人生詰んだら、理解のある彼女ちゃんが出来た。
ろくでなし
はじめに。
概ね、あらすじの通り。
20代に乗ったあたりで、親を失った。
唯一の親族だった。
仲は悪かったが、
居なくなるとそれはそれで寂しいものだ。
友達を作っても、長続きしない。
俺の人間性に問題があるのは重々に理解している。
友達は居なくても困らないが、親族が居ないと保証人だの、緊急連絡先だの、困ることは山のようにある。お陰様で、低所得に嘆く日々。
――だったのだが、紆余曲折あって、職さえも失った。
流石にここまでくると、いよいよ、人生詰みだ。
画面から今日も出てこない、子供の頃から大好きな俺の人生のヒロインに課金する唯一の楽しみさえ、出来やしない。
そんなこんなで、自暴自棄を起こしたわけで。
面白半分にマッチングアプリとやらを入れてみた。
それもレビューが最悪なヤツ。
どうせ、くたばるなら……との思いつきだった。
その結果――童貞オタクの妄想みたいな彼女ができた。
そんな俺の話を今日から、思い出したりしながら、書き綴って行こうと思う。
今日も劣等感で、吐きそうだ。
あと「――」の使い方ってあってる?
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