侵略者と国連軍

@himiyarin

これは短編小説なので今回だけで終わります

ある年の宇宙、国連宇宙軍は戦争を始めた、これが第一次冥王星沖海戦である。

「そして、これが第三次冥王星海戦だ」

「……」

「第一次と第二次が人類側の勝利で終わっているから、今回も勝利すると楽観する者もいるだろう。だが、今回の敵はこれまでの物とは違うのだ。何しろ、この冥王星沖海戦では、人類は10億人が戦死しているからだ!」

「えっ?」

「信じられんのは無理もない。私だって最初は信じなかった。だが事実なのだ。冥王星沖の海は大量の人血に赤く染まったという。その数は10億人と言われている」

「そんなバカな! 10億人も死んだら、今頃地球の人口は1凱人しかいないじゃないですか!?」

「そうだ。だからこれは、冥王星沖海戦とは名ばかりの、人類史上最大の戦争だったんだ!!」

「うわああああっ!!!」

ガガーン!!

「ぐへぇーっ!!」

ドッカーン!!

「ぎゃひぃーっ!!」

ズドーン!!

海王星に攻撃が渡った瞬間、凄まじい閃光と衝撃が襲って来た。

「ああぁっ!?」

「くそぉっ!!」

一瞬にして数十機もの戦闘機が撃墜され、地上基地にも大被害が出ているようだ。

「なんてこった……こんなバカなことがあってたまるか!!」

海王星のアメリカ軍はつうようしないのか、海王星陥落は時間の問題のように思えた。

しかしその時、突然敵の通信波が途絶えた。

「おい、どうした? なぜ応答しなくなった?」

「わかりません……」

「まさか、やられたんじゃないだろうな?」

「いえ、そんなはずはありません。我々は無敵です」

「あ、見てください宇宙戦艦海連です!!」「おお、あれか……。さすが海連だな」

「はい。これで助かりますね」

「よし、我々も行くぞ!!」

「了解!!」

こうして、人類の反撃が始まった。海連の援護を受けた艦隊は、次々と敵を駆逐していった。

一方、海王星では……平和な時をすごしていたはずの市民たちは、突如現れた謎の艦隊によって恐怖にさらされていた。

「何なんだあいつらは?」

[侵略者よ」「侵略者め!」

「みんな逃げろーっ!!」

「きゃあああーっ!!!」

「助けてーっ!!!」

「死にたくないああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁーっ!!」

「おとうさんどこぉ~っ!?」

「ママァーッ!!」

「早く逃げるんだーっ!!」

しかし、パニックに陥った市民の群れは収拾不能の状態に陥っていた。

そして、ついに敵の攻撃が開始された。

ヒュウゥゥ―――ン……バシュ

侵略者側が海王星を占領すべく放ったミサイル群が、無防備な市民たちの上に襲いかかった。

「うわあぁぁ―っ!!」

「キャアーッ!!」

ドカーン!! ドカーン!! ドカーーン!! ドッカンドカドカン!!

「ぐえぇぇぇーっしんだあぁぁーっ!!」

「ぐわあぁーっ!!」

「ぎゃああぁーっ!!」

ズガーン!! ズガーーーン!! ドガガガガン!! グシャグシャーッ!! 地獄絵図のような光景が繰り広げられた。

しかし、その混乱の中で海連により太陽系は守られた。

「みなさん大丈夫ですか!? 落ち着いて避難して下さい!! さあ、急いで!!」

「うわぁぁーんおかあさぁーん!!」

「泣かないで、ほらお母さんが迎えに来たからもう安心だよ」

「うわああんありがとうございますぅ!!」

「気をつけて帰るんだよ」

「はい!!」

こうして海王星の戦いは終わった。

しかし、人類はこのあとさらなる危機にさらされることになる。

西暦2XXX年12月24日クリスマス・イヴ……

この日の夜、地球に向けて冥王星沖から多数の未確認飛行物体が接近してきた。

そこで宇宙ドイツ軍の宇宙戦艦ビスマルクが駆逐した。

「地球への侵入を許すな!! 撃てぇぇーっ!!」

ドガガガッ!! ドドドドドド!!

「ぐげぇぇーっ!!」

「ぎゃぴぃぃぃーっ!!」

「ぐへええぇぇーっ!!」

ドッカーン!!

「地球へ近づけるな!!」

「地球へ近づく者は敵とみなす!!」

「地球人に死を!!」

宇宙ドイツ軍の攻撃が、冥王星沖に展開する未確認飛行物体に向けられた。

「ぐげぇぇーっ!!」

ドイツ軍優勢のまま戦いが続くと思われたが、ここで予想外の事態が発生した。

「ぐえぇーっ!?」

ドッカーン!!

「ぎゃあああっ!!」

ズガーン!!

「ぎゃひぃぃぃーっ!!」

ドッカーン!! 突然、謎の巨大ロボットが出現したのだ

アメリカのF777戦闘機が抵抗、ロボットの進行を食い止めた。

「なんだこいつは!?」「宇宙人の兵器か!?」

「いや、違う! これはロボットだ!! こんな物見たことがないぞ!!」

「なにぃ!?」

「こいつ、なんて力だ!!」

F777が押されている。

「くそぉっ核爆弾を使えええぇぇーっ!!」

ドガガガガッガァァァーッ!!! ズガガーンッ!!

「うぎゃあぁーっ!!」

「ぎゃああぁーっ!!」

「ぐへぇぇーっ!!」

「ぐわあああぁぁーっ」

ロボットの右腕が取れた。

「やったぁっ!!」

だが次の瞬間、驚くべきことが起こった。

なんと、腕の部分がロケットエンジンになって、そのまま飛んで行ってしまったのだ。

「うわあっ!!」

「しまった!! 追うんだ!!」

「はいっ!!」

しかし、追いつけない。

人口惑星エルメアに衝突する直前、ロケットエンジンが切り離され、爆発した。

ドッカアアアーンッ!!

「うわああぁぁーっ!!」

「ぎゃああっ!!」

「ああぁっ!!」

「うわああぁぁーっ!!」

「きゃああああーっ!!」

こうしてエルメアへの衝突は免れた。

しかし、エルメアは大ダメージを受け、人類は危機にさらされることになった。

そして、人類は再び滅亡の危機に立たされようとしていた……。

西暦20XX年1月2日正月元旦 地球は、再び宇宙からの侵略者に脅かされていた。

「人類は滅びるべきなのだ……」

「そうだ破壊しつくしてしまえ!!」

侵略者トップケイレーが言った。

「人類よ、我等に従わぬものは滅ぼすまで!!」

「ぐふふ……人類の文明を消滅させてやる!!」

「くっくっくっ」

「うむ、地球は我々が支配するべき星である!!」

「そうとも、地球こそ我らの支配すべき星!!」F7777アメリカ戦闘宇宙機が抵抗ケイれー側大損害。

「地球へ近づけるな!! 撃てぇぇーっ!!」

ドガガッガァーッ!! ズガガガーンッ!!

「ぎゃあああぁーっ!!」

「ぎゅえええぇーっ!!」

「ぐげぇぇーっ

ケイレーが倒れた。

「よし、やったぞ!!」

「油断するな!! まだ奴は生きている!!」

「うわぁっ!!」

「うわあぁーっ」

ズガーンッ!!

「ぎゃああっ!!」

「うわぁぁーっ」

「ぐげーっ!!」

「うぎゃああっ!!」

「ぎゃああっ!!」

「ぎゃああぁーっ」

「うがーっ」

「ぎゃああっ」

「ぐえぇぇーっ」

「ぐわあぁーっ」

「ぎやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁーっ」

「ぎゃああぁーっ」

「うぎゃあああぁーっ!!」

「ぎゃああぁーっ」

「ぐげえぇぇーっ」

「ぎゃああっ」

「ぎゃああぁーっ!!」

徐々に侵略者が押されていき侵略者の本星カーストa18星雲に撤退していき降伏、ケイレーは殺された。

こうして地球の平和は守られたのだった。

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