第14話瞑想

甲羅高校は、甲子園でまさかの優勝をした。


一気に鷲尾は注目の的となった。


連日、マスコミに鷲尾は囲まれた。


しかし、鷲尾は、プロ志願書を出さなかった。


いつも通り、苺を夜中まで抱いた。


「鷲尾君は、大学に行きたいの?」


苺が推薦で一流の大学に合格していた。


「俺も本当は大学行きたいけど‥。ドラフトで選んでくれたプロに入るよ。」


「そぅ‥。じゅあ、一緒に住まない?」


「マジで?一緒に住みたい。」


鷲尾は、プロ志願書を出した。


去年日本一になったチームが1位で鷲尾の交渉権を獲得した。


鷲尾は、条件を1つだけ球団に出した。


寮には入らないで一人暮らしを望んだ。


球団は、条件を許した。


苺と鷲尾は大喜びした。





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