時計の狂った台湾客家

@MasatoHiraguri

第1話  台湾客家の「罪と罰」

  つい2年ほど前までは、台湾の政治など、まるで無関心でした。

  2020年3月、再度台湾に住み始めた当時、日本の政治については、安部に連なる在日韓国(百済)人がトップにいる以上どうしようもないという理由で無関心でしたし、台湾の場合は「どの政党が政権をとろうが、誰が総統だろうが、外国人(日本人)の私には関係ない」と、やはり無関心でした。


  また、中国に関しては、2020年香港の中国復帰に関して「雨傘運動」なんていう話を食堂のテレビで見て、「台湾も香港のように自由を奪われるのかな」なんて、いわゆる「悪の中国・善の台湾」という、日本で一般的なイメージを抱いていた私です。


  ところが、現在に至る2.5年間の(2度目の)台湾滞在中、

○ 台湾の政治を支配する台湾客家について大いに関心を持つようになり、それに関連して

○ 今まで抱いてきた台湾と中国のイメージが大きく変わりました。


  「中国のイメージの変化」とは、ここ10年ほど、日本のマスコミやネット上で盛んになってきた「悪の中国」から、高校時代の漢文の授業や浪人時代に読んだ、中国古典籍の世界が持つ「本来の中国」に逆戻りした、ということです。


  きっかけは、2020年7月に(自費)出版した「思い出は一瞬のうちに」という本を、ネット上で公開した頃から始まった、「嫌がらせ」でした。

  この本の中で、「中国の素晴らしさ」を書いた部分(第8話 「私的 日本拳法の世界」という約8,000文字の小文)に、現在の台湾を支配する台湾客家という宗教集団(日本における創価学会と同じタイプ)が拒絶反応を起こしたようです。

  そして、この反応(私に対する嫌がらせ)こそが、彼ら台湾客家の目的(日本人に反中国意識を植え付ける)を教えてくれたのです。


  台湾客家というのは、中国を否定することで自分たちの統治する台湾の存在(感)を作り出そうとする。いわゆる、「悪者を作ることで、自分たちが善人であるように見せかける」というプロパガンダを駆使するタイプの人間たちです。


  警察にとって「犯罪」が無ければ、自分たち警察官の存在価値がなくなる、いつでも悪や犯罪を作り出さないと自分たちの生活が成り立たない。

  それと同じで、台湾客家も中国という「悪」の存在があってこそ、民主主義の台湾・国際平和を推進するために(平和の破壊者中国と)戦う台湾、というイメージで、世界に売り込むことができるわけです。

  創価学会(在日韓国(百済)人)が支配する日本でも、「中国は悪でアメリカは善」というイメージを日本人に植え付けるのが、彼らの布教活動です。


  因みに、欧米ユダヤ人資本の世界戦略の基本は

① 欧州ではロシアと西側社会(NATO)を仲良くさせない。

② アジアでは中国と日本、ロシアと日本を仲良くさせない。

  ということです。

  アジアで国際ユダヤ資本に指名を受けた台湾客家は、②に従うからこそ「中国にケンカを売る」なんていう、「牛にハエが食いつく」ような、大それたことができるわけです。


  ここで私の本に戻りますが、この本は当然、日本語で書かれた・日本人(大学日本拳法人)向けの本です。台湾の人は誰一人としてこの本を読むことはないのですから、台湾客家の推し進める第一ステップ「台湾人が中国人を嫌いになるように仕向ける戦略」に対し、なんの障害にもならないはずです。


  しかし、台湾客家はこの本が気に食わない。

  それは、彼らの(最終)目的が日本にあるからなのです。

① 先ず、台湾人を反中国にし、

② 次に、日本人も「台湾人VS中国人の争い」に引き入れて、反中国にする。


  「台湾人と日本人は永遠の友達」という、女子学生のような・歯の浮くような・甘ったるい台湾客家の常套文句(得意のキャッチフレーズ)と、「中国に虐められる弱い台湾」という偽のイメージ(虚像)によって、日本人を親台湾・親米、そして反中国にする。


  台湾客家の嫌がらせとは、別の言い方で言えば脅迫です。

  彼らがそういう手段をとるしかないというのは


① 彼らに、私の本に正面から反論する大義も正義(正論)も無い

② 自分たちに後ろめたいことがある

  からです。

① 「中国は世界中の国々から感謝されている」「中国が無ければ台湾どころか世界中の国が困ってしまう」という正論を覆すことができない。

② 欧米のユダヤ資本家たちの為に、そして、自分たち台湾客家という宗教グループの利益の為に、「白を黒」と言い包(くる)める・ごまかす・嘘を言っている、という後ろめたさ・恥・罪悪感がある。

  今、台湾客家とは、ドストエフスキーの「罪と罰」で老婆を殺した主人公・ラスコールニコフと同じ心境にあるのです。


2022年9月11日

2022年10月30日

V.2.1

平栗雅人

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