1987・5・15 着飾った男女・原爆・鉛製の扉



1987年5月15日



ビルをエレベーターで上がると、

そこは中はぽろぽろだが、着飾った今風の男女がいる。

二人と話すと気取った感じだが好意的である。


ビルの地下では原爆が作れると言われて、

そこでは放射能物質をどろどろに溶かしている。


それは真っ赤になり、

私は怖くなって鉛製の扉に身を寄せる。

だがその隙間から赤い光が漏れていて危ないと思う。


加工をしている人は見たいと言ったのにと

不満そうに私に話す。

とても不気味な雰囲気。



補足:

この頃のファッションはDCブランドか。

黒っぽいイメージがあった気がする。


1986年4月26日に旧ソ連チェルノブイリ原発で事故があった。

この原爆の夢はその印象が強くて見たのかもしれない気がする。

核物質ではチェレンコフ光と言う光を出すそうで、

その光は綺麗な青い色だ。

だから私が見た赤い光は無知故の光の色である。


ただ、鉛の扉とか中途半端な知識だけはある。

読み返して自分の生き方そのまんまと笑ってしまった。




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