応援コメント

第2話 悪霊」への応援コメント

  • 光明、残光、残映……
    血漿、血流、血潮……糸で繋がれたように印象深い熟語選び。

    吉増剛造さんの詩を読んでいるようです。
    言葉の質感がむき出しで艶やかと言うか、
    単色では無く、淡色でも無い、何かが其処に在るような。

    詩歩子さんにしか出せない色を出せていると思います。
    僕にしか出せない色で対抗したい、切磋琢磨したい。

    夜明けと共にグラデーション。
    白い空が広がる土地に行ってみたい。
    電車で一駅の場所なのか、地平線の更に向こう側なのか。

    作者からの返信

    イメージは小林秀雄が訳したランボーの詩。
    実は吉増剛三さんの詩は未読でした。

    『言葉の質感がむき出しで艶やかと言うか、
    単色では無く、淡色でも無い、何かが其処に在るような。』

    毎回、的確かつ、洗練された評価に驚いています。
    私は評論やレビューが苦手で、合評会でもしどろもどろになってしまうんですね。
    達人さんも誰にでもない、色を作品というキャンバスに描けるよう、応援しています。