第二話「さあて、ステータスオープンといきますか」




 俺の魂の器レベルがごっそりと減った。

 俺の付与魔術が成長した。



 彼女の魂の器レベルが成長し、謎の括弧書きに数値が現れた。

 彼女の飢餓状態が解消された。

 彼女の不死性と吸魂魔術が成長した。



 そして、ダンジョンに入るための魔法の鍵が現れた。



 何が何やら、よくわからない。

 状況の整理はしてみたものの、突然のことやら、都合が良いやらで理解が追いつかなかった。



 頭がしびれてしまったかのように働かない。つまり、どういうことだろう。



 ただ一つ言えることは、俺のレベルが減ったということ。

 長年ずっと苦しんできた弊害――魂の器レベルが上がり過ぎて魂の器の成長レベルアップによる才能の欠片スキルポイントの獲得がしにくいという問題が、今、まさに解決されたということだろうか。



(え、え、え、ちょっと待って、え、やばい、つまり何だ、俺、もしかして――もしかして!)



 強くなれる。

 今よりもっと、遥かに。

 低い魂の器レベルからもう一度やり直せる。



 今まで諦めてきた数々のことが、もう一度叶うかもしれない――否、ほぼ確実に叶う。



 遥かな可能性。

 俺は心の中で快哉を叫んだ。目の前で扉が開いたような感覚を覚えた。

 夢にまでみた、魂の器レベルの低下方法を見つけてしまったのだ。

 何度でも繰り返せば、才能の欠片スキルポイントをいくらでも獲得することが出来る。そう、何度でも俺は繰り返すことができる。



「あ、あ……ああ、ああ」



 唖然とした表情の彼女と目が合った。

 彼女は、とんでもないことをしでかした、という表情で、後悔に顔を青くしていた。





















 泣きそうな顔でおろおろとしてごめんなさいと繰り返す彼女を、なんとか宥めることしばらく。

 彼女――クロエは、俺が全く怒っていないこと、むしろ喜んでいることに気付いて、目を丸くしていた。



「……え、あの、魂の器レベルが要らない……? そんな人初めて、いや、そうじゃなくて、本当ですの?」



「昔、間違って他人の魂の器レベルを吸ったとき、殺されそうになった? そんな馬鹿な。殺すはずないだろう? むしろ大歓迎、どんどん吸ってくれ」



「え、ええ……?」



 遠慮なく吸ってほしいと言うと、若干引かれてしまった。

 どうにもお互い、色々と認識違いや行き違いがあるらしい。

 気づいたら、俺たちはお互いの境遇について話し込んでいた。











「……私、吸魂鬼レイスの血を引いてますの。なので、人の魂を食べないと、お腹が減って仕方がなくて、身体も全然栄養が回らず痩せぎすに育ったんですの」



吸魂鬼レイスの血」



「王子様から求婚されて、その、無理矢理……同衾しようとしてくるものですから、私、抵抗しようとして、思わず魂を少し吸っちゃって……」



「王子様から求婚」



「その罪を糾弾されて、貴族社会からは激しく忌み嫌われて、とうとう毒を飲まされて、呼吸も不完全で苦しく、味覚も嗅覚も効かなくなって……。顔も焼けただれて、婚約破棄されましたわ」



「顔が焼けただれて婚約破棄」



「王宮からほぼ無一文同然で追い出されて、王都からも出ていく必要があって、私、もう死のうかしらと思ってたところですの……」



「王宮から追放」



 彼女の境遇に、俺は絶句した。

 可哀想すぎない? と傍から聞いていて思ったほどである。

 あんまりである。魂をちょっと吸った以外は何も悪くない。というか求婚しといて、顔が焼けただれたら手のひら返して婚約破棄って酷すぎる。王子もどことなく好かないし、周囲の貴族に至っては度し難い。

 王宮には魔物が住むと言われるが、まさにその闇の部分を垣間見たような気がして、俺は嫌な気持ちになった。











「俺、元々は瑠璃色の勇者アズールのパーティ【群青の天使】の一員だったんだけど、付与魔術師してたんだよね」 



「勇者パーティの一員」



「で、付与魔術で才能スキル才能の欠片スキルポイントを付与する術式を編み出しちゃって、それでずっと他の人に才能スキル才能の欠片スキルポイントを付与してたの」



才能スキル才能の欠片スキルポイントを付与」



「で、最近は魂の器レベルがめっきり高くなって、魂の器の成長レベルアップに伴う才能の欠片スキルポイントの獲得も苦しくなっちゃって、全然みんなの役に立てなくて、ほぼ荷物運びと雑用係やってたのよ」



「荷物運びと雑用係」



「でもとうとう、俺の役割がなくなった。俺しか持ってなかった魔道具の【アイテムポーチ】と、【ステータスオープンの指輪】がもう一組見つかったから、俺がいなくてもみんな困らなくなった」



「【アイテムポーチ】と【ステータスオープンの指輪】」



「で、勇者パーティから追放された」



「勇者パーティから追放」



 クロエはというと、俺の話を聞いて唖然としていた。

 どうだ、実は凄かったんだぜ俺、と半ば自慢のつもりだったのだが、彼女は違うように捉えたらしい。都合よく使われるだけ使われて最後に捨てられたような人を見るような、痛ましい同情の色の目をしていた。

 やかましい、俺だって頑張ったんだよ。

 追放されたのは事実なのだが、俺よりつらい目に遭ってきた人から同情されるのは、何だかよい気分ではなかった。











「……では、つまり……私の目が少し良くなって、心なしか体調が良くなったのも」



「俺が付与した諸々のスキルの効果だろう。ちなみに味覚も嗅覚も少し戻ってるはずだぞ。後で確認してみるといい」



「……私の飢餓感がなくなって、さらに魂が強くなって身体も丈夫になったのも……全て貴方の付与魔術のおかげ……」



「あんまり気にしなくていい。むしろ魂の器レベルを吸ってくれるならいくらでも大歓迎だね」



「……未だに半信半疑ですわ、こんな不思議なこと」



 俺もだよ、と内心で同意する。

 こんな出会いがあるなんて思ってもいなかった。



 かたや、才能の欠片スキルポイントを稼ぐため、魂の器レベルを誰かに付与して押し付けたい。

 かたや、飢餓を癒やしつつ虚弱な肉体を強くするため、魂の器レベルを誰かから吸い取りたい。

 これほど噛み合わせの良い組み合わせなど、あるだろうか。



 人生は何が起きるか分からないものである。

 正直なところ未だに実感が沸かないほどで、全部夢だっと言われてもちょっと納得してしまう。



「……私、魂啜たましいすすりなんて呼ばれて、人から忌み嫌われてましたのよ? 間違って他の人に触って、怒鳴り散らされることもありましたわ。何か身の回りで悪いことが起こったら、全く関係なくても私のせいにされて……」



 さっきからちょくちょく可哀想な話をぶっこんでくるが、このクロエという女性の境遇は王子の一件がなかったとしても良くないものだったに違いない。例えるなら宮廷ぐるみのいじめに遭ってたようなものだ。



 王都キファラフを離れた今こそ、彼女には是非とも幸せになってほしい。



(手を握ったところで、別に魂なんて吸われたりしないのにな)



 というより、さっきから寒すぎるので二人とも身を寄せ合って会話している。身が触れただけで魂が吸われてるなら、もう俺はとっくに死んでいる。



「……身体が触れても、逃げないのですわね。私みたいな見た目も中身も化け物の女なのに」



「化け物? 俺の積年の悩みだった、魂の器の成長レベルアップし過ぎを解消してくれて、感謝してる相手を化け物扱い? そんな薄情なこと出来るわけがないさ。何ならずっと一緒に――」



 ちゃりん、と。

 化け物なんかじゃない、ずっと一緒にパーティを組みたいぐらいだ、と答えようとした弾みで、腰元の鍵箱が鳴った。

 そういえば、と思い出す。

 腰元の鍵箱の中にしまった、魔法の鍵について話してなかった。



(……そうだよな、隠しダンジョンに入るための魔法の鍵について、何も決めてなかったじゃないか。いつでもどこでも、空間の扉を開いて隠しダンジョンに入ることができるこの便利な鍵について)



 貴族令嬢には必要ないかもしれないが、冒険者であるなら垂涎物の特別な出土品。隠しダンジョンへの挑戦権。勇者パーティにいた頃でも一本だけしか見つけられなかった代物。

 その名も迷宮鍵ダンジョンキー

 魂を吸った吸われたの話が一段落した今、この鍵についてはいずれ話し合わなくてはならないことであった。





















 ※※※





















 瑠璃色の勇者アズールは、昔を懐かしむように指輪を眺めた。



 世界で恐らく、たった二人だけが身に着けている指輪。

 そのあまりに便利な効果は、冒険者ギルドの魔道具解析班や、王国研究院の魔道具研究所への報告さえも躊躇わせるほどであった。



 他人の才能スキルを閲覧できる効果。

 他人の魂の器レベルを数値化できる効果。

 そして――。



(初めて見つけたときはびっくりした。ボクとミロク、二人で実験して効果がわかった)



 この指輪の特筆すべき大きな効果。

 余っている才能の欠片スキルポイントを任意に割り振ることができる能力。



 アズールの超人じみた数々の特異技能は、このスキルポイントの分配によるものが大きかった。



(本当にびっくりした。本来なら、長い時間をかけて修練を重ねて、ようやく技能が身につくのに、この指輪を使えばその手間を大幅に削減できるんだから)



 才能スキルを成長させるには、才能の欠片スキルポイントを多く抱えたまま鍛錬に励むか、愚直に鍛錬に励むかのどちらかが必要となる。

 別に後者でも構わないのだが、才能の欠片スキルポイントがあるに越したことはない。



 文字通り、才能の欠片スキルポイントは才能の欠片である。肉体と魂に馴染んで一つの才能に変貌を遂げるには、幾ばくかの練習が必要になる。

 ただ、才能の片鱗が多くある人のほうが、才能の欠片があまり見られない人よりも、技能が身につく速度が早いというだけである。



 魂の器の成長レベルアップを重ねた人が、他の人よりも多才である理由は、まさにこの才能の欠片スキルポイントの影響である。



 しかし。

 もしも、その才能の欠片スキルポイントを直接、才能スキルに変換できてしまうことができたら。



 鍛錬の手間を大幅に圧縮し、圧倒的な速度で成長できる。

 勇者パーティ【群青の天使】が短期間で信じられないほど強くなってきたのは、この指輪によるところが大きい。



(もちろん、才能を使いこなすには鍛錬が必要だ。だけど、才能を根気よく伸ばすのと、才能が最初からあるのとでは……速さが段違いだ)



 昔のアズールとミロクは、それこそ信じられないほど色んな才能を身に着けた。

 魔物を狩っては魂の器レベルを成長させて、そしてまた新しい才能を身に着ける。

 何をやっても覚えが速い。神童だと持て囃されたこともあった。



 それが――いつの間にか、残酷なまでに差がついてしまっていた。



(ミロク、お前は与えすぎたんだよ。同じように指輪を持っているボクだけは知っている。お前は、本当に大馬鹿野郎だ)



 ミロクは凄い。

 今でもミロクには勝てない。



 世界でも指折りの冒険者となったアズールは、それでもなお、ミロクに対して敵わないと思っていた。



 人に、自分の才能を与えるのを、躊躇わないなんて。

 才能は一度きりのもの、戻ってこないものだと分かっているからこそ、たとえ人命が懸かっている場面でも人に才能を与えるのは躊躇する。

 そこまで自分が犠牲を払わなくてもいい――なんて悪魔のような囁きが自分を縛る。



 白状すると、アズールも付与魔術を使うことは出来る。

 今から才能を身に着けたら、きっとミロクの域までたどり着くだろう。

 だが、せっかくの才能の欠片スキルポイントをそんな風には使えなかった。



(世に溢れ出る魔物たちから、王国の民を守るため、無駄なことは一切できない。なんて、都合のいい言い訳だけど)



 ――付与魔術で他人に才能を譲り渡すような勇気が沸かない。



(ミロク、本当にお前は、大馬鹿野郎だ)



 今の勇者パーティ一行の中に、彼が陰ながら皆を支えてきた事実を知っているものはいるだろうか。

 彼が戦闘中に足を引っ張ってきた場面ばかりに気が付いて、見えないところで信じられないほど支えられてきたことに気付いているものはいるだろうか。



 自分の才能と実力を誤解したまま、増長しただけの者がほとんどじゃないだろうか。



(……才能の欠片スキルポイントの配分の役目は、ボクが引き継ぐ。これからも【群青の天使】のメンバーの才能スキルの習得は、常人とは比べ物にならないほど速いままだろう。だけど……)



 瑠璃色の勇者アズールは、きっと世界で二人しか知らない彼の献身を偲んだ。

 きっと世界で二人しか身に着けていない指輪。その使い道の違いが、強くて弱いアズールと、弱くて強いミロクの有り様の違いを浮き彫りにさせていた。





















 ※※※





















 隠しダンジョンを見つけたからといって、装備が整っていない今、すぐさま入る必要はない。未知の迷宮に入る際は、準備が整ってから突入するのが正しい。

 ただしこの凍えるように寒い夜を凌ぐためであれば、話は別である。



 結果としては、隠しダンジョンに入って正解だった。

 というのも、ダンジョンに一歩踏み込むと、温暖な森の小屋に繋がっていたのである。



(さっきまで二人凍えて馬車の中で過ごしてたの、馬鹿みたいだったな)











 つい数刻前を思い返す。

 夜の寒さはますます厳しさを増していた。火を起こそうにも都合のいい枝が見当たらず、火種も風で消えてしまう有様で、もうそれなら風よけの馬車もあるのだから無理せず馬車の中でやり過ごすことにしたのだ。



 だが、それでも寒いものは寒い。

 身を寄せ合って、それこそ恋人同士のように一つの外套を二人で共有してみたものの、身体の震えは止まりもしなかった。



 俺の方はいい。問題は、彼女の体温の低下である。

 そもそも彼女はレイスの血を引くためか、基礎体温が低い。基礎体温が低くても生きていけるというよりはむしろ、混血種によくある、生体がアンバランスで虚弱になった事例だろう。半分は普人族の体なのに、レイスの特性が悪く作用している。体温が低くなりすぎていて、呼吸が浅く不規則で、傍から見ても怪しい。

 これ以上凍えさせては本当に命を落としかねなかった。



 ちなみに、よくある裸で抱き合う奴(人肌が一番温かい説)は、試してみたが嘘だった。



 こんな状況で眠っては本当に死んでしまいかねない。

 かくなる上は、と思って隠しダンジョンに入ったところ――気が抜けるほど温暖な気候に出くわしたのだ。











「小屋がある。小川がそばにある。何か知らんが、裏庭には薬草がたくさん植えてある。……そんな、馬鹿な」



「……寝台がありましたわ。ホコリはかぶってますけど、先程綺麗にしましたわ。二人なら眠ることができそうでしてよ」



「……眠る……なあ」



 ダンジョンの小屋周辺を調査したところ、休むのに良さそうな寝台が見つかった。敷き詰めた藁の上に一枚の大きなシーツをかけた、簡易な造りの寝台であった。横になるには十分である。

 厳しい寒さによる体力消耗と、魂の器レベルの移動による虚脱感はかなりのものだった。横になって休めるならそれに越したことはない。



 だが眠るにしても、少なくとも見張り番を決めて、交代で眠る形を取る必要がある。



「……先に横になっていていいぞ。俺は周囲を見張っておく」



「! いいのかしら? あなたもお疲れでしょうに」



「構わない、早く身体を休めるといい。俺はまだ体力が残ってる。次、交代したときに眠らせてくれたらそれでいい」



「……」



 本音を言うと、俺は若干後悔した。実は俺もかなり疲れていた。

 眠れるなら早く眠りたかったが、格好をつけた手前、クロエを先に眠らせてあげる他なくなってしまった。



 こういうところだぞ、俺、と内心苦笑いを浮かべる。

 眠そうな顔のクロエは、このときようやく張り詰めていたものが取れたような表情を見せていた。













 ※※※











 罠を仕掛けて、魔物を捕まえる。

 牙シマリスを狩る。

 ホーンラビットを狩る。

 川辺にも罠を設置して、ヤマメやイワナを狩る。



 周囲をある程度歩き回って気づいたことだが、この一帯は魔物の住処らしい。とは言っても足跡を見る限りは、少なくとも付近には凶暴な魔物は棲息していなさそうだったので、小屋に籠っていれば当面は問題なさそうである。



(炎龍の髭のくくり罠、よく作ってたなあ。リスやウサギが間違ってここを通ると首が締まるんだ。しかも暴れたら炎龍の髭が発火する)



 かつて勇者一行に所属していた頃は、それこそ炎龍の髭なんて腐るほど在庫に余っていた。財力もあったし、希少な素材もたくさん持っていた。だから、炎龍の髭という一級品の素材でも、魔物を捕まえる罠に使ったりした。もちろん使用後は回収していたが。



 この罠のおかげで、牙シマリス二匹と、ホーンラビット一羽を捕獲することに成功した。早速食料の確保ができたわけである。



(さあて、ステータスオープンと行きますか)











 ミロク

 Lv:2.91→3.48 Sp:0.00→1.08

≪-≫肉体

 ├×(免疫力)

 ├×(治癒力)

 ├筋力++

 ├×(視力)

 ├×(聴力)

 ├×(嗅覚) 

 └×(味覚) 

≪-≫武術

 ├×(短剣術)

 ├棍棒術+

 ├盾術+

 └×(格闘術)

≪-≫生産

 ├道具作成

 ├罠作成++

 └鑑定+

≪-≫特殊

 ├魔術言語++

 ├詠唱+

 ├×(治癒魔術)

 └付与魔術++++++++













 魔物を三匹狩っただけなのに、早速スキルポイントを割り振ることができるようになっている。これこそが魂の器レベルの低いうちの美点である。



 魔物を狩った時、その魔物の魂の一部が流入する。このとき、自分の魂よりも魔物の魂の方が相対的に大きいときは、より多くの魂が流入してくる。つまり、魂の器レベルがまだ成長しきっていないうちは成熟しきった人よりも早い速度で成長できるのだ。



 魂の器レベルが成長しきっていないうちは、すぐに色んなことを習得することができる。



(はは、成長なんて久しぶりだ……! どうせなんだ、もっと能力を成長させてもバチは当たらないだろう)



 久しぶりの成長に心を良くした俺は、眠気も疲れもどこかへ吹き飛んでしまい、しばらく時間を忘れて狩りに夢中になっていた。











 結局この日は、牙シマリス三匹、ホーンラビット四匹、イワナを二匹捕まえることが出来た。戦果としては上々である。冒険を始めたばかりの頃の明るい気持ちが戻ってきたのか、俺は久しぶりに充実感を胸にして小屋へと帰ったのだった。




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