転移ライフシリーズNo.6

第23話 義賊

　ダーティの専門家、暴力の専門家、孫子の兵法を書く人、運命を紐解くカードの知識人、戦争の一騎当千、がちがちの法秩序、義賊、愛国者。

　笑顔いっぱいに現れるチェスと紅茶の試験。

　信太郎

　「君、あれだね、所謂、天才って奴だね、いるんだね、ちょうど良かった、チェスと紅茶の時に楽しめる」

　相手

　「諜報と暗殺の職業を聞いた側は、わからないな、何をしている？」

　信太郎　　

　「うーん、そうだね、昔話にね、諜報と暗殺の職業がすごっく暴れた国で、時の天下人がやっちまえと大量殺戮した事件があったから」

　苦笑いした相手、このチェスと紅茶。

　信太郎

　「でもね、子供の時に、憧れてね、こっそり、調べた、でも、不思議な事に、家に棒があったと病的な嘘つき母親が口にしてね、不思議な事をいった、剣の道具は友達にあげた」

　相手

　「成る程、子供を疎んだ良心的か」

　信太郎

　「違いよ、家族の思想に反した俺が敵なんだ」

　相手

　「諜報と暗殺の職業を憧れた？」

　信太郎

　「うん、実はね、妹は内偵の諜報だった、ずっと監視した」

　相手

　「ほう、賢いな」

　信太郎

　「そう賢い、でも姉は激昂したは、近所に暴れてね、姉の同い年に言われた、あいつの家族の割には大人しいなって」

　苦笑いした相手。

　信太郎

　「そうだよね、妙だよね、内偵の諜報は妹、姉は危険人物、母親は病的な嘘つき」

　相手　　

　「いや」

　信太郎

　「父親が口にした内容に歯向かった、どうも家族は、父親の思想に賛同した、これが困ったなだ」

　相手

　「成る程」

　信太郎

　「父親の思想、賛同した家族、でね、友達がいて、ある時、抜けないかって提案した、ところが調べた先は絶対に失格する組織だった」

　相手

　「まさに敵だな」

　信太郎

　「そうだ、全員が敵だった、最初から敵を包囲した自称は素晴らしい内容の諜報組織だった」

　相手

　「殺して逃げた」　　

　信太郎

　「祖父は病に死んだ、祖母は病に死んだ、母親は野菜を食べまくり、貧血に死んだ、ところが父親は元気いっぱい、後から祖父の土地を父親は奪った犯人とわかった、あれから調べた、不思議な連絡を聞いた」

　周りはひきつる。

　信太郎

　「それだよね、祖父の土地を奪った犯人が父親、不思議な連絡は土地を買いたいと商いから聞いた、疑惑は薄かった、濃い確信が満たした」

　相手

　「成る程、全員が賢いな」

　信太郎

　「それだよね、全員がぐる、裏は土地取引、全員が芝居、いっさいがっさいがね」

　相手

　「全員で山分けか、賢い」

　信太郎

　「それだよね、あれから怨んだ、淀む位に怨んだ」

　相手

　「成る程」

　信太郎

　「祖母の死後、父親は姉に隠蔽した、ところが姉は知った、父親に泣いたよ、妹は爆笑した　」

　相手

　「立派だ」

　信太郎

　「そこだよね、あれから、わからないと姉は泣いた、どうも姉は祖父、祖母の事情を知らなかった、あれから迷った、いっさいがっさいがわからない、だから旅にでた、この先に戦いがあり、俺は得ていった、だが最後は意地を張った、やっぱり意地を張らない道が正しかった」

　相手

　「お前が愚かだからだ」

　信太郎

　「そこだよね、だから愚者となったんだ」

　チェスと紅茶、一人の人生は、数奇な運命と言われた。

　信太郎

　「昔、財布から、物乞いに金を出した、やっぱり自称友達が辞めろと止めた」

　ぐるの全員、姉は知らない唯一。

　信太郎

　「従兄弟、全員なんだけど、後から調べた、ところが裏話が３人でた、従兄弟達は全員が共犯者、ところが従姉妹達は知っていたかと言われたら、疑いがあまりに薄かった、ところが裏話が女達はなかった、笑顔いっぱいが嘘ではなかった、俺が生きた家族は、裏切り、騙し、搾取、当たり前な人間達、あれが人間として立派な側だった、世間的は立派だったよ」

　難しい瞬間、このチェスと紅茶。

　相手

　「成る程、笑顔か　」

　信太郎

　「それが、暮らしの僅かな光だった、結果的に父親は狂い始めた、姉は父親のやり方に困った、父親は正気を失い、墓に柵を築いた、もはや狂人と違いに困った」

　相手

　「主犯の男が耐えれないか」

　信太郎

　「ああ、会話も困る、もはや食事も困る、限界だった、有り金と逃げた」

　相手　　

　「妹は喜んだな」

　信太郎

　「ああ、人間として、妹は立派だった、一つも狂わない人間、本心から笑える、あれが人間だった、あれほどの人間は希少だった、因みに内臓が大事だと」

　笑わない。

　信太郎

　「限界だったよ、もう無理と逃げた」

　限界の人間、内臓が大事な妹。

　相手

　「内臓か、成る程、内臓が大事なのか」

　信太郎

　「ああ、耐えれない、内臓の話は要らない」

　家庭がヤバい信太郎。

　チェスと紅茶、家庭から逃げた信太郎の過去、限界だった暮らし、主犯の父親が狂った、妹は内臓が大事、姉は無理がある。

　共犯者以下は困った。

　信太郎の過去、限界から逃げた。