私、いわゆる年下彼女。でも、彼ったらゴリゴリの熟女好きなんです。
作家:岩永桂
私、いわゆる年下彼女。でも、彼ったらゴリゴリの熟女好きなんです。
第01話 彼氏39歳、熟女好き
愛おしい。愛おしいけど意味不明。
「選手層が薄い」って何? 何かの暗号なのかしら?
富士野先輩と交際して2年近く経つけど
未だに解らないことだらけ。
磐咏先輩いわく
「選手層って言うのはね、存在感ってことらしいよ」
へぇ、そう言う読解だったんだ。
で、誰の存在感が薄いんだろう?
問題は解決したようで、最後の扉にはしっかりと錠前。
解らない。解らないから意味不明。
富士野先輩とドライブデートに行きたいけど
今は、パンデミック・ウィルス蔓延中故に
お互いの助手席は空席中。
お互い車も免許もあるのにね。
でもファストフード店デートはよくするんだ。
私が密閉空間を嫌うから
ほとんどテイクアウトだけどね。
先輩は若い女の子もストライクゾーンらしいけど
熟女さんは真ん中ドストライクゾーンらしいの。
かかりつけ医の看護婦長がマドンナって耳タコ。
結構真剣にマリッジ考えているんだけど
こう言うのって熟女不倫とかに発展するのかしら?
私が熟女になればいいけど、彼の老いを追い越せない!
時間は平等、一部では不平等。
こんな戯言がこれから不定期で更新されて行きます。
長城VANLI 32歳。鴻峯商事の会社員。
壁に耳ありロバの耳あり。いつか誰かにバレるかも?
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