Matching Application Buddy
作家:岩永桂
広島が誇る香水少女
第01話 両耳垂れた恋の招き猫
マッチングアプリ・バディ
Matching Application Buddy
好きな猫種:該当件数 1件
しまこ「スコティッシュフォールド飼ってる人、居ないかなあ?」
こうが「僕も飼ってる猫、スコティッシュフォールドなんです」
しまこ「偶然ですね! あの垂れ耳がたまんない!」
好きな漫画:該当件数 1件
しまこ「最終兵器彼女の泣けるシーンはどこですか?」
こうが「それでも、好きでした。って、日記のページで号泣!」
しまこ「又、こうがさん? 運命? それともドッキリ?」
好きな歌手:該当件数 1件
しまこ「EGOISTのあの曲が好き! マッチングするかな?」
こうが「多分、だけどGhost of a smile.」
しまこ「マジで? やらせっぽいマッチングだけど、私は運命だと信じたい」
上嶋芦子、通称:しまこはマッチングアプリにハマり中。
珍しいことに、三件同時に同じ男性とマッチングした。
渦中のしまこは、簡単に男性と逢ったりはしないタイプだけど
SNSのIDを交換したから、こうがさんの飼っている猫が拝める。
スコティッシュフォールドは垂れた耳が特徴的で
養老孟司さんが飼っていたことでも有名。
コーエーテクモゲームスが好きな人達は
【片倉小十郎】が「スコじゅうろう」と
【蜂須賀小六】が「はちスコ」と
【彦鶴 】が「スコつる」と、もじられていたことが記憶に新しい筈。
「ニャ」「ニャン」「ミィ」「ミー」「キャット」と曖昧に鳴き声等でもじられる中
「スコ」と、スコティッシュフォールドは、誇り高く刻まれる。
【しまこ】と【こうが】のマッチングはこれからどうなって行くのだろう?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます