世界進行
@himiyarin
第1話アジアの覇者とは?
20XX年中国人民解放軍は台湾に侵攻したこれを俗に言う台湾有事である。
この世界線では日本とアメリカが参戦していないため、台湾は修羅場となっていた。
だが、その快進撃も長くは続かなかった。
台湾に駐留していた人民解放軍は突然現れた謎の勢力によって壊滅させられたのだ。
「おい!こいつら何なんだ!」
「分かりません、ん?日の丸が見えます!!」
それは日本の自衛隊だった。
自衛隊は台湾に侵攻してきた中国兵を蹂躙していった。
そして、その後には生き残った中国人を捕らえて連れ帰ったのだった。
こうして、中国本土での反乱を恐れた中国共産党政府は反乱分子の殲滅と日本やアメリカの干渉を防ぐために台湾に軍を集結させたのだった。
しかし、それは大きな失敗を招いた。
アメリカ・ロシア・フランスなどの国々は台湾への侵略に対して遺憾の意を示したのだ。
そして、中国は国際社会から非難され孤立する事になった。
さらに、その隙を狙っていたかのように韓国が北朝鮮とともに日本に宣戦布告をした。
これにより第二次世界大戦以来の大規模な戦争が始まった。
まず、自衛隊がプサンとソウルを同時占領
韓国は降伏。アメリカは韓国の同盟国だが、アメリカ軍同士の戦いは起こらず、一方的な自衛隊の短期決戦となった。
次に、北朝鮮軍基地のあるセレ島を占領した。
しかし、この動きはすぐに露見し、北朝鮮軍を中心とした大艦隊がセレ島に集結、激しい戦いの末に、自衛隊が勝利した。
その後、海上自衛隊は日本の排他的経済水域にある竹島に上陸した。
しかし、すぐに北朝鮮海軍に侵攻された。その後、海上自衛隊の潜水艦により竹島から追い払われた。
この結果を受けて、北朝鮮政府は中国に対して軍事協力を発動した。
しかし、中共軍は日本の軍事力を恐れて、核兵器の使用に踏み切った。
だが日本の対ミサイル設備は強く核は日本海で空中爆発した。
その後中国軍は台湾から石垣島までを占領
だが、中国軍は石垣島を占領する前に米軍の援軍が来たため撤退 その後も小競り合いが続いた。
しかし、徐々に日本は戦力を回復させていき、ついには台湾島を占領してした。
そのころ中国軍は、フィリピンとインドネシアを制圧していった。
中国はベトナムに戦力を集めようとしたが、東南アジア諸国連合(ASEAN)の各国からの軍事協力により
ほんの少し中国軍の進行を遅らせた。だがベトナムの首都ハノイを占領されてしまい首都をホーチミンに移した。
その後、中国はラオスとカンボジアへ侵攻した。
だが、これらの国は東南アジア諸国連合(ASEAN)による軍事支援を受けた中国がすでに制圧していたため、すぐに撤退した。
ロシア軍も黙ってはいなかった。
ロシアはモンゴルへの侵攻を始めた。
これに対して、インドとパキスタンが連合軍を結成して中国軍の大規模攻撃に備えた。モンゴル線結果は、ロシア軍の勝利に終わった。
そしてモンゴルはロシアへ多額の賠償金を支払うことになった。
さらに、モンゴルの領土は東モンゴル除いて全て失った。
モンゴルはこの敗戦をきっかけに国内に不満を持つ者たちが暴動を起こし、内戦に突入した。
この内乱は10年以上続き、最終的にはモンゴル・ロシア共和国が崩壊したことで終結した。
続く
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