15 オトラバス攻略法


 深夜2時過ぎ、エイスらを乗せた馬車がサロース邸に戻ってきた。


 馬車から降りきた五人の表情が硬い。

 唯一普通に近い表情のエイスも、少なくとも明るい表情ではない。

 それでも、彼は女性たちからの問いかけにいつも通りに応じる。


 エイスは持ち帰ったオトラバス五体を医務室へ運び込んだ。

 その五体を診療台上に並べて、ミサーナとエミーナにいくつか指示を出した。

 二人はオトラバスのそのあまりの大きさに驚き、目が大きく見開いている。

 エイスの方はその中の二体を液浸保存するための作業に取り掛かった。

 彼は害虫対策用サンプルとしてインバルへ搬送するつもりのようだ。

 溶液の作り方を二人に指示していく。


 エイス以外の四人はリビングルームのソファにどっかりと座り込んだ。

 室内にどんよりと重い空気が漂う。

 その中でも特に暗い表情なのが島長のギロンド。

 祖父と父からの報告にかなりのショックを受けているようだ。

 重い溜息を何度もつく。


 十五分が過ぎた頃、液浸保存の作業を終えて、エイスが邸内に戻ってきた。

 まだ黒服のエイスは一度部屋に戻り、シャワーを浴びて着替えると話した。

 簡易解剖をその後に行うと伝えた。



        *


 エイス、ミサーナ、エミーナ、ヨニュマの四人が医務室に入り、オトラバスの簡易解剖が行われた。

 これは解剖調査というよりも、解体検分的なもの。

 三十分後には解体された1.5m級のオトラバスが邸宅内の一室に運び込まれた。

 そこには知らせを受けて駆けつけた守人族長らの姿もあった。

 4時に近づこうとする時刻にもかかわらず、新たに八人がその場に加わった。


 テーブルの上には通常体とバラバラにされたオトラバスの両方が置かれている。

 大型オトラバスを初めて見た者たちは、そのあまりの大きさに言葉を失う。


 エイスがその場で表に出ることを断ったため、調査報告はギアヌスとミサーナの二人の主導で行われることになった。

 エイスは長耳に戻し、第三者を装っている。


 ギアヌスは実際に戦った際の状況を話しながら、現場で折れてしまった二本の剣を見せた。

 その剣の状態を見れば、大型オトラバスの頭部の硬さも容易に想像できる。

 日頃から訓練している者でなければ、外殻(外骨格)で保護された部分を剣では切れないだろうと伝えた。

 また、剣や槍等の武具にも高い強度が求められる、と言葉を加えた。

 そして、動きは単純だが、侮れない跳躍力を持つ。

 一足跳びでこちらに届く。

 20m程度なら一瞬で移動してくる。

 彼は淡々とそう説明していった。

 また、ギアヌスは下顎を指差しながら、腕や脚なら防具ごと嚙み切られる、と。

 それは下顎というよりも、太く頑丈な二本の鎌。


「それだけではありません。

 この下顎は剣や槍を受け止めて、武具を噛み切る力と強度を持っています」


 ミサーナがそこでギアヌスの説明にそう付け加えた。

 これに室内が騒めく。

 防具でも、武器でも、下顎の攻撃を受け止められないとなると、かなり本格的な戦闘を想定しなければならないからだ。

 だが、それは戦闘訓練不足の島民にとっては酷な話だ。

 このため、デューサは盾の装備を推奨した。

 だが、そうなると片手で槍や剣を扱うことになり、攻撃力が著しく低下する。


 ギアヌスが現場での実体験と見分の話を終え、次にミサーナが説明を始めた。

 先ずは下顎の脅威について。そして、外殻(外骨格)の強度について概説した。

 外殻は軽合金級。

 強引に切ろうとして力を加えると、剣が折れてしまう。


「そして、我々が最も危惧すべき新たな発見がありました。

 それがこの上翅じょうしです」


 それこそがエイスが現場で見つけた新たな翅だ。

 オトラバスの外見だけを見ていると気づき難いのだが、実は前翅の上に翅が重なっている。

 前日に解剖した小型個体は「前翅+後翅」の二層構造だった。

 ところが、大型個体は「前翅+後翅」の上に、さらに「上翅」があるのだ。

 ただ、それが保護色のように前翅と同じ模様をしているので、気づき難い。


 獣人族長はその翅に対するを理解できなかった。


「もう一枚翅が増えたことがそれほど大きな違いを生むのですかな?」

「はい。大きな違いです。

 その翅に触れてみられると、その違いが分かります」

「触ってみていいのですか?」


 ミサーナが小さく頷いた。

 獣人族長はテーブルに近づき、その上翅を指先で何度かつついてみた。

 コッコッ……という微かな音がした。

 ──軽い響きだがやや硬い音。


「えっ!?

 ……なんだ?

 こ、これ! 硬い皮……と言うか、まるで皮の盾じゃないか!」


 ミサーナは解剖体の方からその上翅を手に取り、皆に見せた。

 それを見て、皆がようやくただの翅でないことに気づいた。

 彼女が上翅の表面をペンで叩くと、ペキペキとやや硬い音がする。


 ──そう。

 それはカブトムシやカミキリムシ等と同様の上翅。

 上翅とは、実際には翅ではなく、翅全体を覆うカバー(殻)だ。


「この上翅には恐るべき特徴があります。

 これはそこにおいでになるエイス様がお気づきになられました。

 外殻ほどの硬さはありません。

 ですが、この上翅は軽量なだけでなく、熱に非常に強いのです」


 その説明を聞いて、守人族長の表情が強張った。


「ま、まさか……火炎攻撃に強いと?」

「真に残念なことですが、その通りです。

 この上翅がなければ、地上にいる際にも火炎や槍で飛行翅を狙えました。

 先に翅を奪い、その後に叩く。

 それがオトラバス対処法の基本でした。

 ですが、大型個体にはこの上翅がありますので、それが難しくなりました」


 そう、地上にいる際にはこの上翅により飛行翅が守られる。

 このため、地上でオトラバスの飛行能力を奪うことが難しくなったのだ。


「では、火炎攻撃は効かないと?」

「いえ、普通に攻撃可能です。

 焼き殺すことはできます。

 ただ、火を使って、短時間で翅を焦がしたり、翅を傷つけたりできません。

 そうするためには、先に上翅を排除しなければなりません」

「それは……、例えば、先に槍でその上翅に穴を空けるということかな?」

「はい。

 それができれば、下の普通の翅を焼くことができます」


 ギアヌスはその説明を聞き、ある疑問が湧いた。


「そうであれば、飛行中はどうなんだ?

 飛行時なら翅を直接的に狙えると思うが」

「飛行能力が高いままで飛ばせてしまいますと、逃げられてしまいます」

「まぁーそれはそうだが……。

 それでもその上の翅が開いた状態なら後ろの飛行翅を直接焼けるのだろう?」

「それはどうでしょうか……。

 それでもまだ前翅がありますので、簡単に撃ち落とせるとは思えません。

 どちらにしても火炎攻撃はあまり効果的ではないと思います」

「効果的ではない?」


 その質問を聞いて、ミサーナがエイスの方をちらりと見る。

 それに応じるかのように、エイスが小さく頷いた。

 エミーナとヨニュマの二人がそれに示し合わせたかのように、もう一体の未解剖のオトラバスのところへ向かった。

 エミーナが上翅を持ち上げ、ヨニュマが下の翅を広げていく。

 二人がオトラバスの飛行時の状態を再現してくれる。


「皆様、こちらにおいでなられると、その状況を掌握できるかと思います」


 ギアヌスを含む室内のほぼ全員がオトラバスの正面に移動した。

 上翅が開き、実際に飛行している状態に近い姿勢を見ることができる。


「こ、これは……。

 正面から見ると、開いた上翅が飛行翅を隠している!」

「あぁ、これでは真正面からの火炎攻撃では、飛行翅にほとんどダメージを与えられないかもしれない」


 進化したオトラバスの大型個体は新たな翅を持つ。

 おそらく脱皮回数が最低もう一回増えたと推定される。

 新たに獲得したのは、脆弱な飛行用の翅を覆うようにカバーする上翅。

 カブトムシやカミキリムシの上翅のような皮殻である。

 つまり、地上にいる時には飛行翅が傷つかないようにその皮殻がカバーする。

 しかも、飛行翅にそっくりな模様があるために、遠目には上翅が増えたことに気づき難い。

 また、この上翅は飛行時には飛行翅の邪魔にならないように前方に大きく開く。

 そして、その上翅が後方への気流を変化させる。

 正面からの火炎を受けても、上翅が飛行翅を隠すだけでなく、この上翅の起こす気流変化により炎が飛行翅から遠ざけられてしまうのだ。


「エイス様、何か補足はございませんか?」


 ミサーナは説明を終えて、最後にエイスにそう尋ねた。

 ここでエイスが話す予定はなかったが、彼女はあえてエイスに話を振ったのだ。

 エイスは仕方なそうな表情を浮かべる。


「おれから特に補足はない。

 ただ……、エクレムスト連邦とリキスタバル共和国が駆除に失敗したという認識はもはや捨てるべきだ。

 このオトラバスは相当な難敵だ。

 そして、総合的な観点の中で、最も重大な点はやはりその数だ。

 おれの推算ではこの上翅を持つ大型が、五千以上。

 そして、一万二千という群れの総数。

 それとどう向き合うかだ」


 それを聞いたギロンドは悲鳴に近い声を上げた。


「不可能です──。

 この島の島民だけで立ち向かえるような相手と数ではありません」


 その声に即応したのは父親のデューサだ。

 デューサとギアヌスも一時は絶望した。だが、そこから這い上がってきた。


「それでも逃げるわけにはいかない。

 知恵を絞り、全ての可能性を探るんだ。

 殲滅できないとしても、一匹でも多くこのオトラバスを倒す」


 ギアヌスがエイスの方を向き、頭を下げた。


「エイス殿、貴殿には世話になりっぱなしだ。

 貴殿がいなければ、何も知らないままで動いていただろう。

 申し訳ないが、もう少しだけ力になってくれないか」


 龍人が頭を下げるようなことは、この社会では普通ありえない。

 ただ、表舞台に出たがらないエイスの協力を引き出すために、彼は頭を下げた。


「うーん、改めてそう言われても、返答がし難い。

 それで……

 おれに何を期待しているんだ?」

「何でも!!

 この状況を打開可能な全てだ。

 わしは貴殿なら何か策を待っていると思っている」

「おいおい……。前に言ったが、おれは観光客だぞ」


 そう話してからエイスは微笑んだ。

 仕方なそうに頭を少し掻いてから、再び口を開いた。


「そうだな……。

 なら一つだけ。

 火炎攻撃主体の作戦を諦めることだ。

 地上にいる大型のオトラバスから翅を奪うのは難しい。

 飛び上がった大型のオトラバスを落とすのも同様に難しい。

 そして、厄介なことにおそらく熱攻撃に対する耐性も高い」

「──虫なのに熱に強いと?」

「まぁ簡単にはそういう話だ。

 ただ、もうこいつらを普通の昆虫とは考えない方がいい。

 それにもかかわらず、火炎攻撃を多用すると無用な被害を拡大させることにもなりかねない。

 火災が起これば、あらゆる活動に制約が生じる。

 主戦力は獣人族だ。火災は獣人族から視覚、聴覚、嗅覚の優位性を奪う。

 ──だが、あいつらは存外電撃バリオには弱い。

 電撃バリオと物理攻撃主体の策に切り替えた方がいい」


 ここでエイスはこれまでの基本作戦の根底を否定した。

 ──火炎ではなく、物理攻撃と電気系攻撃主体に変更しろ、と。


電撃バリオ!?

 しかし、それでは数を倒せないのではないかな?」

「いや……だからさっきも言ったように、大型個体は難敵だ。

 火炎攻撃で数を倒せる保証があるのか?」

「そ、それは……まぁ確かにそうだが」

「だが、今晩おれがやったように、大型でも電撃バリオなら確実に倒せる。

 守人なら(単発)電撃バリオは使えるはずだ。

 確かに数の問題は残る。

 だが、そこで焦って火炎を多用しても状況は好転しない。

 電撃バリオ雷撃ザリオで大型個体の数を確実に減らすことだ」


 対集団の攻撃において、一見では火炎攻撃の方が効率的に思える。

 火に弱い昆虫が相手であれば、より一層そう思い込みがちだ。

 密集する虫たちを一網打尽にできる、と。

 ただ、火炎は足の遅い攻撃であり、大気や風の状態から強い影響を受ける。

 加えて、地上にいる大型個体を上翅ごと焼き払うにはかなりの火力と炎温が求められる。

 そして何より、火炎による火災が恐い。

 エイスが先に指摘したように、火災が発生すれば、それこそあらゆる活動に制約が生じる。


 これに対して、電撃バリオは超高速攻撃。

 術師の発動制御が高次元であるほど、攻撃範囲をかなり拡大できる。

 だが、電撃バリオには距離の制約がある。

 反対に、雷撃ザリオは遠距離を狙えるが、攻撃範囲が極狭。

 確実に命中させられれば効果的な攻撃だが、そこが難点である。

 極論すれば、雷撃ザリオはライフル。電撃バリオは散弾銃。

 ゆえに、雷撃ザリオよりも電撃バリオ。そして、さらに広範囲攻撃が可能な火炎術が好まれる。


 ここでアルスが笑いながら、エイスに話しかけた。


『十体のオトラバスがいるとして、火炎と電撃バリオのどちらが早く倒せるかだな』

『そういうことだ』

『おれも電撃バリオ雷撃ザリオを選択する。

  近距離なら電撃バリオの方が効果的だ。

  距離があっても、火炎で十体を仕留める時間よりも雷撃ザリオの方が絶対に早い。

  わりと大きな標的だし、狙うのも難しくない』


 オトラバスは人間サイズの超大型昆虫。

 雷撃ザリオでも十分に狙える大きさだ。

 火炎攻撃が有効でないなら、電撃バリオ雷撃ザリオを使えばいい。

 アルスはそう言っているのだ。


 ただ、ギアヌスはその考えにあまり乗り気ではないようだ。


「う、うーんっ……。ま、まぁ、そうかもしれない。

 ただ、普段から電撃バリオ雷撃ザリオの練習をしている者は少ない。

 島の守人の中で雷撃ザリオを使いこなせる者が何人いるんだ?」


 それに守人族長が悩ましそうな表情で答える。


「島民の守人で雷撃ザリオを普通に使える者ですか……。

 まぁ、せいぜい八十人といったところでしょう。

 戦争が終わってから、定期的に雷撃ザリオの練習をしている者はほとんどいません」


 15歳以上で戦闘経験を持つ守人族の島民は八十人ほど。

 一人当たり30体のオトラバスを雷撃ザリオ電撃バリオで倒したとしても、計2400匹。

 戦力不足は明らかだ。

 それでも、ギアヌスは冷静に算段していく。


「それに、わしら親子、ギロンド、エミーナらを加えれば、少なくとも三割は削れるだろう。

 エブラム様なら単独で一割強は削ってくださるだろう。

 これに獣人族の二千人と鳥人たちか……。

 エイス殿、貴殿の言った物理攻撃とはどういう意味なのかな?

 剣や槍でオトラバスを倒すにはそれなりの武器強度と腕が必要になる」


 それを聞いてエイスが笑いだした。


「なにを言っているんだ!?

 ギアヌスとデューサが今晩やったことと同じことをやればいいんだ」

「──わしたちと同じこと?」


 これにはデューサがすぐに気づいた。


「あぁっ‼

 父上、それこそ獣人族が最も得意とする攻撃ではないですか」

「はぁー!?

 ──なんだ、それは?

 おっ……あぁっ!? そういうことか……。

 なんだ!! 逆に殴り倒せばいいだけのことか」

「はい。

 きれいに切り倒す必要はないわけです。

 反対に、原始的なクローや拳鍔、それに大槌おおづちとかで殴り倒した方が早いはずです。

 甲冑の硬度くらいなら、獣人族が力で叩き壊してくれます。

 下手に剣や槍を使わせようとするから難しいことになるわけです。

 我らも大剣で叩き潰しながら、雷撃ザリオも使えばいいだけのことです」

「そういうことなら……

 総力戦ならかなりの数を削れはするな。

 敵の詳細が見えたおかげである程度の計算が立つようになってきた。

 こうなると、上空対策次第だな。

 飛ばせさえしなければ──」


 そこが要所だ。

 その対処ができれば、数を削っていける。

 エブラム以外の竜族の支援が欲しいところだ。


「エブラム様にお願いして、雷竜様を招聘いたしましょう。

 雷竜様の拡散雷撃なら広範囲の敵を一気に麻痺させられます。

 可能であれば飛行能力を持つ竜系人ヴァラオも一緒に」


 ギロンドがギアヌスにそう話しかけた。


「そうだな。

 雷竜様なら広範囲雷撃を上空に吹ける。

 竜系人ヴァラオは空中でも雷撃ザリオが使える。

 エブラム様にお願いしてみよう」


 島長のギロンドはこの場の話し合いを懸命に記録する。

 室内では熱気を帯びた話し合いが続けられたが、エイスは途中から聞き役に回った。


 その話し合いを聞いていたアルスからの声が響く。


『なぁ、多少はマシな話し合いにはなってきたが、そんなに上手く運ぶと思うか?』

『いや、運ばないだろう』

『だよな……。

  希望的な推算が多過ぎる。

  あいつらは自力で群れの半数を削れると思っているようだしな』

『エブラムと島民だけでは、群れの数を削るにしても、五千には及ばないだろう。

  しかも、それは単純計算での数字だ。

  そんなに上手くは運ぶわけがない。

  そのためには、それを可能にする作戦が必要になる。

  獣人族が無秩序に動き回っているようでは、守人の電撃バリオ雷撃ザリオを活かせない』

『全くだ。

  訓練もしてない二千人が、いきなり軍兵のように機能的に動けるわけがない。

  乱戦になったら、作戦なんてあってないようなものだ。

  雷竜の増援も決め手にならない気がするぞ』

『おれは雷竜のことを知らないから、そこは何とも言えない。

  ただ、この戦いは初撃が全てだ。

  初撃でどれだけ数を減らせるかにかかっている。

  どういう作戦であれ、それだけは変わらない』


 この長い話し合いは夜明けまで続いた。

 それでも、エイスは途中でその場から離れ、一時間ほど仮眠をとった。

 朝食を終えた面々はエブラムとの話し合いのために、いつもの丘へと向かった。


 ──この日、島を挙げてのオトラバス駆除作戦がついに動き出す。




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