第19話

 さあさあさあさあいつもの森…ではなくメルテーヘルにあるザク林大森に行った。

 ここはね、ツサガゴンでいうゴブリンとかそー言う部類の森だと思う。ゲームとかには1つぐらいしかこう言うゾーンないことが多いけど、この世界には何個もあるんだなぁ。てゆうか国に必ず一つあるとか言うのあるのかな?知らん。

 で、俺が考えついた作戦。その名は、奇襲作戦だ!

 サーリさんがステータス高いって言うのを利用して、ゴブリンを一体になるまで減らし、毒で最後のゴブリンを瀕死状態にする。それを俺が倒す。そう言う作戦だ。

 ちなみにサーリさんとは臨時のパーティーを組んでいる。

 バトルロイヤルゲームやったことある人なら一度はあるんじゃないか?こういうの。


 ささ、まずはゴブリン探し。探さないと何も始まらないからな。あ、いたいた…ってこれオークやん!それはそれでよし!ゴブリンでもオークでもステータスは100くらいしか変わらない!はず!

 俺達は茂みに隠れて、作戦を実行した。


「よし!行ってこい!サーリさん!」


「はいはーい♪お任せを!」


 サーリさんは茂みからでた。その瞬間、オーク達が一斉に視線をサーリさんに向けた。


「ッ!?」


「ささ、やっちゃいますよぉ〜!『ダークボイス』!」


 そうサーリさんが言うと、なんか黒くて太い声が高音で聞こえた。これ味方にも効くのかよ!ダメージは無いけど!鼓膜が!鼓膜が破れる!

 しかし、その高音もほんのコンマ数秒。多分オークを間違えて倒さないためだろう。

 その後、いつの間に持っていたのか、あまりにも似合わない大剣をストレージバッグから取り出し、無状にもオークを最後の一体までを倒していった。

 …強いなぁ。サーリさん。俺もこんなやつやりたかったなー。

 そんな事を考えていたらもう終わって最後の一体に毒を撒いていた。


「はいはーい。終わっちゃいましたよーやっちゃってください!」


 俺は最後一体に短剣を思いっきりを突き刺し、倒した。


 残りはゴブリンとワイバーンだけど…ワイバーンはどうしよ…

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