昨日見た夢・リアル

ましさかはぶ子

1998・1・11 ジャミラ・繁華街・自転車



1998年1月11日



私と夫は繁華街に来ていて子どもは留守番をしている。

繁華街にジャミラが出現しパニックになる。


ジャミラはどこに行くか分からず、

私は子どもが心配で家の方に行って欲しくないと願う。


ともかく家に帰るために車を探すが、

パニックで道路の車は全く動かない。

これでは車は無理と自転車を探すが、

民家には人が集まり喪服を着ている人もいる。


地下鉄の駅に行けば自転車はあるかもしれないと行くが、

人々が手をつないで邪魔をするので自転車は探せなかった。


あまりにも怖くてリアルに目が覚める。




補足:

また悪夢系と言う事で。

1999年7の月はこの夢を見た翌年である。

なにもなかったよーん。


ジャミラは初代ウルトラマンに出てくる怪獣で、

元々人間だったのが事故に遭い助けられず怪獣になってしまう。

復讐のために地球に戻って来たが、

ウルトラマンに殺されてしまう話だ。

その話は今は放送禁止になっていると思う。


私はそれはリアルタイムで見ていて、

その翌日小学校ではその話でもちきりだった。


ジャミラは可哀想だと。


小学生でもあの話はあまりにも哀れだと感じたのだろう。

ジャミラは国際会議場のような

万国旗がはためく所でウルトラマンに水攻めされて死ぬのだ。

強烈な風刺の話である。

子どもの私でもあんまりだと思った。

昔の子ども向けの話には考えさせるものが結構あったと思う。


当時はまだ戦後の余韻がある頃で原爆被害者の方など、

ジャミラの容姿などで傷ついた方がいらっしゃったので、

放送禁止になったと思う。

それは不愉快になった方の心を大事にしなければいけないので

当たり前の処置だと思う。

それでも今あの話の意味をもう一度考えても良いかもしれない。


今、私達はかなり危ういところにいる気がする。

ジャミラはあのストーリーを考えた人達が発した

未来に向けての警告ではないだろうか。


その人達は今の私達より

戦争や各国の対立についてよく知っている人達だからだ。




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