第2章 もしもし、お客様!

第14話 毛皮のあるお客様? アァ、獣人さんですか。

 ※ ※ ※ ※ ※


 レッドドラゴンのエベリナが来た後、暫くして青き深淵の森から地響きを立てて西の入り口から近づいて来るものが有った。ちょうど冒険者達が来た白き塔と同じ方角である。


 おぼろげに見える白い塔の方では、一斉に鳥の群れが恐ろしい物から逃れるかのように飛び立ち逃げ去ったかのようである。そしてボン、ドン、ズボッ、と言うおよそ自然界では滅多に聞かれないような音が響いている。


 もしや、荒ぶる異形の者では無いかと本能が最大限で警告を発している。何か大変な事が起こるのかもしれないと背中に悪寒が走った。その時、俺っちは見たのだ。


 森の巨木を押し倒すかのように二つにかき分けて、何かが進んでくる。そして、草原の中から突如として得体のしれない力を宿したと思われる巨大な毛皮生物が姿を現した。


 そして、俺っちが隠れる間も無く立ち尽くしている間に、高速移動して来た異形の者がズンと俺っちの前に立ち塞がった。これは毛皮なのか? だとすると、魔獣。それも、巨大な……。


 あぁまだ、やる事がいっぱいあるのに……。話に聞いた走馬灯が浮かぶが、俺っちはまだ22才だ。早すぎるよねー。もっと、すき焼きを食べておくんだった。イヤ、牛丼でも良い。エビフライだって……。なんてこった、カレーを忘れていたじゃないか。アニメの最終話も録画しただけで見ていないよなー。


 もう俺っちの人生は終わってしまったと思っていたら、アニメの執事キャラがしている様な感じで、毛皮生物が器用にボウアンドスクレイプをして挨拶を始めたではないか!


「エ? エエエェー!」

「失礼いたします。私、クマゴロウ・セルジュ・マルセル・ドランと申します。こちらにミレナお嬢様がいらっしゃると、小耳にはさみまして。まかり越しました」

「ア、ハイ……。ミレナお嬢様ですか」


 破壊の権化のような巨大毛皮生物が流暢に言葉を操り、紳士然とした仕草で俺っちに向けて話しかけてきた。もちろん、俺っちは正式なボウアンドスクレイプなど知らないのだが。


 何やら格式ある仕草にこだわった動きをしながら、深々と頭を下げていたのでそうでは無いのかなと思ったのだ。アニメで見たのが役に立ったのだが、普通の人は知らないよな。


 先日会ったばかりとはいえ、知り合いの名を出された事に驚かされたのである。そして、またもや俺っちはクマゴロウ・セルジュ・マルセル・ドランさんの名前の長さに負けたのだ。


 それはともかく、さっきまでは魔獣かと見間違うような巨大な毛皮生物だったけど、間近に見ればクマそっくりである。それも、大きいと言われるグリスリータイプ以上の大きさである。ゆうに7メートルは有るだろう。


 前足の爪が、かするだけでも確実に俺っちの人生が終わる気がする。おそらく50インチテレビでは、顔の一部分でも収まらないサイズだろう。その黒毛の輝くような毛並みの顔が目の前にあるのだ。ウン、どこからどう見ても巨大な熊である。


 俺っちの目の前に居る黒い毛皮の巨大生物は、はち切れそうな筋肉を隠すように執事服をまとっている。エルフのミレナといい、クマゴロウさんといい、エルフの関係者は皆、筋肉質なのだろうか?


 その異形の者のまなざしは、俺っちの横にいるお嬢様キャラ達を確実に捉えていた。もちろん、レッドドラゴンのエベリナもその視線をはっきりと意識していた。強者は強者を知ると言う。両雄並び立たずと言う。あわや、一触即発の事態かと思われた。


 周囲の緊張感が半端ない。あわや、巨大毛皮生物とレッドドラゴンの対決かと思われた。だが、聞こえた声は威圧的な咆哮ではなく、気品が有って、どこか涼やかだが気取った声で有った。


 さすが、エベリナ。王族である。マァ、アネット。アネットはいつも通りボヤッとしていたのだが。


「オォ、執事のクマゴロウ殿ではないか。息災であったかな?」

「お久しぶりでございます。エベリナお嬢様、アネットお嬢様。ハイ、お陰様で変わり御座いません。達者にしております」

「元気で良かったねー」

「で、あるか。重畳、重畳。して、このような所に、いかがなされたのじゃ」

「エー! エー! このクマじゃないのかよー。で、この方。アネット達の知り合いなのか?」

「ウン。そうだよー」

「そうじゃとも」

「そうなんだー。で、この方はだれなの?」

「クマゴロウさんだよ。お師匠の家で執事をやっているの」


 ※ ※ ※ ※ ※


 そんな方が、外見はともかくボウアンドスクレイプして、やさしく話し掛けて来たんだ。この礼儀正しい執事服を着た巨大熊のように見える方には、威儀を正してお答えしなければならないな。決して怖い訳では無い。俺っちは礼儀正しいジェントルマンなのだ。


「お尋ねいたします。ミレナお嬢様は、いずこに居られましょうか?」

「エルフのミレナさんでしたら3日ほど前に、急いで帰られましたよ。そうそう、お父様に何とか言い訳をしなくちゃとか」

「そうですか。残念です。どうやらミレナお嬢様とは、すれ違いだったようですね」

「エェ……マァ、立ったままも何ですから。どうぞお掛け下さい」


 と言っても7メートルを超える巨体を、支えれそうなイスはここには無いわー。となると自販機の横にある岩に案内するしかないな。


 少しゴツゴツするだろうが、お尻には分厚い筋肉と、ナイフぐらいなら軽く弾き返そうな剛毛が生えているだろうから大丈夫だろう。


「失礼しました。ちょっとイスが見当たらないもので、あの岩ではどうでしょう」

「イエ、イエ。お気遣いなく。では、ちょっと失礼して」


 ピカッと光ると、7メートのグリスリーが目の前から居なくなった。そして、あろう事か。キュートなぬいぐるみの様な、1メートル位の大きさの黒いテディベアが現れたのだ。で、2本足でトコトコと歩くと、ピョコタンとイスに座ったではないか!


「これなら、不都合ないかと」

「エ、エ! グレート!」


 クマミミ来たー! あぶない。あぶない。男の俺っちでも「カワイイー!!」と言ってしまいそうだった。確かに、ネコミミもイヌミミも良かったりするが、それはそれで別の話である。


 何故なら、おっぱいの大小と一緒である。ケモミミに貴賤は無い。ちなみに、クマゴロウさんに御聞きすると、得意の変幻の魔法であるそうだ。納得である。巨大な体躯では業務に差しさわりもあるだろうしな。


 ウン、獣人であってるよな。クマゴロウさんは、毛むくじゃらで直立二足歩行をするUMA(未確認動物)だな。ビッグフット、雪男、野人、イヤイヤ、どちらかと言えば熊の●ーさん寄りであろう。ただし、可愛いぬいぐるみの方のバージョンである。


 いつもなら、さん付けなんてしないが、俺っちは奴の正体を知っているからな。巨大なだけならまだしも、本性は凶悪かつ狂暴だったりするかもしれない。俺っちは慎重派なのだ。


 某国営放送によると、食物連鎖の頂点捕食者となるのはヒグマだそうだ。でも、No1という訳でも無いらしく、ヒグマより強そうなのがアムールトラだそうだ。


 アムールトラは、そのヒグマさえも多量に捕食しているようで、上には上があるという事だが人間が捕食される側であるに事には違いが無い。


 こんな熊さんを執事として飼いならしている? ミレナの父さんって普通に凄いなーと思う。実際、森のエルフの長とはそのぐらいの力があるらしい。


 エルフはアムールトラなのだろうか? でも、広い世の中だ。ひょっとしたら、更にその上がいたりして。ハハハ、それは無いか。無いよねー。


 マァ、それは置いといて、話の続きだ。


「それでどうしたの? クマゴロウさん」

「まぁ、アネットお嬢様。エベリナお嬢様。聞いて下さいよ」

「いかがなされたのじゃ」

「実はですね。旦那様が大層な苦労をして集められた、大切なミレナお嬢様の嫁入り道具。エェ、理の実が無くなってしまったのです」

「オォ、そのような事が」

「ハイ。希少な実でしてね、入手は困難を極めたそうです。それが紛失したのです。その様な訳で屋敷中が上に下にと大騒ぎになっておるのです」

「なるほど、失せ物とな。さすればお家の一大事であったのじゃな」

「ハイ。それも、2個なんですよ。だんな様は探せ、探せ、とおっしゃるのですけど。肝心のミレナお嬢様は行方不明ですし」

「そ、それは、大変だったんですね」

「ハイ、それはもう。旦那様のご機嫌が悪くて、まいりました」

「左様であったか」

「アネット様。エベリナお嬢様、何かご存知ないでしょうか?」

「ウム、その事ならば存じておるぞ」


 ゲ。あろう事か、エベリナが間髪を入れずに口を割った。そして理の実は、アネットが持ち出し2個とも使用したと告げたのだ。餌付けに成功したと思っていたのに……。


 その事は、師匠のミレナも知る処となり、弟子の不始末は師匠の自分の責でもあるとエルフの里に謝罪に向かったはずだという事も。


 もちろん、この答の前にアネットはサッサっと逃亡しており、クマゴロウさんの前には俺っちとエベリナが残されたのだ。


「そうだったんですか。ハイ、私は、よろしいんです。私はね。ただ、だんな様がねー」

「エルフの棟梁は、ご息女のミレナ殿にずいぶんと優しい様だな」

「ハイ、エベリナ様。その通りなのです。ミレナお嬢様を、小さい頃からそれはもう可愛がられておられまして。今もですけどねー」


 如何なる能力を発揮したか分からないが、一時、うまうまと逃げおおせたと思ったアネットも、クマゴローさんにあっという間に捕獲された。おそらく野生の勘なのか、はたまた索敵魔法と言う異常な能力の為であろうか。今は仲良く一つテーブル前に座らされている。


 そして、わざわざ変化の魔法を解いた7メートルの巨大生物はゆっくりと語りだした。アネットはともかく、何故だか俺っちとエベリナは横に並んで正座らされており、クマゴロウさんの事情、世間話と言うグチを結構長く聞かされたのだ。


 そう言えば、俺っちはミレナがアネットを叱る時も正座させられたよなー。今回も俺っちは、被害者であるのに抜け出せなかったのだ。


 マァ、世の中にはつき合いというものがあるからな。そして暫く前から、エベリナお嬢様はアネットを、アネットは俺っちを、俺っちはエベリナお嬢様を、この延々と続くようなグチから逃げ出さないようにお互いを見張っていた。この状態、三すくみとも言うらしいが……。


 クマゴロウさんは、破壊的な威力を込めた握りこぶしを振り回しながら小一時間ほど大声でガナっていた。こぶしの速度は、エベリナのムチの様なシッポに匹敵するだろうな。


 だが、アネットは小言に慣れているのか、大声を聞きながらうつらうつら始めた頃に、やっと気が済んだのか、再び変化の魔法を使ってキュートなクマの縫いぐるみに戻っていた。


 この落差はいったい何と言えばよいだろう。俺っちはジェントルマンなので、そんな事はおくびにも出さないで会話を続けたんだ。


「では、そろそろお暇させていただきます」

「そうですか。このような所までおいでいただき、何のお構いも出来ませんでしたが」

「イエイエ、とんでもございません。私こそ突然お邪魔いたしまして、失礼いたしました」

「あとこれは、御口汚しかもしれませんけど、お土産にと用意させていただきました。ご笑納下さい」

「オォ、よろしいんですか?」

「エェ、ほんの御口汚しです」

「お話を聞いて戴いた上に、ご丁寧にありがとうございます。先を急ぎますので、これにて失礼します。では、ごきげんよう」


 クマゴロウさんへのおみやげは、「道の駅あおい町」の売店にあったハニーカステラの切り出し一択である。おやつにでもと思って、買っておいたのだが命には代えられない。こっちの世界では、甘いものが好まれる様なので甘いカステラなら良いだろうと思ったのだ。


 マ、サイフが許したのが沢山のカステラの切れ端が入ったこれだったという事も有る。純粋な蜂蜜があれば良かったかもしれないが、純粋な蜂蜜は目が飛び出るような値段なのでやむを得ないのだ。


 よく知らないけど、安い蜂蜜は水飴やいろんな物が入りすぎで、違いが分かるだろうクマゴロウさんにはとてもじゃないがお出しできないからね。


 で、クマゴロウさんは来た時と同じように、大きな体に戻ってからズンズン地響きを立てて帰って行った。賢明な判断である。実際、小さなぬいぐるみの歩幅では、帰り着くまでに随分と時間がかかりそうだからな。


 ※ ※ ※ ※ ※


 ウーム、考えて見ると最近は甘い物好きのお客人が多い。この分でいくと、砂糖に氷砂糖、場合によってはキャンディーも良いだろうが、お土産用とは言わないが常備しないといけない気がしてきた。


 「道の駅あおい町」の田中さんに頼んで、本当に流通で入れてもらう事になるかも知れん。変わった客が多いのがなんだが、異世界と繋がっているんだ。仕方がないのかなぁ。


 そうそう、一つ発見が有った。甘味もそうだが、意外な発見が有った。俺っちの手料理がすこぶる高評価なのだ。ぜひ、母さんや姉さんに聞かせてやりたいものだ。


 俺っちはやればできる子なんだよ。ここはひとつ、一人で出来る男のお・も・て・な・し・料理でも考えていつ何時でも対応できるしておいた方が良いだろう。となれば以前、バイトした喫茶店のマスター秘伝のメニューを用意すれば喜ばれるだろう。


 選んだ物の中には、到底喫茶店のメニューとは思われない物が有ったが、この道一筋何十年ともいうマスターの直伝だから間違いないはずだ。尚、店はたたんだ様だが何が原因かは分からない。


 マァ、料理を教わった恩義の手前、悪くは言いたくないが思えば暇な店であった。なんで俺っちをバイトを雇ったかは謎だ。それはともかく、思い出したのが10種類ある。


 簡単で早く、しかもたいして手間もかからず、美味しいと言う料理であるそうだ。では、過去を含めて製作した物の秘話を順番に公開しよう。


1番目は、グラタンはお子さまにも大人気。という事でグラタンである。フムー、クリームシチューになってしまったな。どうやら牛乳の分量が違ったたようだ。初心者だからな。別にホワイトシチューだと言っても問題ないだろう。俺っちには、言論の自由が有るからな。


2番目は、焼き芋かな。これは、芋を洗ってアルミホイルを捲いて、焼けたら皮ごと頂くというシンプル・イズ・ベストと言うタイプだ。おいしさがギュットとじ込めてあるからな。女の子には特に受けるはずだ。アツアツはさらに旨いので、時々口の中をやけどするやつだ。


3番目は、ピザパイ。生地うんぬんより、冷凍ピザに具をましましすれば、なおOKである。時短料理だと思えば良いのだよ。これも女の子に受けるな。焼く前に、一緒に追加のトッピングをすればそれなりに楽しめるだろう。一緒に作れば、久しぶりのままごとも良いなという事になるはずだ。


4、ベイクドポテト。焼き芋のアレンジだな。ジャガイモにホイルを捲いてほっておくだけだしな。食べる時に、バターを一欠け忘れないようにと。風味も増すしな。焼き物系のメニューが多く選んだのは、火炎が吹けるレッドドラゴンのエベリナに頼めばいいと思ったからだ。


 が、まさかドラゴンブレスやドラゴンビームだとアルミホイルが溶ける熱量だとは知らなかった。当然、中身は炭になっているわ、で大変な事になった。やはり人を見て頼み事をしないといけないと思う今日この頃である。


5、フルーツホットケーキ。市販のホットケーキミックスやレーズン、乾燥フルーツなど混ぜれば良い。混ぜるだけだもんな。かけるのはメイプルシロップか蜂蜜か、どちらがいいかな。ジャムも良いな。


 炊飯器でも、ケーキもどきのができるしホットケーキミックスは実に応用が便利くんだ。練習用の抹茶を混ぜるのもOK。練習用だと安く上がるしな。


6、マカロニグラタン。リベンジだな。マ、焦げ目を上手につけれたら美味しく見えるし。失敗すれば、これはクリームシチューの濃いのと言い張れば良い。しかしながら、ドラゴンと言うのは加減と言うものを知らんのか! 容器ごと燃やし尽くすとは、エベリナにはもう頼まん。


7、ポン・デ・ケージョ。食堂の備蓄冷凍品に常備されていたな。焼くだけでパンが出来上がると言う訳か。ベーコン、ごま、カレーなどトッピングでいろんな味があると。白パンでしかも柔らかい。あの冒険者達なら涙を流して喜びそうだ。


8、ローストポークか。でもこれは、クラドン国の方が美味いかもしれないな。豚ロースを塩で包み、塩釜仕上げのダッチオーブン料理。フーン失敗が少ないのか、焦げても野趣が有ると言えば良いしな。


 ここで再びドラゴンの登場。エベリナは確かに狩が上手い。さすがドラゴン。だが、炭になった肉は食えんだろう。


9、ローストチキン。豚が出来れば丸鶏も料理できるという事だな? ダッチオーブン料理の定番なのか。付け合わせ用の野菜も一緒にローストする。手間が減るのは良いな。


 これは意外な事に材料となる狩猟がOKであった。鳥などに近づく前にエベリナが一声挙げると、バタリと卒倒するのだ。どうやら、威圧と言う魔法らしい。


 よって材料の鳥が手掴みできるのだ。だが、俺っちは捌くのが苦手な普通の日本人だし、まだ鳥ぐらいなら良いが獲物が大きいのはなー。で、道の駅で仕入れる事にした。すこし残念である。エベリナごめんな。


10、塩釜フイッシュ。魚を塩で包み、塩釜仕上げ。手間がかからず、失敗の少ないダッチオーブン料理。卵白を混ぜて塩釜にするのか。塩釜は応用が利くし、こっちの世界では塩は高値らしいから、凄く豪華に見える事は間違いないだろう。おもてなし料理に使えるな。


 食材を手に入れるには「道の駅あおい町」で間に合いそうだ。川魚は近くの川で捕れるピチピチのが置いてある。多少時間はかかるが、置いて無くとも大抵の物はオーダーが出来るしな。


 定番のBBQは料理をテーブルに並べて焼くだけでいいんだ。楽ちんだ。スモークも良いな。これはやった事あるし、レンタル用のが有ったからな。これだけ出来れば御の字だろう。


 ウン、俺っちは隠れた才能を、自ら再発見した訳だが、一部のドラゴンには料理が頼まない方が良いと言うのも分かった。


 尚、アネットは最初からゴロゴロしているだけで食べる専門であった。身長が120センチ弱なので、ガス台に手が届かないと言い張るのであった。

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