「はい……」

長いようで短くて、まだまだ全然足らない抱擁を、僕たちは続けた。 そして先に体を離したのはゼロ先輩だった。

「ほら、行かなきゃ。 大丈夫、安心して。 私はずっと見てる」

「はい……行ってきます!」


 そして僕は……レイちゃんへ向き直った。 レイちゃんはアイカメラを右目につける。

「いくよリュウジ。 このあと、あなたは竜さんと同期する。 自分の使命を、受け入れて」

「ああ……やれ!」

 レイちゃんが、右目のアイカメラに手を掛ける。

はっは……まるで射殺されるような心境だ。

僕はまっすぐ見つめた。 そのカメラのフラッシュが焚かれる瞬間まで。



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