第5話 親睦会の準備期間

第5話 親睦会の準備期間


 4月11日午前7時00分。朝から雨が降り、少し暗い。


「咲ー?起きろー!朝ごはん出来たぞー!」


「んにゃ〜うにゅっ!おはよ〜あきにぃ❤️」


「おはよう。さっと準備して降りてこいよー?」


「あ〜い」


『ガチャッ!パタン』


咲は朝に弱く、寝ぼけながら準備していた。着替えてる途中でさっきの事を思い出していた。

(あれぇ〜?さっきあきにぃ部屋に来てたよね?私の惚けた寝顔見られたかも!?うぅ〜恥ずかしいよぉ〜💦)

 

そんな事を考えていると


『コンコン』


「ひゃいっ!」


「咲ー?大丈夫か?朝ごはん冷めちゃうよ?」


「だ、だいじょうぶらよ💦今いくね💦」

------------------------------------------------------------------------------------

 午前7時39分。明輝と咲は朝ごはんを食べ、登校準備を終えた。


「咲ー?おいてくよー?」


「待ってよあきにぃ〜💦今行くから〜💦」


2人は仲良く一緒に登校して行った。

------------------------------------------------------------------------------------

 その頃、蝶ヶ崎優は生徒会室にいた。

「明輝くんはまだかしら・・・あなたにいっぱいお詫びしなきゃ・・・責任をとって私が明輝くんを幸せにしなきゃ❤️」


『コンコン』


「ん?入ってどうぞ。」


「失礼します。会長、少しお話がありまして・・・」


「なんでしょうか佐々木さん。」


「金曜日に行われる親睦会についてですが・・放課後に1年生が事前準備のために集会をするようで、会長から軽く説明をしてあげて欲しいと。」


「わかった。原稿とか準備するわ。」


「ありがとうございます。私はこれで失礼します。」


『パタン』


「さて・・明輝くんに手伝ってもらお❤️」

------------------------------------------------------------------------------------

 時間は少しとび、午後0時40分。お昼休みになった。優は明輝を呼び出しに行こうと放送室に向かっていると、明輝と咲がいるのを見つけた。


「あっ、おーい明輝くーん!」

(あっ、しまった💦周りに他の生徒もいたのに💦恥ずかしい…///)

------------------------------------------------------------------------------------

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る